明日の千葉を見つめて
活動日記
震災から2ヶ月が経過しました
11/05/11

 今日で震災から2ヶ月が経過しました。改めて被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 各メディアも震災から2ヶ月ということで特集を組んだりしています。我々はこの震災を忘れず、そして絶対にこの難局を乗り越え、日本はやっぱり凄い国なんだということをみんなで共有したいと思います。

 ただ最近の報道を見ていると津波より原発の問題の方が精力的に報道され、風評被害に拍車をかけているような気がします。特に若葉区は幸いにも震災の被害が少なかったためか、市民の方々と話していても放射能汚染の心配が会話の端々に出てきます。これは政治的な初動対応が悪かったことも要因の一つだと考えます。いくら政府が安全ですと言っても誰も信用しなくなっています。さらに今回の浜岡原発の停止の要請も新たな風評被害を起こしかねません。実際に、中部電力の株価が下がるのは当然として、中部地方の上場企業の株価は軒並み下がっております。また、今回防潮堤ができるまでの措置だと述べていますが、防潮堤よりも今回の原発は電源が予備電源も含めて全壊したことが被害を拡大した要因であるのに、さも津波だけで原発がダメになったような印象を国民に与えかねません。私はこの度の原発事故については地震や津波といった天災はあくまでトリガーであって、被害の拡大は人災だと思っております。ただ浜岡原発については構造的なものを知りませんで、下手なことは言えませんが。

 それ以上にひどいのは、この報道です。
okada.jpg 他の人は普通の作業着なのに、岡田幹事長だけ完全防護服?? さすがに国民新党の亀井代表も呆れたようですが、「心が通う云々」以前に、「ここは危険ですよ」と全国民にメッセージ発信してるとともに、「自分さえ安全ならいいの?」と感想を抱いてしまいます。どういう意図があったのか疑問です。
 また、昨日、警戒区域内の一時帰宅の報道がなされていましたが、防護服を着た住民を映し、バスも完全養生したものをこれでもかというぐらい見せて、視聴者にどういう感想を持ってもらいたいのか、これも疑問です。単に事実を流しているだけというならお粗末過ぎます。これを海外の人が見たら、日本は放射能に汚染された国だという印象をさらに持ってしまいます。事実、私の知り合いは海外の友人から「お前の家からキノコ雲は見えるのか?」というメールを頂いたそうです。海外から見るとそんな印象なのです。そりゃ、日本の製品は買わなくなりますよ。
 当然、報道の自由というのは保障されるべきですが、この非常時に日本に不利益をもたらすような報道は困るので、もう少し配慮してもらいたいですし、政府も自分たちがどれだけの影響力を持っているのかもっと認識してもらいたいものです。格好だけでも充分メッセージを発信しているわけですから。