明日の千葉を見つめて
活動日記
政令市は妥協の産物
12/02/09

 昨日に引き続き、全国市議会議長会です。

 今回の議長会のメインの審議事項は来年度の予算についてであります。各市の負担金を見直し(人口割り分を20%、均等割りを10%カット)したことで、85,893千円の減額、雑収入や繰入金も減額され、総額115,883千円の大幅減となっております。そのため、歳出の方も大幅な削減がされており、各市の財政難は、議長会にも及んでいる感じです。

 今日は、午前中に第186回理事会、午後から第92回評議員会が開かれ、評議員会では、講演も行われ、黄川田総務副大臣からは、「社会保障・税一体改革とは」という演題で、岡本総務事務次官からは、「地方財政の課題」という演題でおこなれました。

 黄川田総務大臣の講演は、ほとんど資料を読んだだけの総花的な話で、はっきり言って申し訳ないですが、講演として聞くに値しないものでした。もう少し解説や裏話を入れてくれればよかったのにと思いましたが、まあ、あんまり時間もありませんでしたし、きっと黄川田副大臣は真面目な人なんだろうなと勝手に納得しておきました。
 岡本保総務事務次官の講演も同じく資料に沿いながらのモノでしたが、黄川田総務大臣の資料よりもデータが豊富で、結構聞きごたえがありました。

 転入・転出の超過数を見ると、岩手県は3~5月だけは例年以上の転出超過になっていたものの、6月以降から転入が増え、ほぼ例年どおりに戻りつつありますが、宮城と福島は転出超過になっており、年齢区分に特徴が出ていることから、やはり震災の影響が大きいということがデータからも見て取れます。まあ、これは当たり前のことですが、意外に岩手が通常通りになっていることにびっくりしました。
 
 この他、被災団体の負担ゼロを目指した震災復興特別交付税の創設や社会保障・税一体改革は地方分についての説明、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー法案をこの国会に提出したこと、 地方交付税を17.5兆円確保したこと、そして地方自治法改正案まで話が及びました。

 特に、来週から大都市制度の検討スタートするということで、大都市制度の歴史をおさらいをしたことは、私も根本に立ち返れたような気がして非常に役立ちました。やっぱり政令市は妥協の産物なんだと。今後は我々も大都市制度について、しっかり議論していきたいと思います。