明日の千葉を見つめて
活動日記
蕭白ショック!!
12/04/10

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 今日は、千葉市美術館、平成24年度一発目の企画展覧会「蕭白ショック!! 曾我蕭白と京(みやこ)の画家たち」が開会され、レセプションに来賓として参加してきました。
 この展覧会は、今年開館30周年を迎える三重県立美術館さんと共催という形で行われるのですが、このような協力関係は実は2回目で、1998年に本市で開催された「曾我蕭白展 江戸の鬼才」の時に同じような形式で開催したそうで、首都圏で大規模な蕭白展を開催するのもその時以来とのことです。当時の辻惟雄初代館長は、これまで美術史で評価されていなかった若冲や今回の蕭白の再評価を促した方で、その時はこちらから企画し、三重県立美術館を誘った形だったらしいですが、今回は三重県立美術館の30周年としてそもそも企画されていたものだったようです。

 現在、東京国立博物館でボストン美術館の特別展(6月10日まで)が開催されており、その中でも日本初公開となる蕭白の最高傑作『雲龍図』が里帰りしており、図らずも今年は蕭白の年となったようであります。館長は、若冲ブームの次は蕭白ブームが来るのではないかと挨拶の中で仰ってました。
 ちなみにこの4月から新館長なられた河合正朝先生の初めて学会で発表した題材が蕭白だったといいますから、縁とは不思議なものであります。

 さて、この蕭白展は、タイトルもポスターも非常にインパクトがあり、蕭白について知っている人はもちろんのこと、よく知らなかった方も大いに興味を惹かれるのではないでしょうか。
 今回の特徴としては、蕭白前史の検証と同時代の京都の画家を合わせて展示することによって蕭白研究の発展に寄与しようとしてるところにあります。
 ポスターにもなっている三重県立美術館所蔵の旧永島家の襖絵は必見です。個人的には初期の作品がよりインパクトがあって好みです。

 開催期間は、今日から5月20日(日)まで全となっており、途中で作品の大幅な入れ替えがあります。全ての作品をご覧になる場合は、4月30日までと5月8~20日までの両期間に1回ずつご来場頂かなければなりません。私ももう一回行こうと思います。

 詳細につきましては、千葉市美術館のホームページを参照して下さい。皆様のご来館をお待ちしております。(といっても私が出迎えるわけではないですが(笑))