明日の千葉を見つめて
活動日記
ちょっとポイントがズレていないか?
12/04/23

 今朝のニュースで、またもや痛ましい事件が報道されました。京都府亀岡市で、集団登校中の児童に軽自動車が突っ込み、10人が死傷するという事故です。このうち2年生の女児(7)と引率していた保護者の女性(26)が死亡、2人が意識不明の重体で6人が重軽傷を負い、女性は妊娠7か月でお腹の子も助からなかったといいます。何ともやるせない気持ちです。

 加害者は、18歳の少年で、無免許で居眠り運転をしたとのことで、京都府警は少年を自動車運転過失傷害の現行犯で、同乗していた大学生と専門学校生も同幇助容疑で逮捕したとのことでした。

 今後、様々な取り調べが行われると思いますが、このような事件が起きないよう、再発防止を望むとともに、怪我をされた児童の早期回復と、お亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 ただ、ニュースの報道の中で気になったのが、車道が一方通行で、側溝に蓋をしたため、かえってスピードを出しやすい環境になり、ガードレール設置などもしてないのは行政の不作為的な報道がなされていることです。

 当然、再発防止策として、通学路の見直し、自動車の進入制限、スピードが出せないような措置(段差をつくるとか)、ガードレールの設置等々を検討しなければなりませんが、一番の問題は、「無免許で運転させたこと」「一睡もしない状態での運転」「制限速度違反」「誰の車なのか」といった加害者側の問題をはっきりさせることにあると思います。

 事件のあった道路は、通学時間帯以外は相互交通になっているようですから、ガードレールを設けるほどのスペースはないのでしょうし、仮にカードレールを設置すると、自転車や車いす、乳母車などの相互交通は難しくなると思います。

 今後は何らかの対策を練る必要があるとは思いますが、もし事件が起きていなくて、ガードレール設置や進入禁止の措置を行政が勝手にしていたら、逆に地域の方々から文句が出るような気がします。

 どうもテレビは脊髄反射的に行政のせいにしたがりますが、それでは問題の本質が見えてきません。今回の事件の根底は教育やモラルに問題があるのではないでしょうか。そういう部分で掘り下げていくべきだと思います。

 いずれにしましても、こういう事件を見ますと、車は「走る凶器」なんだと実感します。我々も常にそのことを念頭において、気をつけて運転しようではありませんか。