明日の千葉を見つめて
活動日記
2011年11月

12月補正予算の概要パート2
11/11/30
 本日も休会です。明日の議案質疑の準備期間的な位置づけですね。
 私は午前中に千葉市老人クラブ連合会の芸能大会に出席し、午後は会派の勉強会に参加しました。

 さて、昨日に引き続き、12月補正予算の説明をしたいと思います。
 まず、債務負担行為の追加について説明させて頂きます。件数は全7件で、そのうち6件が指定管理者の施設運営経費で、1件が南部蘇我土地区画整理事業費に対する補助です。

 指定管理者については、議案第170~175号までが指定についての議案となっています。
 議案第170号は、ビジネス支援センターについて、議案第171号は、富田都市農業交流センターについて、議案第172号は、乳牛育成牧場について、議案第173号は、子ども交流館について、議案第174号は、子育て支援館について、議案第175号は、科学館についてとなっており、それぞれの指定管理者の名称、期間、委託料は以下の通りです。

 ・議案第170号 指定管理者の名称:財団法人千葉市産業振興財団(非公募) 
            期間:平成24年度~平成28年度  委託料:423,773千円
 ・議案第171号 指定管理者の名称:富田町管理運営組合(非公募)
            期間:平成24年度~平成28年度  委託料:158,839千円
 ・議案第172号 指定管理者の名称:千葉酪農農業協同組合(非公募)
            期間:平成24年度~平成26年度  委託料:157,197千円
 ・議案第173号 指定管理者の名称:アクティオ株式会社 
            期間:平成24年度~平成28年度  委託料:459,362千円
 ・議案第174号 指定管理者の名称:公益社団法人千葉市民間保育園協議会
            期間:平成24年度~平成28年度  委託料:291,179千円
 ・議案第175号 指定管理者の名称:トータルメディア開発研究所・凸版印刷共同事業体
            期間:平成24年度~平成28年度  委託料:2,057,421千円
 
 なお、全ての指定管理者予定者は、公募も非公募も現指定管理者と同じになっています。
 

 もうひとつの債務負担行為は、南部蘇我土地区画整理事業に対する補助で、千葉市南部蘇我土地区画整理組合及びその保証人らに対し、金融機関3行から提起された、貸金等請求訴訟における裁判所からの和解勧告を受け、組合に対し、平成27年3月31日までに、地方自治法第232条の2に基づく補助金350,000千円を支出するため、債務負担行為を設定するもので、議案第169号は、この裁判所からの和解勧告に基づく和解について議会の承認を求めるものです。和解の内容は以下の通りです。
 ① 被告組合及び被告保証人らは、原告に対し、連帯して元本18億1,000万円及び遅延損害金のうち17億1,700万円を支払う。
 ② 被告組合は、組合員から9億円の賦課金を徴収するとともに、保留地予定地を少なくとも3億円で売却するよう努力し、それらの金員及び本件事業終了までに取得したその余の金員を、本件債務及び本件事業終了までの運営費の支払に充てる。
 ③ 被告保証人らは、賦課金とは別に3億円を用意し、本件債務の支払に充てる。
 ④ 千葉市は、被告組合に対し、補助金として3億5,000万円を支払う。
 ⑤ 被告らが、本件債務を支払ったときは、原告らは残額の支払を請求することなく、被告組合の解散に同意する。

 なお、この件については、11月15日の「情と理」のエントリも参照して頂ければ幸いです。


※債務負担行為とは、地方公共団体が建設工事をしたり土地を購入する場合など、数年度にわたる債務を負担する契約を結ぶ等の将来の財政支出を約束する行為のことで、地方自治法第214条に規定に基づき、予算として定める必要があります。
 





12月補正予算の概要
11/11/29

 本日は議案研究のために、休会となっております。そこで、今回上程された議案の解説を簡単に行いたいと思います。不定期掲載のため、全ての議案については紹介出来ない可能性もありますので、ご容赦願います。


 まず第1回目は、議案第163号平成23年度千葉市一般会計補正予算(第3号)についてです。なお、この12月補正予算絡みの一般議案についても一緒に説明させて頂きます。


 今回の補正予算は、国の第3次補正予算に伴って、液状化対策に係る経費を追加するもののほか、校舎・屋内運動場の耐震強実施設計や受給者数の増加に伴う生活保護費に加え、国庫補助金の決定によって認可外保育施設に対する支援に係る経費等が計上されており、補正予算の規模は、21億4,600万円となっております。なお、今回の補正により一般会計の予算規模は3,677億9,300万円になります。
 さらに、南部蘇我土地区画整理組合の支援や指定管理者の指定などに係る債務負担行為も追加されております。


 まず、国の平成23年度第3次補正予算に伴う液状化対策については、新たに、千葉市液状化対策推進委員会を設置するために、必要な経費の補正するものです。併せて、市長の附属機関(第三者機関)として委員会設置のための条例制定をしようとしているのが議案165号になります。
 委員会設置の背景としては、国が東日本大震災による被災地方公共団体が行う液状化対策等の事業を対象として、復興交付金を創設して支援することを予定しており、その液状化対策が妥当か否かを判断するために、専門家の意見や助言などが必要であろうということで設置しようとするものであります。
 その所掌事務としては、「地盤の液状化の発生原因及び地盤の現状に関すること。」「液状化対策に係る工法に関すること。」「液状化対策に係る計画及びその実施に関すること。」「その他液状化対策に関すること。」に関する調査審議です。組織としては、定数 10人以内で、学識経験者、市民及び関係行政機関の職員から構成されております。
 補正額は、2,260千円で、その内訳は、委員報酬260千円(今年度内2回開催予定で、10人分@13千円)と資料作成業務委託費2,000千円となっています。財源は、国費と市費で折半です。


 次に、国庫補助金の決定によるもののうち、子育て支援については、『待機児童解消「先取り」プロジェクト』として8,670千円が計上されています。
 このプロジェクトは、待機児童解消に向けた取り組みとして、平成22年10月に政府内に設置された「待機児童ゼロ特命チーム」において取りまとめられたもので、今年の3月末日付けでこのプロジェクトに基づいた本市の計画が国で採択され、その後、8月末にこのプロジェクトの関連法案が成立したことから、このプロジェクトに対応した以下の4事業を実施するため、所要の経費を補正予算として計上したものであります。
 その採択された4事業とは、「(1)認可外保育施設運営支援事業(1,512千円)」「(2)グループ型小規模保育事業(2,122千円)」「(3)家庭的保育改修等事業(3,450千円)」「(4)保育所緊急整備事業(1,586千円)となっています。
 まず、(1)の事業については、4か所で実施することになっており、児童福祉施設最低基準を満たす認可外保育施設へ事業費を補助することとなっています。(2)の事業については、3か所で実施予定で、(3)の事業は(2)の事業実施にあたっての賃借料補助及び施設改修費補助となっております。(4)の事業については、1か所で実施予定で、認可保育所整備の際の土地賃借料に係る補助を行います。

 余談ですが、(2)(3)の事業に係る「グループ型小規模保育事業」について簡単に説明しますと、複数の家庭的保育者(1グループは3人)が同一の場所で保育を実施する事業のことです。対象児童は9人までとなっております。ちなみに「家庭的保育」とは千葉市では「保育ママ」という制度で運用されております。ですから、平たく言えば、この「グループ型小規模保育事業」というのは、保育ママが3人集まって同じ場所で保育するという制度と考えてもらえればわかりやすいと思います。お互いがカバーし合えるので、よりきめ細やかな保育が実施できるとともに、何となくイメージ的に「密室保育」と誤解されている保育ママ制度に対する不安解消にも繋がるのではないかなぁと勝手に期待してます。今回は3か所でこの事業を行うので、27名の待機児童の解消になるとのことです。


 次に、教育施設整備については、総額531,000千円が計上されており、校舎の耐震補強に295,000千円、屋内運動場の耐震補強に226,000千円、屋内運動場の天井落下防止対策に10,000千円がそれぞれ計上されております。
 校舎の耐震補強については、補強計画策定・実施設計を行う学校が小学校18校、中学校8校、特別支援学校1校となっており、屋内運動場の耐震補強については、耐震診断・実施設計を行う学校が小学校19校、中学校6校、高等学校1校、特別支援学校1校、天井落下防止策は、調査・設計を行う学校が小学校1校、中学校5校となっております。


 次に、生活保護については、今や恒例の補正予算となっており、受給者数の増加によって、1,604,293千円が計上されております。昨年に比べて伸び率は落ちているものの、既に当初予算で多額の費用を計上していることから、補正後の総額が29,744,293千円と300億円に迫る金額となっております。この問題は本当に国でしっかり取り組んでもらいたいと思いますし、何と言っても一番の市民の不満は不正受給者が目につくことだと思います。これは市としてしっかり対応すべきです。


 債務負担行為については、次回に譲ります。今日はこの辺で。

 




第4回定例会が開会
11/11/28

 今日から平成23年度第4回定例会が開会しました。
 まず、会期決定の件をお諮りし、前回の議運で決まった通り、12月15日までと決しました。
 そして、最初に議案第161号審議の行いました。

 市長からの提案理由(←詳細はクリック)の後、一旦休憩し全員協議会で追加説明と質疑を行いました。
 終了後、議会を再開し、委員会付託を省略し、採決の結果、賛成多数(反対会派:共産党)を以て可決されました。

 続いて、市長から提案された議案自第162号至第175号、共産党から提案された発議第20号について提案理由(←クリック(市長のみ。共産党のものは安喰議員のHPを参考にしてください。))の説明がなされました。

 最後に請願については委員会付託一覧表記載の通り、委員会付託することをご承認頂き、初日の議会は終了しました。
 本会議終了後は、会派ごとに分かれて議案研究を行いました。自民党、公明党、みんなの党は議案研究を終えたようですが、その他の会派は明日も議案研究を行うことになります。

 なお、自民党は形の上では終了していますが、再度30日にもう一度当局を招いて自主勉強会を行う予定です。

 今日はこんなところで。

 




維新の会、圧勝
11/11/27

 注目の大阪市長、大阪府知事のダブル選挙は、維新の会の圧勝に終わりました。

 細かい分析については、今後ゆっくり行いたいと思いますが、これも一定の民意が現れた結果だと思います。国政を含め、我々他の地方自治体もしっかりこの結果を受け止めなければなりません。

 ただ一つ、今回の選挙を含め、選挙の常道として言えることは、ネガキャンはダメだということです。はっきり言って逆効果にしかなりません。ほとんどのメディアで見る平松陣営の演説内容は、橋下氏に対するネガティブな意見(特に人格攻撃)ばかりでした。選挙は他人がどうのこうのというよりも、自分が何をやりたいかということを主張する場です。ただ今回の場合は「大阪都構想」という降って湧いたような突然の争点によって選挙が始まってしまったので、どうしても受身の姿勢になってしまい、『死に体』状態からの反撃はネガティブキャンペーンしかなくなってしまうことは仕方がないと理解はできます。しかし、それが結局、「大阪都構想vs反大阪都構想」から、「改革派vs既存政党」という構図になってしまい、決定的な敗因につながったような気がします。また平松陣営も相乗りになったために独自の政策を掲げにくかったということも、政策で勝負しにくかったのではないかと推察します。戦いは相手の土俵に乗ったら負けです。ネガキャンを行うことは既に相手の土俵に上がってしまっているのです。

 いずれにしても、今回は維新の会が勝ち、有権者の意思が示されたわけです。今後の橋下氏の動向を注視して参りたいと存じます。




スポーツの素晴らしさを改めて実感
11/11/27

 若干、昨日のエントリーと被るかもしれませんが、昨日、今日と本当にスポーツの素晴らしさを感じることができました。スポーツというのは、老若男女、障がいのある人もない人も誰でも参加ができ、楽しめ、そして交流を深められるもので、その上、健康増進、更に言えば経済発展にも繋がるということを昨日今日の活動を通じて改めて再認識したところです。(これは当然アートなどの文化活動にも言えるんですが、今回はスポーツイベント多かったので、敢えてスポーツに特化しています。)
 
 昨日は、まず「千葉市若葉区パークゴルフ協会設立記念第3回パークゴルフ親善大会開会式」に参加しました。パークゴルフは、その名が示すとおり、公園の中にコースを設定しゴルフをより簡単にした遊び感覚で楽しめるスポーツで、世代を越えて遊べる楽しさ、若さを感じさせるスマートさ、力や体力、上手と下手の差が少ない気楽さ、それでいて奥深さのあるところから、近年人気が急上昇中です。最近は、パークゴルフツアーもあるようで観光資源となったり、リハビリなどの医療現場でも注目を浴びているようです。ちなみに、蘇我スポーツ公園未整備区域の整備計画の見直しにおいて、市民の方々からも意見を募りながら見直し計画を策定したところですが、一番声が多かったのがパークゴルフ場の整備についてでした。その結果、完璧なパークゴルフ場ではないですが、グラウンドゴルフと併用で使えるようなエントリー向けのコース(広場)はできそうです。
 パークゴルフの理念は「人と自然にやさしい三世代交流のコミュニティスポーツ」だそうで、今回大会の開催地である「エコパークゴルフ大木戸」も最終処分所の跡地に整備されているのですが、全くそのような雰囲気は残しておらず、緑に囲まれた中できれいに整備された公園を楽しむことができます。利用料だけで民間が経営するには厳しそうですが、このようなコミュニティスポーツ振興のために今後も頑張ってもらいたいと思います。

 本当はこの後、議会の野球部と桜木の少年ソフトの親善交流試合に顔出す予定だったのですが、メンバーの都合が合わなかったらしく中止になったようです。それを知らずに会場に行ってしまいました。実は、この交流試合は既に1回行っており、その時は引き分けでした。いずれにしても、大人と子どもが本気で勝負できるのもスポーツの醍醐味だと言えます。

 その後、チャリティサッカー大会の開会式のため、フクダ電子スクエアに向かいました。この部分は昨日のエントリーでも書いたの割愛します。
 
 で、YEGのサッカー大会も割愛しますが、サッカーを通じて全国の仲間とも交流を図れるのが本当に素晴らしいと思います。ちなみに千葉YEGの参加者の中にサッカー経験者は半分もいません。それでも全国規模の大会に参加できるというのがこの大会のいいところだと思います。平成25年度に開催予定の千葉での全国大会は1000人の参加者を目標に頑張っています。皆さんが千葉に泊って頂き、千葉で飲んでもらい、千葉のお土産を買って帰ってもらえるといった、まさに本市の観光に寄与できるよう、今後も企画をしっかり練っていきたいと思います。

 そして、本日ですが、まず千葉市歯科医師会主催の「第19回歯みがき&でんたるカップミニサッカー大会」の開会式に参加。この大会名からわかるように、健康づくりの基本は虫歯のない健康な歯やかみ合わせにあるということをサッカーを通じて普及しようとするものです。対象者も子どもたちだけでなく、パパさんママさんの部もあり、家族全体に正しい歯磨きの仕方など、歯・口腔ケアの啓発、指導できるというのも重要なポイントですね。こういう企画を19年前から開催して頂いている歯科医師会の皆様に感謝です。また、今回の大会では、震災支援として参加者の方々に寄付を募って頂いたようで、今回のチャリティイベントに役立ててもらいたいとサッカー協会にその寄付金を託して頂きました。重ねて御礼を申し上げます。しっかりと支援に繋げていきたいと思います。

 その後、フクスクに移動し、チャリティサッカー大会をフィナーレまで見届けました。最後は、参加者全員による100対100の試合。厳密には何人いたかわかりませんが、フルコートでボールも10個以上使っての試合はフィナーレに相応しいものでした。老若男女入り乱れてボールを追いかける姿は、サッカーの原点を見たような気がします。最後の最後は全員でハイタッチをしてすべてのプログラムは終了しました。正式な集計は出せるがわかりませんが、個人の登録者ベースでゆうに1200人は超えており、チーム参加やスタッフなどを含めると1800人を超える方々に参加して頂きました。総得点も1600点を超えました。今回の大会でご協力頂いたご寄付は、陸前高田市のサッカー協会を通じて、有益な支援に繋げたいと思います。現在、陸前高田市では靴やボールなどについては全国から支援を頂いているようなので、物品よりはむしろ練習や試合の機会を設けるため、千葉市に招待して、親善試合の開催やジェフによるサッカークリニックなどを企画しております。まずは、その宿泊費や交通費などの費用に充てたいと思います。また細かい報告は協会を通じて、しっかりさせて頂きます。

 続いて、千葉競輪場のけいりんフェスタに顔出し。このフェスタは、けいりんに対する理解度を高め、競輪場を地域の交流拠点にするという観点による千葉YEGメンバーの企画が千葉市に認められて実現したお祭りです。本当は先週開催予定でしたが、雨天延期となり本日の開催となりました。フリーマーケットやけいりん講座、地元自転車販売店のご協力を得て自転車の展示試乗会などが行われたわけですが、やっぱり普段入れないバンク内に入れるというのが今回のフェスタの目玉だと思います。私も試乗会に参加させて頂き、バンクを1周させてもらいました。非常に気持ち良かったです。今回の企画は「けいりん」だけでなく、自転車というものを楽しめる企画になっており、非常に良イベントだったと思います。もう少し告知ができればよかったかなと感じました。

 千葉大に移動して、ちば地域市民学会の「第2回 団子と串のまちづくりフェア《スポーツ・健康企画》」に顔出し。セルジオ越後サッカー教室 、オービックシーガルズによるアメフト体験、千葉ジェッツのバスケットボール教室、千葉県ラグビー協会・NECグリーンロケッツによるラグビー教室、NPO 法人千葉スポーツ&ヘルシーサポート協会による健康講座、そして食に関するさまざまなイベントを小学校3年生くらいまでの子どもたちとその保護者を対象に行われました。
 この企画のコンセプトは、多くの市民がさまざまな活動によって思い出のある街づくりに取り組んでいますが、それらの活動を「団子」に見立て、それらを一本の思い「串」でつらぬいて、皆で力を合わせて思い出の残る大きなまちづくりを育てたいというものです。そして、今日はそのスポーツ・健康の部門として行われた次第です。まさにスポーツによるまちづくりを体現するようなイベントで素晴らしい企画でした。

 最後は、何度もこのブログで告知させて頂いた穴川コミュニティセンター主催の「千葉から「世界トップを狙え!」~ウィルチェア(車いす)ラグビーBLAST応援団~」に参加しました。

 まず、公開試合を見学し、ヘルマンハープの演奏会を挟み、「スポーツを通したバリアフリー」というテーマでパネルディスカッションを行いました。パネラーは、栗原保健福祉局長、千葉YEG会長の長谷川さん、BLASTの選手3名と私といった構成になっております。

 ちょっと参加者が少なかったのが残念でしたが、私自身はいい経験や勉強をさせてもらったと思います。「音楽に国境はない」という言葉がありますが、スポーツにも国境も性別も年齢もましてや障がいの有無は関係ありませんね。スポーツという共通言語によって、もっと様々な交流が出来ればいいなと思います。それにはまず知ることが大切です。
 パネルディスカッションの流れは、自己紹介、ウィルチェアラグビーの紹介、千葉市の福祉行政の現状、障がい者支援、そして千葉市の未来(夢)についてとなっておりました。
 ウィルチェアーラグビーは、四肢麻痺者等が、チーム・スポーツを行なう機会を得るために1977年にカナダで考案されたもので、当初はその競技の激しさからマーダーボールMURDERBALL (殺人球技)と呼ばれていた歴史を持ち、実際に同名のドキュメンタリー映画が作製されております。(私も主催者から借りて観ましたが、すごいです。一見の価値はあります。)

 そして、1996年のアトランタ・パラリンピックにデモンストレーション競技として初登場し、2000年のシドニーパラリンピックからは公式種目になっています。

 実は、1999年に行われた第一回世界選手権の開催地がこの千葉市だったのです。また、全国北海道から沖縄まで、10チームがあり、毎年リーグ戦の決勝大会は千葉市のポートアリーナで行われているのです。そう、つまり、ここ千葉市は、ウィルチェアラグビーにとっての甲子園や花園みたいなものであり、聖地であると言えるのです。こういったことは是非市民にもっと知ってもらいたいと思います。今年も12月に日本選手権が開催されます。詳細は、ポスターを添付しましたので、ご覧ください。一度、本物を見ると障がい者スポーツに対する考え方がガラリと変わると思います。時間があれば是非足をお運び頂きたいと思います。

 
 ちなみにウィルチェアラグビーも他のマイナースポーツ同様、活動資金が大変なようです。車いすは1台約50万円。使いが激しい選手ですと1年で壊れてしまうようです。それにメンテナンス費用もかかりますし、当然、遠征費やグローブなどの消耗品もバカにならないようです。現在、世界ランキング3位で、ロンドンパラリンピックでもメダルを狙える位置にいますので、是非メダルを獲得し、全国に支援の輪が広がることを望みます。
 スポーツは選手だけでなく、観戦や支援も参加のひとつです。是非、物心両面での支援もお願いしたいと思います。
 

 障がい者に優しいまちは、全ての人に優しいまちと言えます。ウィルチェアラグビーのみならず、障がい者スポーツ全般の振興にも積極的に支援し、「誰にでも優しい スポーツで元気なまち 千葉」の実現に向けてまい進したいと存じます。
 

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今日、明日はサッカー三昧
11/11/26
 今日から千葉市サッカー協会主催の「3.11 大震災支援 千葉市チャリティーサッカー大会25【フッコー】~パスをつなぎ 絆をつなぎ 支援の輪を広げよう つなぐ力の発信 in 千葉」が始まりました。今日の11時から明日の12時まで25時間ぶっ続けでサッカーをやって、皆さんから頂いた参加料の一部(というかほとんど)とバザーの売上、そして募金箱による募金を全て震災復興のチャリティとして使おうという企画です。24時間テレビのサッカーバージョンと考えて頂ければいいのではないかと思います。当初、どのくらいの人が集まるかと不安に思っていましたが、キックオフ時にはかなりの方々にお集まり頂いたので、ちょっと胸を撫で下ろしているところです。
 基本的なレギュレーションは以下の通りで、結構大まかな感じです。というのは、コンセプトが「サッカーを通して支援活動の継続の大切さと我々自身が大きな災害に遭った時の連携を大人も子どもも学ぶ機会とする」ことなので、とりあえず誰でも自由に参加し、協力し合いながら試合を進めていくことに意味があると考えたからです。

・10分以内×1本(全体の進行状況により時間を調整する。)*休憩3~5分を目安とするが基本的に休みがほとんどない。(自主的に)
・審判なし。
・大まかなルールは対戦相手と取決めて試合開始。*例えば、キーパー有無やオフサイド有無やキックイン・スローインなど
・基本的には全員参加とし、途中参加や退場も可能。
・人数に差があってもそのまま続行する。*1チーム8~10名にチーム分けする予定。
・キックオフ、終了は、同時とする。(笛)*試合開始の時間に相手チームが集まらなくて試合は開始する。

 私も参加したかったのですが、商工会議所青年部(YEG)の関東ブロックサッカー大会も古河市で開かれており、そちらの方へ参加するため、古河に向かいました。ところが道を間違えてしまい、合流したのは試合開始後になってしまったので、間に合わなかったというオチがついてしまいました。しかも我が千葉YEGチームは最下位。その後に行われたPK大会も何とか1勝して最下位は免れたものの、結果はあんまり芳しいものではありませんでした。私はまた地元での会合があるため、帰りましたが、聞くところによると懇親会での余興では圧倒的大差で優勝したらしいです。そのお陰で、平成25年度に千葉で行われる「全国YEGサッカー大会」のPRはできたので、よかったとしましょう。

 明日も当然午前中いっぱいまで25時間サッカーがあり、その上、歯科医師会さん主催のデンタルカップミニサッカー大会がポートアリーナで、さらにちば地域市民学会主催の「団子と串のまちづくりフェア」のスポーツ・健康企画でセルジオ越後を招いてのサッカークリニックがあるなど、今日明日とサッカー三昧の週末になりそうです。



相馬と千葉は兄弟
11/11/25
 17時から千葉市文化センターで開催された命の大切さを考える私の未来の会主催の東日本大震災復興支援講演会に参加してきました。
 この講演会は、主催団体が相馬市に震災ボランティアに行った際に、相馬の方々から「かつての兄弟だった千葉のみんなが助けに来てくれた」という声を聞いて、初めて千葉と相馬が縁が深いことを知り、もっと千葉の方々にこのことを知ってもらい、支援を広げたいという想いから企画されたものであります。
 
 石橋山の戦いで敗れた源頼朝を助けた豪族・千葉常胤には、7人の息子がいて、千葉氏の家督は長男の胤正が継ぎ、二男の師常が相馬郡(現在の柏・我孫子・守谷辺り)を、三男が武石、四男が大須賀、五男が国分、六男が東野に分家し、七男は出家したとのことです。師常が継いだ相馬氏は平将門の子孫の家系ということで、現在の相馬氏33代目は、むしろ(将門から数えて)44代目だと名乗っているそうです。そして、奥州征伐の後に、師常が現在の相馬辺りを分け与えられたとのことでした。
 以来、相馬家が相馬の地を治めていたので、結構千葉氏ゆかりのものが多くあります。その典型が妙見信仰で、中村神社や歓喜寺は妙見様を祀っています。相馬家の家紋も九曜紋で、妙見信仰のシンボルです。
 余談ですが、相馬の人は成田山新勝寺には参拝しないようです。ご存じの通り、新勝寺は、将門を調伏するために朱雀天皇によって建立された寺院でありますから、将門由来の地である相馬にとっても因縁の寺院となるわけです。
 
 そんなこんなで、相馬の人は学校などで、千葉とのつながりを勉強しているそうで、多くの人が千葉氏のことを知っているようです。私も今回の企画でこのことを初めて知りましたが、折角このような機会を得たので、もう少し勉強したいと思いますし、一度相馬を訪れてみようかと思います。
 




保健消防委員会
11/11/25
 今日は保健消防委員会が開催されました。午前中は、「新千葉市立病院改革プラン(案)について」の所管事務調査1件と、「千葉市墓地等の経営の許可に関する条例の一部改正について」の協議1件を行い、午後から放射線医学総合研究所への現地視察を行いました。

 まず、「新千葉市立病院改革プラン(案)」についてですが、現行の改革プランは22年1月に策定されたものの、取組事項や主要指標については21年度からの3カ年計画となっており、24年度から新たな3カ年計画を立てる必要があることから、見直しを行ってきました。そしてようやく原案が固まり、12月1日からパブリックコメントを実施するので、その前に委員会で所管事務調査を行うことにした次第です。
 現状の大きな課題としては5つほど挙げておりますが、特に青葉病院で74.4%、海浜病院で69.7%という低い病床利用率が高い固定費比率や繰入金依存体質に繋がっているので、この病床利用率の向上を目指す必要があると言えます。
 そこで、基本方針として①診療の専門特化②拡大均衡策(医師等を増員し収益を拡大し、損益改善を図る)を掲げ、診療体制として青葉病院が①断らない救急診療の構築②精神科の強化③整形外科の集約化④糖尿病診療体制の強化、海浜病院が①地域医療支援病院の認定②がん診療の強化③周産期及び小児医療の充実・強化、両病院共通は①7対1看護基準の取得②クリニカルパスの推進③地域の医療機関との連携強化④急性期リハビリの強化を掲げております。
 一見、先行投資が多いような気がしますが、試算では患者数の増加や診療報酬の増加が見込め、平成26年度の収支が平成23年度と比較し、10億円程度改善が図れるそうです。
 何より一番の課題は医師や看護師の確保ですので、是非やりがいのある職場環境を整備して、人材確保に繋げて頂きたいと思います。

 次に、「千葉市墓地等の経営の許可に関する条例の一部改正」についての協議を行いました。
 この改正案は、我が会派(自民党)が委員会提出発議にしようと提案されたもので、前回は内容について当局から参考意見を聴取した後、大きく3つある改正内容のうち、許可基準の強化については、「事務所」を「主たる事務所」に改正した場合に、従前に「従たる事務所」で許可を受けていた宗教法人が墓地の拡張等を行えなくなるなど、宗教活動を阻害するおそれがあるため、「既に許可を受けている法人については、この限りではない」旨を規定できるのかどうかという質問がなされましたが、今回の当局説明も公平性に欠けることから難しいとの判断でした。
 また、共産党さんから、「事務所」について、「市内で10年以上の宗教活動が行われている」旨の規定を加えたらどうかとの提案と、隣接する他市との境界に墓地が建設される場合どうするのかとの問題点が指摘されましたが、当局からは各市の状況の説明を受け、後者についてはどの市にも明確な規定はないが、土地の存するそれぞれに自治体にそれぞれの申請をすることになるようであります。
 また、改正ポイントの2点目である「自己所有地」を「所有権以外の権利が存しない自己の所有地」改めることについては、既に「事前協議実施要綱」で現在指導しており、所有権以外の権利が存する所有地における墓地の開発申請はこれまでにないとのことです。
 改正ポイントの3点目である周辺住民等への説明及び報告義務の規定につきましても、実施要綱に規定されており、すでに行われているとのことでしたが、説明会実施の事実だけでなく、その内容をも担保できるようなものを条文へ規定できるのかどうかということがございましたが、特にこれも問題はないようであります。ただ、この辺りも条例化することによって却ってお墨付きを与えることにならないかという懸念や条例化することによって事前協議に大きな影響を与えないかという心配もあるので、もう少し精査していきたいと思います。
 次回までにもう少し論点を絞って、議論を深めたいと思います。

 午後からは、放医研に伺い、まず施設概要と緊急被ばく対応について説明を頂いた後、新治療研究棟と緊急被ばく医療施設を見学させて頂き、最後に意見交換を行いました。
 以前、名古屋の陽子線医療施設を見させて頂き、かなり驚きましたが、やはり放医研の重粒子医科学センターのがん治療施設は最先端の技術で非常に度肝を抜かれました。陽子線はやはりある程度の日数はかかってしまいますが、重粒子線は回数が少なく済むので、初期投資は高いものの、稼働率は上がるので回収が早いというメリットがあります。ただ施設は倍以上の大きさが必要です。ただこの技術も日進月歩で、群馬の施設は半分ぐらいの大きさになったようです。
 いずれにしても、このような施設が市内にあるということは大変心強く、年に1回は開放日を設けているようなので、是非一般の方々にも見に来て頂きたいと思います。
 
 



議会運営委員会
11/11/24

 今日は11時から議会運営委員会が開催されました。

 まず、議案・発議の取り扱いについて協議されました。今回提出されているものは、市長提出議案が15件、議員提出発議が1件の計16件であります。市長提出議案の内訳は、専決処分が1件、補正予算議案が1件、条例議案が5件、一般議案が8件となっており、議員提出発議1件は条例議案となっています。なお、委員会別付託件数は、総務委員会が2件、保健消防委員会が2件、環境経済委員会が5件、教育未来委員会が5件、都市建設委員会が5件となっています。

 ただ議案161号「千葉市職員の給与に関する条例等の一部改正について」は、12月1日より条例施行が予定されていることから、開会日当日に委員会付託を省略して直ちに採決する運びとなります。この161号の条例改正案は、人事委員会勧告に基づき、医師を除く一般職の職員の給料を引き下げるもので、改定率は勧告通り0.13%の引き下げとなっております。なお、影響額は約3千8百万円とのことです。

 続いて、請願・陳情の取り扱いについて協議されました。請願は3件で、付託先は保健消防委員会が2件、都市建設委員会が1件となっております。陳情は5件で、付託先は全て環境経済委員会となっておりますが、その理由は、全て放射能対策に関する陳情となっているからです。しかも、提出者も前回の定例会で請願又は陳情を提出され、採択送付となった方々と同じとなっています。

 6日から代表質問が行われますが、通告者は7名、通告時間は5時間45分となっています。

 8日から一般質問が行われますが、通告者は22名、通告時間は12時間20分と前回より少なめで、若干持ち時間を余らせております。

 続いて、意見書・決議案について、提出会派から説明がありました。内訳は共産党が7件、公明党が4件、自民党が9件の計20件となっております。説明の後、質疑応答がなされました。この意見書・決議については次回の議運で協議することになります。

 最後に事務局より日程案の説明があり、議運は滞りなく終わりました。

 今定例会の会期は11月28日から12月15日までで、一般質問が予想より少なかったので、当初想定していた16日より1日早く終わりそうです。なお、会期については、本会議の冒頭に諮って正式決定することになっています。

 以上が本日の議運の報告でした。




障がい者福祉とスポーツの可能性
11/11/23

 今日は、千葉県精神障がい者フットサル大会「第2回コルツァカップ2011」に顔出してきました。千葉県サッカー協会も後援しているのですが、こういう大会には市協会も積極的に関わっていかなくてはならないなと感じました。
 障がい者のサッカーで、全国障害者スポーツ大会の正式種目になっているのは、知的障がい者の11人制サッカーのみで、精神障がい者のカテゴリーはありません。バレーボールは知的、精神、身体の3種ともありますし、再来年の東京大会のオープン競技に採用されるよう、精神障がい者フットサルも働きかけている最中なようなので、微力ながらバックアップしていかなければならないと思います。
 この他にも視覚障がい者のブラインドサッカーというものもあり、このブラインドサッカーは目隠しをすることによって障がい者と健常者が普通に試合することができます。このブラインドサッカーを通じて「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」を目的としています。
 今回の精神障がい者フットサル大会もレベルが高く、普通に健常者と試合ができますし、サッカーを通じて交流を図ることができます。

 最近では高齢者でも参加できるようなウォーキングサッカーというのも普及拡大を図っており、スポーツ分野のバリアフリーを進めようとしています。

 障がいを抱えた方々が「当たり前に」暮らせる社会を実現にするためには、やはりできるだけ多くの交流できる機会を作るべきであります。そういった意味でもスポーツは単に参加するだけでだく、観るだけでも楽しめて交流ができるものなので、もっと障がい者スポーツに触れる機会を作っていきたいと考えているところです。

 以前から申し上げているのですが、マスメディアの方々にはパラリンピックや全国障害者スポーツ大会にスポットライトを当てもっと報道してほしいと思います。
 

 なお、11月27日(日)14時からウィルチェア(車いす)ラグビーチーム「BLAST」さんの公開練習が穴川コミュニティセンター体育館で行われますので、是非御都合の付く方はご覧になって頂ければ思います。ついでに、そのあと、パネルディスカッションで私がパネラーとして障がい者福祉とスポーツに語りますので、よかったらそちらにもお越しください。




一日が早い
11/11/22
 午前中に女性グループ連絡会の発表会に参加し、戻ってから事務局と打ち合わせ、そして午後から市長主催の正副議長代表者会議、終了後幹事長会議を行い、打ち合わせ、来客対応をしていたら、一日があっという間に終わってしまいました。
 第3回定例会もこないだ終わったと思ったら、もう第4回定例会が来週から始まります。何か日が経つが早いという感じもします。充実した日が過ごせているならいいんですが、議長職という公務があるためか、今までと違って主体的な活動よりも能動的な活動が多く、どうも周りに流されているような気がして、焦燥感が募っている感じです。もちろん実際には全く主体性がないわけではないですし、決して惰性でやってるわけではないですが、以前の一般の議員活動と比較すると、やっぱり公務の量が圧倒的に多いのでそういう印象を受けてしまうのではないかと思います。
 今回も何を書いているか分からなくなりましたが、とにかく議長という大役を全うしながら、しっかり議員としての活動も地に足をつけて行っていきたいと思います。



ナショナル・アイデンティティ
11/11/21

 今日は公務以外に参加したものに共通するキーワードとして「ナショナル・アイデンティティ」が浮かびました。
 朝の千葉市若葉区倫理法人会のモーニングセミナーでは「新しい教科書をつくる会」の前会長、拓殖大学客員教授の藤岡信勝氏をお招きし、「神話で読み解く日本の歴史」という演題を講演を拝聴し、昼の東桜会セミナーでは元内閣総理大臣の安倍晋三氏の講演を拝聴し、夜のJCの室会議では「日本人としての矜持」を確立するためにはどのような事業をすればいいのかということを協議しました。

 そもそも「ナショナル・アイデンティティ」とは何かを論ずるだけで、恐らく膨大な文量になりそうなので、一般的な辞書に書いてある「国民的または民族的一体感。国民意識。民族的帰属意識。」と意味で考えて頂きたいと思います。

 日本という国は海に囲まれていることから、あまり日本人という民族意識を持つことは少ないと思います。しかし、グローバル化が進展してる現在において、真の国際人としては、自分たちが何者なのかは常に自問自答し、自分なりの答えを持ち、実践すべきであろうと考えます。このことは至極当然のことだと思うのですが、いざ「ナショナルアイデンティティの確立」とか言い始めると何故か右翼のレッテルを貼られてしまうのも日本の不思議なところであります。

 また、この手の議論をすると、つい領土問題やら憲法改正まで話がいってしまうのですが、当然これらのことは日本人として常に問題意識を持ってもらたいたいものの、それ以前の問題として「愛国心」や「郷土愛」をどう育むか、これが一番の問題ではないかと思います。よく自分を愛せない人に他人を愛することができないと言いますが、私は自国を愛していない人は他国をリスペクトできないと思うのです。ですから、真の国際人になるためには、こういった「愛国心」を育むことが必要で、教育基本法の改正でもそのことは盛り込まれております。

 にも関わらず、まだまだ「愛国心」という言葉に対する抵抗感があるように感じられるのは私の気のせいでしょうか。

 もう少し千葉市でも「ナショナル・アイデンティティの確立」を積極的に取り組んでいきたいと思います。


 




ファイト!ファイト!ちばinきぼーる
11/11/20

 今日は午後に毎年恒例となった「ファイト!ファイト!ちばinきぼーる」に参加してきました。

 そもそもこの事業は、多目的施設である「きぼーる」の利活用を軸とした中心市街地の賑わいづくりとして何か出来ないかということで、全国的にも珍しい地元密着型プロレス団体「千葉プロレスKAIENTAI-DOJO」のご協力により、プロレスを中心に据えながら、単なる観戦ではなく、参加型のイベントとして企画されました。

 今年で4回目となるわけですが、地元ヒーロー『きぼーるマン』の誕生、誰もが楽しめる『ヒップレスリング大会』、親子で楽しみながら体力づくりを学ぶ『メタボバスターズ』などさまざまな企画が生まれ、回を重ねるごとにより良い企画に進化しています。
 また、この事業から派生したキャリア教育プログラム『学校ヒーローズ』では「きぼーる」周辺の小学校を訪問し、夢を持って努力し続ける事の大切さを伝え、郷土愛の醸成や基礎体力を身につけるためのトレーニングを行っており、地域からの評価も徐々に上がってきております。
 今回は新たな企画として、地元のスポーツチームなどと気軽に触れ合う事のできる場造りを心掛け、中心市街地に健康的で活気のある人の集う街というイメージを重ねられるよう、そして地元住民が自分達の街が好きであるという事を実感できる場として取り組みました。急な申出にも関わらずご協力頂いた千葉ロッテマリーンズ、オービックシーガルズ、NECグリーンロケッツの皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。現在、県内のトップスポーツチームが十社会と称して様々な取り組みを行おうとしていますが、私も当然応援していきたいと思っておりますので、皆様にもご理解ご協力をお願いしたいと思います。

 今回の企画もそうですが、やっぱり情報発信をどううまくやっていくかが大きな課題ですね。徐々に参加人数は増えていますが、初期の目的の「賑わいづくり」までには至っていないような気がします。来年に向けて、色んな人を巻き込みながら、事業を盛り上げていきたいと思います。




「中央雨水ポンプ場」完成式典
11/11/19

 今日は、中央雨水ポンプ場の完成式典に出席してきました。

 当施設は、千葉駅周辺の中心市街地の浸水被害を軽減することと、合流式下水道を改善して葭川等の水質改善を図るために建設されました。

 千葉市の中心部(葭川周辺・都川下流部)は、都市化の進展に伴う土地利用の高度化や、舗装面の拡大などにより雨水が地下に浸透しにくい状態であり、そのため、降った雨が短時間に大量に下水管や川に流れ込み、施設の排水能力を超えた雨水が、道路などにあふれだし、浸水被害が発生しやすくなっておりました。さらにこの中心部は、千葉市で最初に下水道整備を始めた地域であり、雨水と汚水を1本の下水管で排水する「合流式下水道」で整備されており、その構造上、雨天時に雨で薄められた下水が雨水吐室という吐口から川や海に放流されるため、公共用水域の水質に悪影響を及ぼすだけでなく、公衆衛生にも影響を与えていることが大きな問題となっておりました。

 その問題を解決するため、従来の直接排水方式でなく、雨水を貯留管に一時貯めながら排水していく方式を採用することで、施設規模の縮小を図りながら、ポンプ場に併設された雨水滞水池によって、これまで葭川等に流出していた雨で薄められた下水を一時貯めて、降雨終了後、中央浄化センターに送水し、処理した後に東京湾へ放流するという方式を採用しています。

 計画そのものは平成9年頃に始まり、工事は平成12~23年度にかけて雨水貯留管等を、平成17~ 23年度にかけて中央雨水ポンプ場の土木・建築・機械・電気設備を、平成22・23年度には中央雨水ポンプ場場内整備(植栽・フェンス工等)を行い、本日の完成式典を迎えました。まだ雨水貯留幹など一部の工事は残っていますが、私が議員になってから、ずっと行われたいた工事が完成の日を迎えるというのは非常に感慨深いものがあります。ここに完成を迎えることができましたのも、ひとえに千葉中央港地区街づくり協議会はじめ、貯留幹線工事にかかる町内自治会等、多くの皆様の温かいご協力と、関係各位の多大なご尽力の賜物であり、ここに深く敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 今後とも「安全・安心のまちづくり」実現のため、努力して参りたいと存じます。




千葉県自治体病院経営都市議会協議会の要望運動
11/11/18
 今日は午後から千葉県へ自治体病院の経営支援の要望活動を行ってきました。自治体病院の経営については、各市病院改革に努めてなるべく赤字を圧縮しているところですが、不採算医療を担っているため、限界があります。そういう意味でも県からの支援は大切で、切実な要望であります。
 参加したのは会長市の市川市、副会長市の南房総市、理事の勝浦市と私の4名で千葉県健康福祉部に乗り込んで行きました。対応して下さった保健医療担当部長がやたら低姿勢だったので何だか肩すかしくらった感じです。ただ、これまで要望活動しても言いっぱなしで正式な回答を得ていなかったので、今回は文書による回答を求めました。要望事項は以下の通りです。

 1 地域医療を支えていくための救急基幹センター、救急救命センターへの各種補助金の充足、財政支援を行うこと(継続)
 2 NICU(新生児集中治療室)長期入院患者の受入れ先後方支援体制の整備並びに周産期医療に対する補助制度の充実を図ること(継続)
 3 医師・看護師確保対策の総合的な整備計画を策定すること(継続)
 4 災害時の医療提供体制の充実・強化を図ること(新規)



いよいよ議会が近づいてきました。
11/11/17
 今日は、議会に向けての準備が多かったです。特に自民党から提出予定の意見書について色々と意見交換を行いました。本来ならば、中立の立場でいないといけないんですが・・・。今日から一般質問の通告も始まったので、いよいよ第4回定例会が近づいてきた感じです。しかし、時間が経つのは早くて、4定が終わると、すぐに年越しが来そうです。ちゃんと今年のうちにやることはやっておかないと!

 午後からは、青少年補導員の列車補導に参加してきました。今年の4月から青少年補導員に任命されたのですが、なかなか定期補導活動に参加できず、今回が2回目の補導活動です。私の担当は総武本線で、千葉から四街道に行き、四街道駅周辺をチェックした後、千葉方面へ戻り、都賀駅で下車、そして千葉駅で解散というルートでした。特に問題はありませんでした。

 夜は地元の青少年育成委員会の理事会に参加。部会長が来ていなかったので、副部会長の私が青少年相談員の活動報告をさせて頂きました。

 報告終了後、JCの例会参加のために途中退出。JCの例会は1年を振り返る例会と次年度アワーで、終了時刻は23時近くになっていまいした。

 今日の活動報告はこんなところです。ではまた明日。
 



障害者福祉の理解を高めるには
11/11/16

 今日は午前中に千葉市特別支援教育振興大会に参加してきました。

 この大会の趣旨は、読んで字の如く特別支援教育の振興を目指しているわけですが、近年の人権意識の高まりから、特別支援教育は、その範囲や対象が拡大され、結構、質的にも量的も充実してきているのであります。現在では、市内には特別支援学校が7校(市立2校・県立5校)あり、それに加えて、小中学校174校中94校(設置率54%)に特別支援学級や通級指導教室が設置されおりますが、一方で児童生徒数も1700名を超え、年々増加の一途を辿っています。

 また昔よりマシになったとは言え、就学前の早期教育、就学前後の関係機関との連携、校舎の過密化、卒業後の就労問題など、まだまだ特別支援教育の課題は山積しております。

 この多くの問題は、まだまだ障害に対する地域の認識が低いことに原因があるのではないかと思います。大会宣言の最後にも「特別支援教育に対する地域の人々の認識を高めるよう、行政並びに教育諸機関、学校、関係諸団体が連携し、一層の理解推進を図ること」が求められています。

 夕方には、27日に行われるパネルディスカッションの打ち合わせを行ったのですが、このパネルディスカッションもウィルチェアラグビーチーム「BLAST」さんに注目してもらうために考えられた企画ですが、主催者側も私自身もまだまだ障害者福祉に対する知識や理解が浅いことを痛感しました。

 一口に障害といっても種別が多様であり、知的、身体、精神と分類しても程度も個人差があるため、一概に語ることができないのが障害者福祉の難しさなんだと思います。

 だからと言って諦めても仕方がないので、どうしたら高めることができるか。

 私は、やっぱり障害者スポーツの普及拡大ではないかと思います。なかなかパラリンピックや国体と同時期に開催される全国障害者スポーツ大会には注目が集まりにくいですが、もっとスポットを当てるべきです。彼らは保護される立場ではなく、むしろリスペクトすべき対象だと私は思っています。

 今回たまたまBLASTさんとの企画に参加させてもらうことになりましたが、是非皆様も一度障害スポーツに触れてみてはいかがでしょうか。

 11月27日(日)13時から穴川コミュニティセンター体育館で公開練習を行っています。そのあと、パネルディスカッションも行いますので、是非お越しください。

 なんだか告知みたいになってしまいました。




情と理
11/11/15
 今朝の読売新聞に「区画整理で参考人招致」という記事が載りました。これは、千葉市中央区の南部蘇我土地区画整理組合の貸金請求訴訟に係る裁判所からの和解勧告についての問題で、組合の負債額18億1千万円のうち、千葉市が3億5千万円を補助するという内容について、第4回定例会に付議されれば、我が会派は委員会で参考人を招致して意見を聞きたいという方針を決めたという内容についての記事です。(読売新聞はこの問題について何度も記事にしています。)
 自民党では、この和解勧告の報告を受けて、様々な議論をしましたが、大方の意見が千葉市が負担する理由がよくわからないというものでした。理由については、当事業が、①健全な市街地の造成、公共の福祉を目的とした公共的な事業であり、千葉市民全体の生活向上に貢献していること、そして②この状況が続くことで、住民の地区離れ、これまでの市街地化が無に帰し、安心して暮らせる街の形成が著しく阻害されることが大きく挙げられています。
 この問題については、既に組合から何度も相談があり、事業が収束するよう支援して欲しいという陳情(結果、取り下げ)も提出されていましたから、我々も心情的には何とかしたいという気持ちはあるものの、上記の理由だけでは、どうしても納得がいかない部分も多く結論が出ずにいます。
 何故理由に拘るかというと、一般的に民間事業の失敗に公金を出すというのが異例であるからです。これまでも組合施行の土地区画整理は行ってきており、それぞれの組合が努力してきました。ですから、これから組合施行で行う施行者が安易に公的支援がもらえると考えたりしないかというモラルハザードの問題が生じますし、また、これが組合でなく、一般民間事業者が開発行為で失敗した場合とでは何が違うのかという、その辺りの整理もうまくできていません。つまり行政としての整合性が取れないという問題も生じてくるわけです。では、市は組合が主張するのような落ち度があったと認めているのでしょうか。それも違います。
 もちろん、我々も組合側の努力も認めています。昨年の陳情時には、8回もの総会を経た上で漸く組合員に5億円の賦課金追加を求めることができたものを、今回の和解勧告では、さらに4億円上乗せした9億円が提示されているわけですから、これ以上組合員に負担を求めるのは限界があることは充分理解しています。保証人も3億円の負担が求められておりますし、まさに組合側は最大限の努力をしていると言っていいでしょう。
 色々書きましたが、今回は、様々な「情と理」が混ざっております。裁判所の和解だからといっても「はい。そうですか。」というわけにはいかないのです。今後の行政運営に与える影響を念頭に置き、市民への説明責任を果たすためには、より慎重に議論をしなければなりません。そのために参考人招致も視野に入れるべきというのが我が会派のスタンスであり、昨日の会派での総会において方向性の確認したわけです。
 新聞の書き方だと、「感情的に反対」と書かれていますが、そういうことではないことはよくわかって頂けると思います。とにかく、しっかり議論した上で、責任ある結論を出したいと思います。



予防は大事
11/11/14
 今日は議員団の研修会が行われました。講師に東京大学教授で都市基盤安全工学国際研究センター長の目黒公郎氏をお招きし、「これからの地震対策~問われる総合力と連携~」というテーマでご講演頂きました。14時半から17時までと非常に長い講演でしたが、飽きることもなく、非常に示唆に富んだ講演でした。また、数字をしっかり用いて、感情論を排した合理的な政策を打ち出しているところは、まさに学者らしい提案であると敬服しました。学者らしいというの言うのは誤解して欲しくないのですが、別に嫌味ではなく、本当に研究者として説得力があるという意味です。

 どうしても我々は生きている人達に目が向くため、発災後のことに目が向きがちで、二次被害を出さないために「減災」に力を入れてしまっています。確かにこれも大事ですが、目黒先生が指摘するのは、「声なき声を聞き、見えなかった事実を見る」ということです。つまり、亡くなってしまった人達がなぜ亡くなったのかということをきちんと検証しなければ被害を抑えることはできないということです。阪神大震災でも関東大震災でも火災が広がっており、人々の印象は火災で亡くなったということになりがちですが、ほとんどの方が家具などの転倒や建物倒壊なでで圧死したりしており、火災も倒壊した建物から広がっていることから、犠牲者の95%超が実質的には建物の影響で亡くなっていると言えると指摘し、建物の耐震性を挙げることや家具の転倒防止を図ることが大事だと様々な事例を用いて何度も強調していました。
 これはまさに病気で言うところの予防と一緒で、体を鍛えて病気にならない体づくりをするということであります。しかし、予防というのは効果が見えにくく、客観的評価もしにくいもので、どうしてもインセンティブが働きにくいのが実情です。そこで、目黒先生が提案したのが、頑張った人(耐震補強実施者)が得をする(揺れ被害面積・地震火災対応の)新しい共済制度です。非常に斬新な案で行政が取り扱うか非常に難しいですが、インセンティブを働かせる手段の一つとしては非常に有効だと思いますので、今後研究してみたいと思います。



我孫子市議会議員選挙投票日
11/11/13
 今日が投票日で、即日開票されました。しかし、我孫子は開票作業早いですね。10時40分には確定してました。千葉市の開票事務作業も我孫子を見習って、少しでも早くなるように改善や工夫を図ってもらいたいものです。
 結果は、私が応援していた仲間は無事当選を果たすことが出来ました。また、他のJCの仲間や自民党の公認・推薦候補者も皆当選して大満足な結果となりました。当選された皆様、本当におめでとうございました。任期の4年間、我孫子市民の負託に応えられるよう一生懸命頑張って下さい。

当 坂巻 宗男 (無所属)        5586
当 印南 宏 (無所属)        3167
当 水野 ゆうき (無所属)        3016
当 佐々木 とよじ (無所属)        2686
当 久野 晋作 (無所属)        2392
当 西垣 一郎 (自由民主党)        2262
当 ちの 理 (無所属)        2164
当 戸田 ちえこ (公明党)        2028
当 かい 俊光 (自由民主党)        2016
当 江原 としみつ (公明党)        1767
当 木村 とくみち (公明党)        1766
当 飯塚 まこと (民主党)        ※1658.551
当 関 かつのり (公明党)        1642
当 松島 わたる (無所属)        1639
当 豊島よういち (無所属)        1621
当 ひぐらし 俊一 (無所属)        1617
当 せりざわ 正子 (みんなの党)    1552
当 岩井 こう (日本共産党)        1476
当 内田 みえこ (無所属)        1431
当 かけ川 正治 (無所属)        1407
当 早川 真 (社会民主党)        ※1350.448
当 椎名 ゆきお (無所属)            1348
当 川村 よしお (無所属)        1313
当 秋谷 明 (無所属)        1251
  高木 ひろき (無所属)        1250
  なかじょう 江里子 (民主党)    1213
  青木 ひろしげ (無所属)        1193
  ながやす 宗和 (日本共産党)    1169
  やぶき 啓子 (無所属)        865
  田中 よしかね (みんなの党)    528
  池田 大輔 (無所属)        171
  いがらし 昭男 (無所属)        70

 1票差は後で揉めそうですね。1票の重みがよくわかります。



どじょうは玉虫色?
11/11/12
 今日は千葉市社会教育功労者感謝状贈呈式、白井公民館文化祭に出席した後、知人の結婚式に出席してきました。人の縁とは不思議なもので、同じテーブルに座ったのは妹の幼馴染夫妻で、旦那と新郎が同級生とのこと。さらに隣に座っていらしたのが、前議会事務局長のご子息と数奇な縁。やはり千葉市内だとどこかで誰かと繋がりますね。
 結婚式終了後は、そのまま我孫子に向かい、選挙の手伝いに行きました。最終日だったので、各市から議員仲間が集合していました。本当に仲間というのは有難いものです。
 
 さて、今日の新聞やニュースの専らの話題は、昨日の野田首相の記者会見において、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合で、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加に向け、関係国と協議に入ることを正式に表明したことでした。
 本来は、一昨日発表するはずだったようですが、一日延期して発表した内容が「関係国と協議に入る」という廻りくどい言い方。その結果、反対派の議員からは「正式な参加表明ではない」という解釈が飛び出してきました。この解釈はいささか理解に苦しむところがあるのですが、こういう解釈が出ることを狙っての廻りくどい(玉虫色の)表現だったとすると、完全に党内融和を優先させた感が否めません。この辺りの言い回しの妙は、昔の自民党が得意とするところで、野田首相の政治手腕が多分に自民党的だという批判はあながち間違っていないのかもしれません。
 そもそも民主党という党は綱領もないことから、単なる反自民非共産の烏合の衆であるという批判があります。政権交代という目的を達成した後は、目標を失い、迷走しており、結局行き着いたのは一昔前の自民党的な手法の首相という皮肉。ただ、私はそのこと自身は悪いとは思っていません。何故なら、現実的な政治を行おうとすれば、このような手法になることは致し方ないことであるからです。しかし、現在の社会は強いリーダーシップを求めているわけで、小泉元首相が絶大な人気を誇ったのは、はっきりと主張し、わかりやすい政治を行ったからです。(小泉さんはしたたかですから、郵政以外はそんなに強いリーダーシップは発揮していませんが)
 とりあえず、今後の動向を見守りたいと思います。



漢字は難しい。
11/11/11
 昨日、今日と全国市議会議長会の相談役会議、理事会、評議員会が行われました。
 メインの審議事項は、平成22年度の決算の承認についてですが、当然議長会の存在意義は国への圧力団体ですから、今回も各ブロックから2本ずつ計18本、会長提出の2本を加え計20本の国へ要望が審議されました。提案理由の説明だけもかなりの時間を要しました。区分は、地方税財政、災害、医療福祉、農林漁業、建設運輸の5区分で、やはり時期的に災害の区分が一番多かったです。 その他にも、一般事務報告や各委員会報告がなされました。
 可決されたものは、近々議長会のHP(←クリック)にアップされると思います。

 さて、今回、どうしても気になったのは、「増嵩」という言葉です。「少子高齢化の進行による社会保障費関係費の増嵩などにより・・・」
という使い方をしているのですが、そもそも一般の社会ではあまり「増嵩」という言葉を使いません。何故なら意味が「分量・金額などがふえること。」なので、普通に「増加」や「増大」で済むからです。それでも何故か永田町や虎ノ門ではやたらこの「増嵩」という言葉を使いたがります。いわゆる「お役所言葉」というヤツなんでしょうかね。ただ、私が秘書時代にはあまり気にならなかった言葉なので、もしかしたら最近使うようになったのかもしれません。むしろ、当時はカタカナ(外来語)が多い印象で、うちの先生が「日本語でわかり易く説明しろ!」と怒っていたのを思い出します。(笑)
 で、何が言いたいかというと「増嵩」の読み方についてです。「嵩」という字は、普通は「すう」と読みます。「嵩山少林寺」が有名ですね。しかし、皆、この字を「ぞうこう」と読んでおり、誰も突っ込みを入れていません。ということは、「ぞうこう」で正しいのでしょうか?でも、「ぞうこう」で入力しても絶対に「嵩」という字は出てきません。少なくともうちのIMEは出ません。調べるとやっぱり正しい読みは「ぞうすう」のようです。ただ「ぞうこう」と書いてあるところもあります。
 これは「御用達」と一緒の類型ですね。「御用達」は現在一般的に「ごようたし」と読みます。しかし、本当の読み方は「ごようたつ」です。これは「用足し」の丁寧語として誤用されたのではないかという説がありますが、いずれにせよ、誤用されたものが一般化されており、現在では逆に「ごようたつ」と読むとバカにされることがあります。「等閑(なおざり)」と「お座成り」を誤用している場合もありますが、これも一般化してる嫌いがあります。これは余計な話なんで話を戻しますが、では「ごようたし」は間違いかと言えば、間違いではありません。今ではすっかり定着してるからです。
 このように言葉は生きており、この他にも平安時代に使われていた言葉とまるっきり違う言葉もありますが、その時代その時代の意味や読み方があるのだと思います。だから、私は漢字の読み違いをいちいち指摘するのはナンセンスだなと感じた次第です。こんなことを考えながら思いだされるのは、麻生元総理の「KY(漢字が読めない)」事件です。この事件も今思えば、何で皆で寄ってたかってあんなに叩いたんでしょう?不思議でたまりません。むしろ、今の野田総理の質問してない内容をフライングして答弁してしまう方が問題だと思いますけどね。質問をしっかり聞いてないわけですから。でも、マスコミはそのことはスルー。別に叩けとは言いません。何故ならそんなことは下らないからです。当時はそんな下らないことに時間を割いていたんだから、余裕があったんでしょうかね。いずれにせよ、表面に捉われず、本質で勝負してもらいたいものです。

 ということで、今日のエントリは、自分で書きながら、何が言いたいのかわからなくなっていました。(苦笑)

 



議長はやっぱり忙しいらしい
11/11/10
 今日は全国市議会議長会の相談役会議がありました。政令市の議長は相談役になっているので、昨日までの都道府県庁所在都市議長会のメンバーもきておりますし、昭島市で行われた基地協議会からきた議長さんもいれば、各地のブロック大会に出てから参加している議長さんもいました。岡山市の議長さんは、一昨日は山口で、昨日は出雲、そして今日は東京に来たそうです。
 どうしても定例議会の間の11月と2月はそれぞれの議長会が集中し、また、この時期は予算要望の時期と重なり、陳情活動も活発なことから、議長は大忙しになります。
 我々首都圏の議長は、どこへ行くにしても交通の便で困ることはありませんし、永田町界隈に来るのも比較的楽に来れます。そういう意味では恵まれているので、感謝せねばなりません。
 ただこれだけ出張が続くと、しわ寄せがどこかに来るもので、今日の午前中は分刻みで公務が入っておりました。とりあえず、体調管理だけは気をつけようと思います。



ニーズは応えるもの?創るもの?
11/11/09
 今日は山口情報芸術センター、通称YCAM(ワイカム)を視察してきました。YCAMは、Yamaguchi Center for Arts and Mediaの頭文字をとったもので、3つのスタジオ(展示スペース・劇場・ミニシアター)と市立中央図書館からなる複合施設で、2003年11月に開館し、年間80万人弱の来館者数を誇る文化施設です。
 特徴としては、メディアアートを中心におき、作品の展示、演劇、ダンスパフォーマンスの公演、映画上映、サウンドイベント、ワークショップやレクチャーなどを開催しています。特に、さまざまなアーティストが山口に滞在し、YCAMの専門スタッフとコラボレーションを行うという、作品を全く所蔵しない滞在型のものであることが従来のものとの大きな違いであるそうです。
 館長は、挨拶の中で、やたらネットワークという言葉を強調しており、当センターのHPの施設紹介の中でも「ここ山口という地域と世界を結びながら、さまざまな人々が出会い、対話し、新たな情報芸術の創造と発信の拠点となることを目指しています。」と記されており、結びつきを大事にしていることがよくわかります。
 また、外観は、「ビッグウェーブやまぐち」という別名があるように、3つの山がある波状の屋根が特徴で、ガラス張りで端から端まで見えることもデザインコンセプトの一つだそうです。

 そもそもメディアアートって何?って思う方も多いのではないでしょうか。視察された他の議長さん方も理解に苦しんだのではないかと思います。ビデオやコンピュータ技術をはじめとする新技術に触発され生まれた美術であり、こういった新技術の使用を積極的に志向する芸術の総称であります。多分、この説明ではピンと来ないと思いますし、私もうまく説明ができません。そして、当然疑問として湧いてくるのが、山口市民がどれだけこの施設やコンセプトに理解しているのかということです。職員の方に思いきって聞いてみたところ、やはり反対運動があり、この建設を反対・凍結を主張した市長が当選したようです。しかし、凍結は現実的ではなく、市民委員会による事業への市民参加など話し合いをすすめ、結局工事や事業は再開され、会館に至ったようです。(結局、その市長も一期限りだったとか・・・)
 また、この特徴的な設計からわかるように、電気代などの光熱水費だけで年間1億7千万、人件費や製作費などを含めると年間4億円を超える維持費がかかるようで、建設費も70億と高額な支出も反対の大きな要因だったようです。
 しかし、館長は胸を張って言います。「ここはオンリーワンの施設だ」と。「他(都市)にないものをここでは創造して発信している」「雪舟も死んで80年後に評価された」「ここではニーズに応えるのではなく、つくっている」・・・etc.
 私もこれらの言葉に考えさせられました。行政の仕事は、ニーズに応えるだけではなく、確かに創りだす必要もあると言えます。民間でできないものを行政が行うことも、行政の使命です。そういう意味では、YCAMの存在は意義や価値はあります。しかし、かかる費用とのバランスがどうしても引っかかるところです。他都市の議員である私が言うのもなんですが、市単独事業で山口市が行うのは限界があると思います。コンセプトを理解してもらい、民間のパトロンを増やさないといけません。また、日本の文化水準向上という観点から国からも支援をもらえるよう働きかけるべきだと思います。また、インプットの部分だけでなく、アウトプットやアウトカムの部分ももっと山口市民に理解して頂かないといけないと思います。そして、山口市民にとってどういう価値を産み出すのか、そこを常に運営者側は意識しなければなりません。もしかしたら、メディアアートのメッカになって、周辺に専門学校や大学が集積したり、アーティストがどんどん山口に住むようになり、観光客も増えるかもしれません。(もしかしたら山口市はそこを狙っているのかな??)ではそのための戦略、戦術はどうするのか。こういったことを考えるだけでワクワクしてきますね。
 この施設をムダと切り捨てるのは簡単です。また逆に理解できない方々を切り捨てるのも簡単です。しかし、私はこの価値を大事にしたいし、多くの人々に共感してもらいたいと思います。ネットワークを強調しているわけですから、もっと多くのファンを巻き込んで行きましょう!陰ながら応援しています。





第23回都道府県庁所在都市議長会定期総会
11/11/08

 今日は、表題の議長会が山口市で開かれました。これは、この議長会の規約第7条第2項「定期総会は毎年1回、原則としてその年の国民体育大会を開催する都道府県の会員市において開催する」という規定に基づいております。また、同規約第5条第2項「会長は、定期総会を開催する市の議長とする」、同第3項「会長の任期は開催市において定期総会を開催する日から翌年の定期総会が開催される日の前日までとする」という規定に基づき、昨年の国体開催地が千葉県だったことから、昨日までは私が会長ということになっていました。ということで、今回の総会では前会長ということで、昨年のお礼を述べさせていただきました。

 総会では、「東日本大震災に関する決議」「地方議会の権能強化及び地方財源の充実強化に関する決議」の2本が提出され、全会一致で議決されました。両決議とも広範多岐にわたっており、かなりボリュームの多いものになっています。掻い摘んで項目だけ列挙しますと、前者は「1 被災者の救援及び生活再建」「2 宅地等地盤災害」「3 公共・公益施設など生活産業基盤の復旧と債権」「4 地域産業の復興に向けた支援」「原子力発電所事故の早期収束及び再発防止並びに防災対策の充実」「6 新たなまちづくりに向けた支援」の6項目で、それぞれに4~6つの要望がぶら下がっております。後者は「1 「地方自治法抜本改正についての考え方」で、速やかに制度化を図るとされている以下の事項について早急に地方自治法の改正を行うこと。」「2 今後の地方自治法の抜本改正においては、下記事項について、その実現を図ること。」「3 地方財政計画に社会保障関連経費の自然増など増嵩する地方の財政需要を的確に反映することにより、地方交付税を増額し、地方一般財源総額を確保すること。」「4 社会保障と税の一体改革については、現在行われている「地方単独事業の実態調査」の結果等を踏まえ、国・地方を含めた社会保障サービス全体の額について議論を行うとともに、今後、増嵩する社会保障関連経費を含む地方負担については、地方消費税をはじめとする地方税財源で確実に保障することにより、地方自治体の社会保障負担に対する安定的な財源を確保すること。」の4項目を要望してしています。

 この総会を終了後には、同志社大学大学院総合政策科学研究科教授の新川達郎先生から「復旧・復興に向けた自治体議員・議会の役割」という演題でご講演頂きました。

 確かに被災直後は我々議員は個々に対応しており、議会として何か行うというのはだいぶ後になっていたなということを気づかされました。ただ今回は改選期が重なってしまったということもあったので、仕方がないという言い訳はできますが、それも想定に入れて、議会や議員の役割を協議していかなければならないと思います。これは今後のあり方検討協議会でも取り上げたいと思います。

 その後は、意見交流会を行い、初日の日程は終了しました。

 




陛下のご回復を心よりお祈り申し上げます。
11/11/07

 天皇陛下が昨日の夜、気管支炎で発熱が続き、東大病院へ入院されたようです。本日の秋の叙勲親授式では、皇太子殿下が国事行為の臨時代行として勲章授与をされたとの報道がありました。
 鳥取ご訪問、ベトナム首相夫妻との面会、そして発熱を訴えられた3日も文化勲章の親授式にご出席され、公務が相次いでいたため、ご無理がたたったのではないか思います。

 日本国民は、陛下のご回復を望んでおります。快方に向かわれますよう、心よりお祈り申し上げる次第です。
 




我孫子市議会議員選挙告示
11/11/06
 今日は、11月13日投票の我孫子市議会議員選挙の告示日です。私の友人も出馬しているので、応援に行って参りました。
 我孫子は私が代議士秘書をしていた時代の選挙区の一部で、当時お世話になっていた議員さんやJCメンバーの議員も何人かいますが、やっぱりいつも助けてもらっている若市議のメンバーに頑張ってもらいたいと思っています。
 今回は定数を4つ減らし、24人定員のところに32名立候補したそうで、その中には28歳や29歳の候補者もおり、「若者への期待票」を食い合うことが予想されます。元々我孫子市議には若い議員が多く、現職でも45歳以下の議員が7名もいることから、かなりの激戦になるのではないでしょうか。
 前回の投票率は、51.03%と千葉市より高い数値を示していますが、やはり他都市同様、投票率の下落傾向にあり、今回も前回を下回るのではないかと予想されます。
 是非、我孫子市民の方は投票に行っていただくとともに、我孫子市に知り合いがいましたら、是非投票に行くようお声掛けをよろしくお願います。
 



CBTは大盛況
11/11/05
 今日、明日と「こどものまちCBT」がきぼーるの3階子ども交流館で開催されております。
 CBTとはChiba Townに由来し、千葉市こどものまちの通称です。子ども達だけでお店や会社を運営し、遊びを通じて模擬社会体験をさせるプログラムで、市役所や銀行、さらには職安もあります。「カフェ」という独自通貨ももあり、働いてお金を貯めて、買い物ができたり、市長選挙を行い、ルール(法律)も子ども達で決めるのが特徴となっています。簡単に言えばキッザニアみたいなものですが、キッザニアはスポンサーが仕事を指導したりますが、CBTは企画の段階から子ども達が中心で行っているのが最大の特徴です。今年で4回目を迎えますが、年々子ども達のスキルも上がり、手作り感はたっぷりですが、プログラムとしての完成度は高まってきています。参加人数も多く、職安でも求職情報がなくなるほどでした。(職安に子ども達が並ぶ姿は、現実社会と一緒ですね。)
 子ども達が主体的に生き生きとした姿を見まして、本当に企画から一生懸命携わって頂いた関係各位に心から感謝と敬意を申し上げたくなりました。
 明日も開催されているので、是非お子様を連れて(お子様だけでも)参加して頂ければ幸いです。



シティセールスはやっぱり大事
11/11/04
 今日の午前中は、静岡市の地域産業課から「ホビーのまち静岡」推進事業について説明を受け、タミヤ模型やバンダイの工場、そして今年の6月にオープンしたホビースクエアを見学してきました。
 そもそも、なぜ「ホビーのまち」にしたかというと、静岡市は、プラモデル産業が集積し、生産量も全国一を誇っており、さらに毎年開催されている「静岡ホビーショー」には、国内外から多数のバイヤーやファンが訪れ、高い経済効果をもたらしていることから、着目したとのことです。これは非常に当たりで、参加した各市の議員も一発で静岡市が「ホビーのまち」だと認識したのではないでしょうか。家族や後援会旅行で連れてきたいという議員もおりました。
 その他にも「しずおか葵プレミアム」というブランド化戦略も推進しており、認証された物品の一覧を見ると非常に購買意欲が湧いてきます。実際に、帰りに私も木工品をお土産に買って帰りました。
 本市もシティセールスを推進していますが、まだまだ他市にアピールできるほどになっていません。もう一度、千葉市の魅力を再発見し、全国に発信してきたいです。個人的には、貝塚(縄文)のまちをもっとアピールして欲しいと思ってます。それには、まずは地元にもっと貝塚の魅力を伝えないといけません。これから、地道に頑張ります。




いわばエゴとエゴのシーソーゲーム
11/11/03

 今日は、静岡市で若手の政令市の議員の勉強会が行われました。この勉強会は年に3~4回程度、各市の持ち回りで行われております。

 講演は、富士山静岡空港を中心に、小型航空機で地方同士を結ぶ地域航空会社(リージョナルエアライン)の株式会社フジドリームエアラインズ(FDA)の常務をお招きして、「地域空港の活性化とリージョナルエアラインの将来展望」というテーマで行って頂きました。千葉市をはじめ、横浜、川崎、さいたまの首都圏の政令市は羽田や成田という第1種空港のエリア内で第3種空港というのはあんまりピンときませんが、その他の政令市では第3種空港を抱えており、大手が撤退しつつある昨今、地域住民の足の確保という意味では非常に重要な役割を果たしていると言えます。当然、大手が撤退しているということは採算がとりにくい体質は間違いないわけで、今後の行政支援のあり方が問われてくると思います。この辺りは単なる補助金とかではなく、どのような関わり方をしていくべきかもう少し深く議論をしていくべきです。

 さて、この勉強会の最大の意義は意見交換会で、各政令市の問題点などを話し合ういい機会なっています。やはり今回の最大の話題は、11月27日の大阪市長選挙の件でした。

 ちょうど勉強会の共通テーマをどうしようかという話し合いになった時に、北九州市議さんから「特別自治市」についてをテーマにしてはどうかという提案がありました。その前には大阪市議さんから市長選についての報告がありましたので、ちょうど皆が考えるいい機会になるのではないでしょうか。

 「特別自治市」とは、指定都市市長会が指定都市制度に代わる新たな大都市制度として、2010年5月に提案した制度です。簡単に言えば、県から財源や権限を移譲を受け、国直轄の市になるというイメージです。細かい内容については、指定都市市長会のHPを参考にして下さい。

 一方、大阪市長選挙の中心人物である橋下徹前大阪府知事の提唱する「大阪都構想」は、政令指定都市である大阪市・堺市と大阪市周辺の市を廃止して特別区とし、特別区となった旧市の行政機能や財源を「大阪都」に移譲・統合する制度です。

 どちらの目的も「二重行政の解消」でありますが、どっちが権限を握るかという、ミスチルじゃありませんが、謂わばエゴとエゴのシーソーゲームみたいなものになっている嫌いがあります。

 前から感じていたのですが、そもそも橋下前知事が先に大阪市長になっていたら、大阪都構想を掲げたんでしょうか。疑問が残るところです。知事の立場になって考えれば、道府県の健全財政を目指すためには、安定的な財源が必要になってきます。道府県の基幹税は、ご存じの通り、道府県民税と法人事業税で、景気に左右されやすいものになっております。かたや市町村の基幹税は、市町村税と固定資産税で、景気に左右されにくくなっております。たしかに橋下前知事はこれまでかなりの改革を進め、いきなり実質収支の黒字化を達成し、効果を上げていると思っている方も多いかと思いますが、実は地方債の残高は増えており、謂わば見せかけだけの黒字となっているのです。(もちろんかなりの支出を削っているので、体質はだいぶ改善されています。そこは大いに評価できます。)そうなってくると当然、知事としても単なる業務改善程度では、府財政はどうにもならないことに気づくわけで、どこに活路を見出すかと言えば、目の上のタンコブとなっている大阪市の財源に目をつけるのは自明なのかもしれません。

 逆に、政令市から言わせれば、県並みと言われる業務量があるにも関わらず、多少の税源移譲はあるものの、ほとんど業務量に見合っておらず、業務量に見合った財源の移譲を求めたくなるのもわかって頂けると思います。ちなみに北九州市では約800億の県税を納めていますが、教員の給与や補助金などを含めて約400億程度しか県から戻ってきていないとのことでした。当然、大都市の一人勝ちをさせるつもりはないので、水平調整機能として多少負担は仕方ないと思いますが、ここまで不均衡が生じていると改善を要求したくなります。

 どっちの言い分にもそれぞれ理がありますが、やはり地方分権推進論者の私としては、住民がより良い行政サービスを受けるために「近接性の原則・補完性原理」に基づき住民に最も身近な基礎自治体を中心とした改革を進めることが必要と考えており、「特別自治市制度」はその考えに近い形だと思っているので、私は「大阪都構想」を支持することはできません。

 それに、大阪都構想においては特別区ができ、そこにも区長や議会を設置するとなると、結局「二重行政の解消」には繋がってないんじゃないの?という疑問も残っています。

 いずれにしても、道州制なども含めた「これからの分権のかたち」もしっかり議論されていない中で、市長選挙の争点が「大阪都構想」というのは非常に危険です。今回の選挙は、分権というものを考えるいい機会になったとは思っていますが、拙速な判断をせず、まずは現行の制度の中で、二重行政を解消するための議論をしっかりすべきだと思います。



第8回議会のあり方検討協議会
11/11/02
 今日は午後1時半から、議会のあり方検討協議会が開かれました。
 今回から舞台を協議会から部会へ移します。その前段として、まず協議会で部会長の就任の報告をさせて頂きました。そして、各部会に分かれてもらい、副部会長の互選を行い、また協議会として集まって副部会長の報告をして散会となりました。その後、再度、部会を開催し、進め方や次回の開催日などを協議してもらいました。
 
 さて、部会について説明しますと、第1部会は議員の身分に関すること、第2部会は市民参加の推進に関すること、第3部会は政策立案・政策提言、監視・評価に関することの3つに分けております。それぞれ交渉会派から各部会に1名ずつ、非交渉会派及び無所属はぞれぞれ1名だけが各部会のどれかに属すように分散させ、6名+部会長の7名構成で議論を進めます。
 なお、委員長(私)と副委員長(奥井副議長)は部会に属さず、オブザーバーとして参加することになっておりますが、一応発言だけは認められています。

 初日の今日は、各会派が提出した協議事項において、優先的に取り組むことなど各会派の考えを出し合ったわけですが、私も第2部会と第3部会に顔を出し、いきなり具体的な事項から入らないようにお願いしてきました。具体的な方向性や目的が決まらないのに、いきなり手段から入るの避けてもらうためです。私が一番嫌なのは、他市がやってるからという理由だけで導入することです。これでは、仏を造って魂を入れないようなもので、やはり、千葉市議会には、どういう課題があって、その課題を克服すれば、こういう状態が達成できるというものを皆が共有してもらわないとやってることがブレてくると思います。遠回りになるかもしれませんが、是非そこはしっかりと議論してもらいたいと思います。

 次回は11月15日に各部会開催されます。



ブーメラン
11/11/01
 今日は、午前中に千葉県後期高齢者医療広域連合議会の議会運営委員会、午後から同議会の全員協議会が行われました。これらは、来る11月15日に開催予定の同議会11月定例会に向けてものです。
 基本的に自治体の議会と同じで、議運も全協もあります。全協終了後は議案の事前説明がありましたが、事前審査禁止に抵触しないようにするためか、やはり議案への質問は受け付けていませんでした。なお、前回の臨時会(8月12日)の時は他の公務と重なり、全協に出席出来ませんでした。そのため、当日いきなりの議案審査はさすがに戸惑った記憶があります。今回は事前に説明を受けているので、当日は万全の態勢で臨みたいと思います。ちなみに議案は4つで、22年度の一般会計及び特別会計の決算と23年度の一般会計及び特別会計の補正予算です。

 さて、今日は帰り際に、非常に興味深いニュースが飛び込んできました。それは小金井市長の辞任のニュースです。
 報道によると、小金井市は、市境にあった焼却場を老朽化のために停止して以来、周辺自治体の運営する清掃工場に処理を委託してきましたのですが、4月に初当選した市長は、その選挙中の公報において、この委託費用を「20億円の無駄」と批判したことから、処理を引き受けてきた周辺自治体から総スカンを食らい、支援を中断されていたようです。結局この問題の収拾に目処が立たず、辞任となったとことであります。
 ある意味、自分の辞任によって市民生活を救ってもらおうという姿勢は政治家の責任の取り方として評価できますが、そもそもこの発言そのものが不勉強で、市長に立候補するものとしてもう少し責任のある公約をすべきだと思います。これは私も含めて政治家に言えることだと思います。選挙に勝つために耳触りのいいことだけ公約すると必ずブーメランみたいに自分に帰ってきます。今回の一連の騒動を他山の石としたいと思います。