明日の千葉を見つめて
活動日記
憲法について本気出して考えてみた
11/05/03

 今日は、憲法記念日です。あっちこっちで憲法フォーラムが開催され、護憲、改憲、色んな立場の意見が飛び交っていると思います。
 私は改憲派で、基本的に自民党が結党50周年大会で発表した「新憲法草案」を支持していますが、細かいところにはまだ議論が必要だと考えています。むしろ、2004年に発表した「憲法改正のポイント」をベースに掘り下げていき、最終的には国民的な議論をもっと高めていく必要があると考えています。
 よく言われることですが、制定以来全く憲法を改正していないのは我が国くらいで、この最大の障壁は「第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」にあると思います。あまりにもハードルが高すぎるために、議論にさえ辿りつかない状態です。私は憲法を改正するためにもいきなり個々の条文を議論し、1回で完成形に近いものを発議するより、まずはこの96条だけを徹底的に議論した上で改正し、もっと改正しやすい憲法にすべきと考えます。この部分だけであれば、党派は違えども、民主党も基本的に改憲路線ですし、公明党も加憲という立場を採っているので合意に至り易いはずです。
 そして、もうひとつ緊急に改正しなければならないのは、緊急事態における危機管理体制を整備できるようにする条文を加えることです。今回の大震災は緊急かつ非情な事態にも関わらず、国会は通常通りの運営で、補正予算を通すのにもだいぶ時間がかかりました。このような非常事態の場合は、迅速かつ的確な対応が求められるわけですが、現行の憲法には、大規模災害の場合の危機管理体制や仮に我が国が侵略を受けた場合の対応について全く明記されておりません。我が国を挙げてこの国難を乗り切りるためにも、それに相応しい体制や手続きを条文に明記すべきと考えます。
 この他にも9条と自衛隊の存在や89条と私学補助といったような憲法の矛盾点についても改正していかければなりません。
 いずれせよ、最近低迷してきた憲法議論をもっと活性化し、国民全体で憲法について本気出して考えていかなければならないと思います。