明日の千葉を見つめて
活動日記
第2回淑徳大学コミュニティ政策学部主催フォーラム
12/02/06

 今日は、議会のあり方検討協議会の第5回分科会が開催されましたが、ちょうど同じ時間帯に、淑徳大学のフォーラム「震災とコミュニティを考える」がミラマーレで開催されたので、参加してきました。
 今回のフォーラムは2部構成で、第一部は遠野市長の本田敏秋氏をお招きし、「後方支援活動の重要性について」という演題で講演を頂きました。
 本田市長は、
岩手県の企画調整官出身で県庁マン31年8ヶ月で、消防も経験しており、その時には神戸市を視察するなど、震災対策についての知識を有している実務派の市長であるともに、わらしっ子条例やどぶろく条例など、遠野市独自の条例を提案したり、ねっと・ゆりかごというとたらい回し対策をおこなったアイディアマンでもあります。

 今回の話のポイントは、なぜ遠野市が後方支援ができたのかということです。

 遠野市は被災地から40km離れた北上山地の麓にあります。震災当日は、当然遠野も被災しましたが、幸いにも誰も怪我をせず、議会も前日に終わっていたそうです。

 市長は、すぐに消防職員に運動公園を開放するように命じたそうです。これは必ず津波がきて自衛隊が駐屯することになるからであります。16時には家屋倒壊、火事などが起きなかったということが把握されていたそうです。

 これは、平成19年11月に近隣の9市町村の理解と協力のもと、「三陸地震災害後方支援拠点整備推進協議会」を設立し、地震等による被害を受けた沿岸部への医療救護訓練や救援物資輸送訓練、および自衛隊の震災対処訓練を重ねてきたことが大きいと言っていました。

 その後は、生活支援から文化健康支援へシフトし、生活再建プロジェクトとして、雇用と住居の確保、そのための産業支援が重要と述べてました。
 これら様々な支援をスピード、リズム、対面をキーワードで行ってきたそうです。

 本田市長の凄いところは、普通の首長でしたら、手柄自慢で終わるところ、いいところばかりではなかったと認め、今後のために、しっかり検証しなければならない、何故ミスマッチがあったのか、風化しないうちに記録に残さないといけないと主張しています。

 そして、最後には、具体例をもとに、現場のスピード感が大事であり、いざという時は超法規的措置が必要と述べられました。


 第二部は、コーディネーターに淑徳大学の矢尾板俊平専任講師を迎え、本田市長と
熊谷市長のパネルディスカッションを行いました。

 ここでも首長の超法規的措置について言及しておりました。

 私は、議会のあり方検討協議会の第3部会に出席するため、最後まで聴くことができませんでしたが、やはり地域の絆はもとより、常に防災に備えた準備をすることと決断力が重要であることを再度確認することができました。