明日の千葉を見つめて
活動日記
真の友好国を目指して
12/02/23

 昨日で我が会派の議案研究は終わったので、今日は議長決済や関係各課から報告や説明を受けるなど、議長室での執務がメインになりましたので、今回は活動報告というより、今日のニュースで感じたことを書きたいと思います。

 

 

 最近、大阪の橋下市長に存在感を奪われ、メディアへの露出がめっきり少なくなった名古屋の河村市長ですが、大々的ではないものの、久々に注目集めております。

 それは、20日に名古屋市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らと会談において、旧日本軍による「南京大虐殺」について「通常の戦闘行為はあったが、南京事件はなかったと思っている」と発言したことを受けて、南京市が交流の一時停止を発表したからであります。

 河村市長は昨日の日本記者クラブでの記者会見でも、撤回する考えのないことを強調しており、姉妹都市提携を結んでいる南京市はすでに交流の一時停止を発表していることから、さらにこの波紋は広がる見込みになっています。噂ではSKEの公演も中止になったとか。
 世間一般の評価としては、わざわざ中国側の怒りを買う必要がないのに、余計なことを言ったと思われているようですが、果たしてそうでしょうか。

 この問題について、比較的毎日新聞がしっかりとした背景を報道しています。以下、毎日新聞の引用です。

 

名古屋市と姉妹都市提携を結ぶ中国・南京市が河村たかし名古屋市長の南京事件否定発言に抗議して交流停止を発表したことに対し、名古屋市議会からも困惑の声が起きている。市長発言の前に南京市を訪問し、南京事件についての議論を呼び掛ける市長の親書を渡した市議は「その時は『議論するのは結構だ』と言われたのに、いきなり交流停止になるのは残念でならない」と、南京市の対応を疑問視した。

【発言の一報】河村・名古屋市長:「南京事件というのはなかった」と発言

 親書を手渡したのは藤沢忠将市議(自民)と山本久樹市議(民主)で、2月7~9日に南京を訪問。市の担当者らとの面会で「南京事件について考え方に違いがある。友好親善を図るためにもぜひ意見交換したい」と提案、河村市長の親書を渡した。南京市側は「我々の認識が間違っているとは思わないが、議論は大いに結構」と和やかなムードで答えたという。河村市長はそのやりとりを踏まえて20日に「南京事件はなかったのではないか。いっぺん討論会を開きたい」と発言した。

 藤沢市議は「こちらは両市が未来志向でやっていく前に一度議論しましょうと言っただけ。一方的に友好ストップというのは残念」と厳しい表情。山本市議は「話が違うという印象で、議論さえダメというのはおかしい。友好と言いながら南京には日本人が少ない。歴史認識の問題がうまくいけばもっと企業も進出する」と話した。

 中国政府関係者は23日、毎日新聞の取材に「南京事件については日中両政府の間で研究を進めている。議論は専門家同士でやるべきだ」と話し、地方政府同士で議論するテーマではないとの立場を示した。【三木幸治、福島祥、丸山進】

 つまり、きちんとした前置きがあるわけで、決して空気を読まず発言したわけではないです。

 経緯を見れば、南京事件を真っ向から否定してるのではなく、お互いが共通の歴史認識を持つために議論しようと言っているだけで、何の問題もないと思います。私は今回、この発言を撤回したら、益々中国の主張を強固にするだけですから、河村市長の発言を全面的に支持したいと思います。(そもそも私自身も以前から30万もの大虐殺は無かったと考えていましたから、はっきり言って溜飲が下がりました。)

 これから中国と日本は隣国として、益々パートナーシップを深めていかなければならないと思います。そのためには、対等な関係を構築することが必要で、相手の機嫌ばかり伺っていたら、対等な関係にはなれません。是非、この議論を活発化させ、真の友好国(市)を目指していこうではありませんか。