明日の千葉を見つめて
活動日記
県内注目の選挙の行方は?
11/05/22

 今日は、東日本大震災による被災を理由に4月の統一地方選での投開票事務を拒否した千葉県議選浦安市選挙区(定数2)の再選挙と、北総線運賃値下げのための補助金投入の是非に関して市長不信任が可決され、失職した白井市長の再選挙という県内でも注目の選挙の投票が行われ、即日開票されました。その結果、県議選は自民前議員の内田悦嗣氏(46)、民主前議員の矢崎堅太郎氏(43)が再選を果たし、白井市長選は無所属新人の元市部長伊沢史夫氏(55)が無所属新人の元市議柴田圭子氏(53)、無所属前職の横山久雅子氏(61)を破り、初当選を果たした。いずれも投票率が前回選挙を下回っております。
 投票率が低ければ、当然堅い票を持っている陣営が有利になりますし、この国難とも言える状況では市民も安定的な政治を求めるのか、革新系より保守系候補の方が有利に働くという全国的な傾向と同じく、現職、保守系という候補が当選しました。

 ただ白井市長選挙に関しては、特殊な事情の選挙だけに、一概に全国的な投票傾向と同様に語ってはいけないのかもしれません。
 今回の市長選挙の争点は、北総線運賃値下げのための補助金投入の是非についてで、この件に関しては、2度にわたり市議会で補助金が予算案から削除されており、3度目には議長も賛成討論に加わったため、10対10の同数となり廃案。最終的には市長が専決処分をしたこともあって、この問題は一向に沈静化する傾向はみられませんでした。結局、市長不信任案が可決し、前市長が失職し、この度の出直し選挙に至ったわけです。
 4月の統一地方選挙では、補助金投入賛成派が多数を占めることになっており、今回、当選した伊沢氏も県や沿線他市と合意を結んだ経緯から「白井市だけの問題ではない」と補助金の継続を主張していることから、この問題は決着するものと思われます。

 まあ、確かに「たった5%の値下げで多額の税金投入かよ!」と言いたくなる気持ちはわかりますが、北総線がなくなってしまったら、沿線住民の足の確保が不自由になってしまい、元も子もなくなってしまいますので、今回、伊沢氏の期間限定の支出は現実的な選択だと部外者ながらも私は評価しています。いずれにせよ、この間に北総線の経営の見直し、補助金の効果などを徹底的にチェックすべきだと思います。