明日の千葉を見つめて
活動日記
小川としゆきの主張②行財政改革の推進
11/03/28

 2回目は行財政改革の推進です。

 この行財政改革については、当選以来ずっと主張しておりますが、改革の方向性も人それぞれ様々であります。私の場合は、基本的にNPM(New Public Management)理論に基づいております。
 NPM理論とは、直訳すると新公共経営ということになりますが、1980年代半ば以降、イギリス・ニュージーランドなどのアングロ・サクソン系諸国を中心に行政実務の現場を通じて形成された、革新的な行政運営理論であります。有名なのは、サッチャー政権ですね。その目的は、民間企業における経営理念・手法、さらには成功事例などを可能なかぎり行政現場に導入することを通じて、行政部門の効率化・活性化を図ることで、究極的には「小さな政府」をつくることにあります。
 政策評価、エージェンシー、PFI、公会計改革、指定管理者制度などはこのNPM理論に基づいたものです。
 ただ、この理論に捉われ過ぎるというか、前提条件を間違えると、単なるコストカットのツールになってしまい、公共の果たすべき真の目的が失われがちになります。ここは大いに気をつけるところです。

 最近、行革論の中でムダの削減という言葉をよく聞きますが、ムダというのは主観的なものが多く、人によってはムダなものでも、別の人にとっては役立つものというものがあるのです。ゴルフや囲碁などの趣味もやらない人にとってはムダ以外の何物でもないですからね。ですから、あんまりムダの削減を追求しすぎると逆に世の中がおかしくなってしまいます。むしろムダがないと世の中は廻らないのです。四角い箱に四角い箱を入れたら動かなくなりますし、人間も脂肪がゼロでは死んでしまいます。ハンドルもブレーキも遊びが無くなったら危ないです。

 限られた資源の中で、ムダを省く作業は必要ですけど、むしろ必要なものとそうでないもの、今やるべきなのか、後からやってもいいのか、こういった「選択と集中」という観点が重要で、26日のエントリでも書きましたが、目的は何かということをしっかりと考えなければなりません。

 小川としゆきはこういう考え方で行財政改革を推進します。