明日の千葉を見つめて
活動日記
情報リテラシーを高めよう!
11/07/10

 日曜日の午前中は政治討論番組が多く、予定がなければテレビにかじりつきたいと思っています。今日も予定があってなかなかテレビを見る機会がありませんでしたが、会う人会う人に松本前大臣の辞任問題に対する見解を聞かれたところからすると、恐らく今日のテレビ番組でもその話題が触れられていたのではないかと思います。
 今回の件は、いきすぎた発言というか、奢った態度が反感を買い、辞任に追い込まれたのが主な要因だと思います。このような失言問題については、直近では柳田前法務相が、遡れば中山元国交相、久間元防衛相など枚挙に暇がないほど、数多くの大臣が辞任に追い込まれましたし、森元首相や麻生元首相も問題発言で国会やマスコミに取り沙汰されておりました。
 当然、責任ある立場の人間が発言に気をつけるのは当たり前なのですが、どうしてもその発言が致命的なものかどうかというところで疑問が残るところが多くあります。例えば、今回の松本前復興相の場合も、意外と市民の方々でも内容的には間違っていないという意見を聞きいたりします。私自身も発言の真意まではわかりませんが、松本氏側の立場になって考えれば、自分が被災地をまわってみて色々な意見を聞いてみたら、県が何も対応していないことに怒りを覚えて、その思いがそのままあのような形(発言や態度)で出てしまったのかもしれません。でも、それって致命的なミスなんでしょうか。確かに松本前復興相が辞任の理由として、被災地の方々に不安を与えてしまって、復興の妨げになっているなら、辞めるしかないということを仰っていたので、それも一理あると思いますが、まだ何もしてない中で、徒に不安ばっかり煽るマスコミの方が問題なのではないかと思います。
 一方で、人気のある方が問題発言をしてもマスコミは大きく取り上げることはしません。例えば、大阪の橋下知事や東京の石原知事です。この二人は歯に衣着せぬ物言いが特徴なので、問題発言的なものは結構多くあります。先般も鳥取県知事に頭を下げた発言も記憶に新しいところです。しかし、二人とも支持率が高く、問題発言について軽く報道することはあっても、叩こうとまではしません。仮に同様の発言を橋下知事がしたらどのように報道されるのでしょうか。私はマスコミの立場も理解しているので、このような偏った報道になるのは理解もしていますが、この震災を受けて、国が一丸となって復興へ臨もうという時期においては、ちょっと目に余る感じでありますし、もう少し公平な観点からの報道を望むものです。
 基本的に私は単なるマスコミ批判というものを不毛だと思っております。マスコミは、スポンサーや購買者がいる以上、商業主義に走るのは致し方ないことだと思いますし、そういった中で視聴者や購買者の興味を引くことが作り手側の重要な使命だからです。(NHKに関してはもっと中立性を保ってもらいたいですし、どの民放も同じよう切り口からの報道にはうんざりしているので、もう少し各局のカラーを出して欲しいとは思っていますが。)それよりはむしろ、この情報化社会においては何が正しくて何が正しくないのか見極め、利活用できるような国民の情報リテラシーを高めることが必要になってきます。今後、このリテラシー教育をどうやっていくかについて更に研究していきたいと思います。