明日の千葉を見つめて
活動日記
領土問題を考える
11/05/21

昨日のニュースで、以下のような報道がありました。

 韓国国会で、日韓が領有権を主張している竹島(独島)の実効支配強化運動に取り組む「独島領土守護対策特別委員会」の姜昌一(カンチャンイル)委員長ら国会議員3人が、近く北方領土・国後島を訪問する予定であることが19日、分かった。「日露領土紛争地域の視察」が目的。姜委員長は、今回の訪問を国会活動の一環としており、日本の反発を呼びそうだ。

 姜委員長によると、韓国国会議員団の北方領土訪問は初めて。韓国政府は竹島沖に「独島総合海洋科学基地」の建設を計画するなど実効支配強化策を打ち出している。関係者によると、一行はロシアのビザを取得して国後島に入る。22日に韓国を出発し、24日に日帰りで国後島へ渡る予定。25日に帰国する。
(毎日jpから引用)

 また、この件について予算委員会でも質問があったようです。

 菅直人首相は20日の参院予算委員会で、韓国の国会議員3人が24日に北方領土の国後島訪問を計画していることについて「事実が確認された場合は、きちんとした対応をする」と述べ、事実関係を確認後、抗議する考えを示した。自民党の佐藤正久氏への答弁。(毎日jpから引用)

 
 日本で領土問題といえば、北方領土が一番関心事だったような気がしますが、竹島の日制定や台湾漁船による沖縄近海における抗議行動が起きた2005年辺りから、竹島や尖閣諸島の問題についても国民に認識され始めたのではないかと思います。というか、私自身が強く興味を持ったのもこのころです。
 
 この2005年を境に韓国は竹島の実効支配を強化し、中国は昨年の漁船衝突事件に象徴されるように自国の領土であるとの主張を強めてきています。
 
 まや、ロシアのメドベージェフ大統領が昨年11月に国後島を訪れて以降、ロシアは中国や韓国に北方四島への投資を呼びかけるなど領土問題に第三国を巻き込む戦術を鮮明にしており、今回の韓国議員の北方領土訪問計画は、ロシアの思惑通りに進みつつあることを示しているとの見方もでてきています。

 このように我が国の領土問題に関しては、各国がその姿勢を強化しているにも関わらず、日本は弱腰外交(仙石氏流にいえば柳腰?)というか、あまりに無頓着過ぎた我々日本国民の意識の低さに上手くつけ込まれたような気がします。領土問題は、国家の存亡に関わる一番重要な案件であるはずなのに、政府も国民もこれらの問題に無頓着過ぎたということは反省しなければならないと思います。

 とにかく、政府としては、韓国政府のみならず、ロシアにも厳重に抗議するなど、日本の姿勢を示すべきです。
 
 どうもこの手の話をするとやれ右翼だとか国粋主義者だのレッテルを張る人がいますが、賛否は各々の主張ですから、尊重されるべきで、一番良くないのは無関心でいることだと思います。今後は、もっと国民的な議論を喚起すべきです。ただ、日本人のいいところであり、悪いところでもある空気を読む能力で、どらちかに意見が傾くと一気に流れる嫌いがあるので、そこは心配なところです。
 
 いずれせよ、学校などでディベートの時間を設けるなど、領土問題について議論できるような環境整備に向けて、私も努力したいと思います。





 原田親仁駐露大使は19日、「(訪問が)行われるのであれば、日本の北方領土に対する基本的な立場と相いれない」と述べた。