明日の千葉を見つめて
活動日記
他人のせいにしている限りは日本はよくならない。
11/12/25

 今朝のテレビで前原氏が「政策を見直しても、役人が骨抜きにする。それとの戦いだ。今回の失敗と反省を含めて、どう官僚組織を変えるか。もう一度、やり直さないといけない課題だ」と指摘しておりました。
 もういい加減に「政治主導」の名の下に、官僚のせいにするのはやめて欲しいと思います。最終的に決断するのは政治家であり、今回も八ツ場ダムの継続を決めたのは国土交通大臣であり、総理大臣なのであります。それを民主党の政調会長が官僚のせいにするのは全くの筋違いであります。

 党の政調会長の考え方や党のマニフェストと政府の考えが違うのは、民主党の政策決定の過程がおかしいだけであって、やり直さなければならないのは民主党の組織の方ではないでしょうか。

 もちろん官僚組織も当然見直しの対象になると思いますが、そもそも政権与党の組織がしっかりしてないのに、官僚組織を見直したところで、効果はないと思います。

 それに官僚というのは、個々にはそれなりに能力は高いのですが、どの組織でも合成の誤謬というのが生じるもので、ある意味省益を優先されてしまう構造になっているのは致し方ないと考えるべきです。それを踏まえた上で、合成の誤謬をなるべく生じさせず、官僚組織をどう活用していくかが政治家の手腕であり、真の政治主導なのであります。

 官僚をいじめて、溜飲を下げることはあっても、本当に国民のためになるでしょうか。私はあんまり意味はないと思います。むしろ生産性を向上させる、つまり持てる能力をいかんなく発揮する方法を考えた方が効果的だと考えております。普通の会社で考えて下さい。社員をいじめて本当にいい会社になりますか?社長が仕事ができないのを社員のせいにしている会社がありますか?

 政権与党である民主党の政調会長が公の場で他人のせいにしている限りは日本はよくなりません。まずはその考えを改めてもらいたいものです。