明日の千葉を見つめて
活動日記
痛快!
12/04/17

 今日のニュースは何と言っても、東京都の石原知事が米国ワシントンでの講演において「東京都が尖閣諸島を買い取る」と発言したことであります。近年、こんなに痛快なニュースはあったでしょうか。さすが石原知事です。心から敬意を表する次第です。
 今回の買い取り発言は、国の尖閣諸島に対するスタンスに一石を投じることになることは間違いないと思います。さっそく藤村官房長官も国有化を示唆しています。
 これまで尖閣諸島については、領土問題は存在しないというのが国のスタンスでありましたし、私自身もそのように認識しております。しかし、中国漁船衝突事件の時の政府の対応を見れば、その国としてのスタンスを全く理解していないことがよくわかります。このような政府の対応を見ていれば、今回、石原知事がこのような発想になったことは充分理解できます。
 
 
 ただ、常識的というか官僚的な発想をするならば、今回の東京都が都民の税金を使って尖閣諸島を購入することに対する明確な理由は見当たらず、仮にこの話が正式に議会へ上程された時の説明に窮することは想像に難くありません。(石原知事なら「何がおかしいの?」で押し通しそうですが。)
 また、石原知事が言うように「国土を守る」と言っても、都には消防や警察しかなく、実質的に国土を守る手段はありません。
 このように課題はいくつかありますが、私はこの英断に心から敬意を表するとともに、国にはしっかりとした対応をして頂きたいと思います。
 
 
 というか、そもそも国のスタンスがしっかりしていないから、こういうことを石原知事が言わなければならなくなってしまうのです。どうも国のスタンスは、「領土問題が存在しないのだから、相手の土俵に乗れば、領土問題が存在することになってしまう」ということから、尖閣諸島問題には触れないということになっているようですが、もしこのスタンスでいくならば、中国や台湾がごちゃごちゃ言っても、単なる国内での土地の売買の話なので、内政に干渉するなというのが筋でしょ?それなのにそういう発言に対しては言われっ放しにしてしまうから、つけ込まれるんですよ。このことに関しては、以前の南京事件にしてもそうです。
 日本がまともな独立国家ならば、毅然とした態度をとらなければなりません。
  
 
 この問題に関しては、国民中の議論を喚起し、国家アイデンティティをしっかり確立してもらいたいと思います。