明日の千葉を見つめて
活動日記
次は英泉
12/05/17

 今日は夕方に比較的余裕があったので、公約通り(4月10日のエントリ参照)、2度目の蕭白展に行って参りました。

 今回の企画展では2度に分けて作品の入れ替えがあり、4月10~30日、5月8~20日の期間中に最低でも1度ずつ来ないと全ての作品を見ることができません。今日を逃すともう観れるチャンスが少ないので、何とか行くことができてホッとしています。館内は結構来館者で賑わっており、最終日が近付いていることが大きな要因とのことでした。

 本当に大幅な入れ替えがあり、特に第二章第二部以降の「群童遊戯図屛風」「群仙図屛風」「美人図」という蕭白にしては珍しい着色した作品は、目を見張るものがありました。着物の柄の表現は圧巻ですね。これは図録などでは中々表現しにくいらしく、非常に苦労したと美術館の方も申しておりました。また、ライティング次第でも見え方が違うらしいので、そこも大変だったとのことです。一見の価値はありますので、20日までですが、是非観に行って頂きたいと思います。

 

 ところで、何故、こんなに展示期間が短いかご存知ですか?さすがに期間が短くて日程が取りにくかったので、思いきって聞いてみました。リピーターを増やすための商業的な理由かと思いきや、年間の作品の展示期間って決まってるらしいんですね。特に日本画は短いらしく、4週間程度しか展示できないようです。今回は、三重でも開催するので、どうしても本市では2週間が限度で、それを2回に分けて2週間ずつ展示することになったようです。なるほど納得。それだけ傷みやすいもので、観れるチャンスというのも少ないのだなと改めて感じました。やっぱり観れる時に観ておかないいけないということですね。

 また、今回は図録もだいぶ売れ行きがよく、予定部数を売り切ったため、増刷したそうです。また、2005年によそで開かれた時の図録も売り切れたらしいです。是非、図録の購入もお奨めします。

 

 さて、いよいよ次の企画展のお知らせです。次回は、「浮世絵師 溪斎英泉」。今回の「蕭白ショック」と比べてインパクトのある題名ではありませんが、ポスターはかなり斬新です。

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 会期は、5月29日(火)~ 7月8日(日)で、詳細は千葉市美術館のHPに譲りますが、解説にあるように、今展は、千葉市美術館設立のきっかけとなった「今中宏コレクション」に加え、主要作品を集めた約350点を展観、英泉の実像に迫る内容となっております。つまり、本市美術館の原点というか真骨頂をお見せできるのではないかと思います。

 図録もこれまで英泉の企画展というのが少なく、資料が少ないということで、学芸員の方々も作成に苦労しているとのことですが、逆に言えば、今回の図録は非常に希少価値の高いものとなると思いますので、来館の際には是非お求め頂きたいと存じます。

 

以上、美術館広報担当(自称)の小川からのPRでした。(笑)