明日の千葉を見つめて
活動日記
病院改革の現状
11/08/11

 今日は、病院局長から22年度の決算の概要を説明され、併せて病院改革についても意見交換をしました。
 本市には、ご存じ通り、青葉病院と海浜病院の2つの市立病院があります。しかし、他都市の自治体病院同様に、赤字に悩まされており、市から毎年50億近くの繰入を行っております。公立病院である以上、救急や高度医療、先進的医療、特殊医療、へき地医療といった「不採算医療(政策医療とも言う)」を担う必要がありますが、その言葉に甘え、見直すべきムダを排しきれておりません。またムダだけでなく、収入を増やすという発想もこれまで欠如しておりました。その一つの要因が人事権や予算配分の権限が現場にない、経営の責任の所在が明確でないなど、ガバナンス能力の欠如にあると言われております。私もかつてそのことを指摘し、議会でも質問させて頂きました。
 その結果、本市は地方公営企業法の全部適用とし、病院事業管理者として、新たに病院局長を置いたことは以前のエントリでも書かせて頂いた通りであります。これまでも経営努力はしてきましたが、これによって責任の所在も明確になり、現場の意識も変わってくるのではないかと思います。局長も仰っておりましたが、その効果は表れているようで、市長が海浜病院を視察した際にもその意識改革は感じて貰えたようであります。改革のというのは、この意識の改革が重要でして、これが出来れば半分改革はうまくいったようなものであります。
 その結果も早くも出ているようで、今年の決算でかなり黒字化したようです。(黒字化と言っても繰入金込みですから、実質は赤字ですが。)この繰入金がいくらにするのが適正かというのはこれから議論が必要ですが、少なくとも20億程度までには減らしてもらいたいものです。旧国立病院も繰入金が1%程度ということですから、本市が出来ない訳ありません。今後、具体的な改革プランを策定していくとのことですが、是非いいプランが出来るよう私も積極的に意見していきたいと思います。