明日の千葉を見つめて
活動日記
2012年6月

時代はJOMON
12/06/30
 とうとう来ました三内丸山遺跡!
 平成6年の遺跡全体の保存が決定して以来、いつかは見に行きたいと思っていた遺跡であり、また、加曽利貝塚の世界遺産登録を目指すというムーブメント(?)に身を投じてからは、ライバルというよりある意味憧憬や羨望の眼差しで動向を注視していた縄文の時代の遺跡であります。
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 今回、視察の対応をしてくださったのは、青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡保存活用推進室の主幹(サブマネ)の方です。非常に丁寧に説明して下さり、ありがとうございました。

 まず、保存に至る経緯を説明して頂きました。
 三内丸山遺跡はすでに江戸時代から知られておったようですが、学術的な調査が始まったのは、昭和28年からで、その後も幾度となく調査はされていました。
 何と言っても、三内丸山遺跡が注目されるようになったのは、平成4年度から始まった県営野球場建設に先立つ発掘調査で、前例のない巨大な集落跡が姿をあらわし、さらに膨大な量の土器や石器などの生活関連遺物や土偶などの祭祀遺物が出土したことからでした。そして、平成6年7月、直径約1メートルのクリの巨木を使った縄文時代中期の大型掘立柱建物跡の発見をきっかけに、遺跡の保存を求める声が沸き上がったのです。
 このような世論の高まる中で、青森県は遺跡の重要性を考慮し、途中まで進めていた野球場の建設工事を即時中止し、遺跡の永久保存と活用を決定しました。そして、今後の遺跡の保存・活用のため、平成7年1月には県教育委員会に三内丸山遺跡対策室が、県土木部には公園整備推進室が設置されました。
 平成7年度から史跡指定のための、範囲確認調査・試掘調査を行い、平行して短期整備が進められ、平成9年3月には国史跡の指定を受けました。
 そして平成12年11月24日、三内丸山遺跡は遺跡の国宝と言うべき特別史跡に指定されました。縄文遺跡としては44年振りで、3番目の指定となります。 さらに、 平成15年には、三内丸山遺跡の出土遺物1,958点が重要文化財に指定されたのであります。
 現在でも、三内丸山遺跡では、遺跡の解明と整備・活用を円滑に進めるために、三内丸山遺跡対策室が毎年継続して発掘調査を行っています。(現在は第36次調査で「西盛土」とその周辺を調査しています。「西盛土」は遺跡内にある盛土の中で最も規模が大きく、昨年の調査では子どもの墓や火を焚いた跡も確認されています。写真は発掘の様子です。)
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 一方、ハード面の整備も合わせて行っています。平成7年4月から、保存のために一時埋め戻した遺構の再公開と仮展示室の整備を行い、8月には遺物展示や映写室、整理室等を併設した展示室を建設し、公開を開始しました。
 また、遺跡の特徴的な遺構の実物を見学してもらうために、遺構の保存処理や空調施設を完備した覆い屋を設置し、通年での見学が可能となりました。
 さらに、竪穴住居5棟、大型竪穴住居(ロングハウス)1棟、高床建物3棟、大型掘立柱建物1棟の建物復元を行い、他に利便施設として休憩所、駐車場も整備されました。(写真は大型掘立建物の復元)
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 平成14年11月30日には、三内丸山遺跡のビジターセンターとして「縄文時遊館」がオープン。ミュージアムショップやレストランも併設されており、物産やおみやげ品の販売もしています。
 直近では、平成22年に、縄文時遊館の「縄文ギャラリー」を改修し、重要文化財などを展示可能な「さんまるミュージアム」をオープンしました。
 このように、三内丸山遺跡は、クリの巨木を使った縄文時代中期の大型掘立柱建物跡の発見をきっかけに、ハード・ソフト両面から整備が短期間のうちに進んでいます。
 残念ながら、我らが加曽利貝塚は近年センセーショナルな発見がないため、ほとんど世間の注目を集めていません。現在は、今ある資料の整理を行っていますが、是非この調査期間中に世間を驚かすような発見をしてもらいたいものです。
 
 一方、三内丸山遺跡も課題がないわけではありません。一つは、見学者数の推移であります。一番のピークは、発見されてから国指定を受けた平成9年で56万超の方々が三内丸山遺跡を訪れていますが、その後、漸次減少し、時遊館のオープンと東北新幹線八戸駅が開業した翌年の平成15年に47万人超と若干持ち直したものの、近年では、約31万~33万人あたりで推移しています。加曽利貝塚格物館のピークが7万3千人ですから、まだまだ多くて羨ましい状態ですが、とはいえ訪問者の減少傾向は何とか歯止めをかけないといけないということで、課題として説明して下さいました。
 もう一つの課題が、これもわが加曽利貝塚と同様で、行政の縦割りの弊害で所管が跨っていることです。全体的には公園なので県土整備部が管理しており、縄文時遊館も設立当初は公園センターとしての位置づけでした。ただこれも何とか解決しようと平成22年のリニューアルオープン時に展示施設として位置づけし、教育委員会の所管に変更しています。この辺りは、本市も大いに学ぶべきであり、縦割りを解消するように努めてもらいたいものです。

 その後、遺跡の見学を行いました。遺跡内には、様々な建物が復元されており、それだけでも非常にわかりやすい感じがしました。ただやっぱり茅葺、樹皮葺、土葺の竪穴式住居は、どうしても張替えをしなければならず、非常にお金と手間がかかると頭を痛めていたのは、本市と同じ悩みだと同情しました。その解決策として、市民の力を活用しようとするのはどこも同じですね。三内丸山遺跡では、縄文講座の一環として縄文の家づくりに取り組んでおります。今年は土葺の住居を復元するようです。
 この他にも「JOMONグルメコンテスト チャレンジ!縄文クッキング~縄文料理はこんなにおいしい~」という出土した食材や青森県産の食材を活用したレシピを募集する取り組みもしています。グランプリ受賞者は時遊館内のレストラン五千年の星のメニューに採用されるそうです。
 衣類の貸し出しもしており、非常に参考になる取り組みが多いです。
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 一通り、遺跡や施設を見学させて頂きましたが、何と言ってもこの看板が目に飛び込んだ時、我々も負けてられないという気持ちが湧いてきました。
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 現在、この三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は、その価値が認められ、2009年に世界遺産候補として、暫定リスト入りを果たしました。完全に一歩どころか二歩も三歩も、いや百歩以上リードされていますが、我々も負けじと世界遺産を目指したいと思います。そのためには、まずは特別史跡指定を目指します。(一番の近道は、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群を拡大してもらい、東日本縄文遺跡群として加曽利貝塚を中心とした関東の遺跡群も仲間に入れてもらうことでしょうね。いずれにしても、特別史跡の指定を受けないとその中でも埋没してしまいます。)
 また、一番重要なのは地元の協力です。中心市街地を見学しているときに見つけたのですが、千葉でもこの写真に写っているような取り組みをしてもらいたいものですね。
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 縄文時代の遺跡は日本が誇る貴重な文化です。もっともっとこれらの遺跡の重要性を訴えていきたいと思います。



青森に来てます。
12/06/29
 今日は青森に視察に来ています。
 視察項目は、「コンパクトシティの取り組みと中心市街地の活性化」と「三内丸山遺跡の特別史跡指定までの取り組み」についてです。
 前者については、効率的かつ効果的なまちづくりをしていくには、コンパクトシティという考え方は常に念頭においておくべきであり、また中心市街地の活性化も、まちの活気を全体に波及させていくためにも象徴ともいえる中心市街地をまずは活性化させることもまちづくりの重要な視点であることから、富山市とともに改正まちづくり三法に基づく「中心市街地活性化基本計画」の第1号認定を受けた青森市を視察し、これまでの成果や今後の課題を探ろうというものです。
 後者については、このブログでも何度も書いておりますが、加曽利貝塚の特別史跡指定へ向けた調査費を今年度当初予算で計上したことから、同様に縄文時代の遺跡で、すでに特別史跡の指定を受けている「三内丸山遺跡」のこれまでの取り組みについて調査することによって、今後の参考にすることを目的としています。

 最初は、「コンパクトシティの取り組み」についてです。
 対応して下さったのは、都市整備部都市政策課都市計画チームのチームリーダー(主幹)の方で、資料に基づいて説明してくださいました。
 まちづくりを語る上で、都市形成の変遷を見ていくことが不可欠であることから、まずは青森市の概要や都市計画の歴史についてご教授頂きました。本題から外れますが、カシス(黒房スグリ)の生産量が全国一位ということは知りませんでした。青森といえばリンゴというイメージがありますが、もちろん全国トップクラスの生産量は誇るものの、圧倒的なのは弘前市のようです。
 話を元に戻します。
 ご多分に漏れず青森市も市町村合併を繰り返し、市域を拡大してきました。直近では、平成大合併に伴い、浪岡町を合併し、人口30万人を超えたことから、全国37番目の中核市に移行しております。
 都市計画については、新都市計画法施行に伴い、線引きをし、当初の市街化区域は約3,760haでスタートしましたが段階的に拡大し、現在は4,991haとなっております。
 このような市街地拡大に伴い、当然ながら多大な行政投資を余儀なくされており、加えて、日本有数の豪雪地域であることから、道路延長が増加した結果、毎年、約20億という多額の除雪費が計上されております。昨年度(23年度)は特にひどく約34億円もの除雪費用がかかったようで、これだけで小学校が2校建てられると嘆いておりました。ちなみに、昨年度の青森市の除排雪実施延長は車道約1,352km、歩道175kmで、直線にすると青森市から岡山市まで行ける距離だそうです。
 また、公共公益施設(総合病院や図書館など)や百貨店の郊外移転や大規模小売店の郊外立地が中心市街地空洞化を助長しました。
 そこで、同市は、増大する行政コストの削減、郊外のスプロール化や中心市街地の空洞化を食い止めるため、都市計画マスタープラン(平成11年策定)において「①市街地の拡大に伴う新たな行財政需要の抑制」「②過去のストックを有効活用した効率的で効果的な都市整備」「③市街地の周辺に広がる自然・農業環境との調和:を目指した「コンパクトシティの形成」を都市づくりの基本理念に掲げ、都市整備を進めております。この都市マスで、初めて「コンパクトシティ」という言葉を明文化したとのことです。
 なお、海と急峻な地形によって隣接都市と分断されている地形的な要素も外せないとのことで、市民の96%が市内で消費しているというポイントも見逃せません。
 原点は「雪」でありますが、環境にやさしく、機能的で快適な持続可能な都市づくりには、このコンパクトシティの発想は必然だったのでしょう。
 具体的には、「①機能的で効率的な土地利用誘導」「②おのおのの拠点の役割分担の下での重点拠点整備」「③公共交通を基本とする交通体系の確立」を主軸に置き、土地利用では、市内を「インナー」、「ミッド」、「アウター」の3ゾーンに分類し、各ゾーンごとに交通体系の整備方針を定め、まちづくりを進めています。原則、「アウター」と位置づけられたゾーンでは開発を行わず、学術、芸術、文化活動や、自然を楽しむレクレーションエリアとして維持しております。
 こういった考えに基づき、郊外開発を抑制するため、全国の自治体に先駆けて「特別用途地区内における建築物の制限に関する条例」を制定し、建物の用途制限がほとんどない準工業地域において、床面積一万平方メートル以上の大規模集客施設(店舗、飲食店、映画館など)を規制をしました。また、地区計画区域を設定し、店舗面積の合計が3,000㎡を超える建築物の立地も規制しております。
 ただ、メディア等では、この厳しい規制によって、せっかく開業した新幹線の新青森駅周辺の開発が進んでいないと批判を受けることになっているようですが、そもそも市内の既存店舗も3,000㎡以下のものばかりであることから考えれば、この制限が原因で進まないわけではないと語気を強めておりました。
 その後、簡単に中心市街地の活性化策も紹介してくださいました。
 まず、交流街づくりとして、平成12年度には、青森駅前再開発に伴い、地下に生鮮市場、上層階に市の図書館、中間階に商業施設や公共施設が入居している地下1階、地上9階建てビル(「AUGA」アウガ)を整備したり、市有地を活用した商業ベンチャー支援施設を設置したパサージュ広場をオープンするなど、歩行者通行量が増加という成果が上がっているそうです。また、冬期バリアフリー計画では、中心市街地を重点整備地区として、除雪から融雪のための整備も進めています。
 次に、まちなか居住の推進として、ミッドライフタワーという駅前再開発地区の一角にケア付きの高齢者対応マンションや民設公営の借り上げ公営住宅が完成するなど、近年、中心市街地の建築が急増し、「交流できる、買い回れる、暮らせる」中心市街地が、徐々に再生されつつあるようです。
 さらに、平成21年10月に「青森市総合都市交通戦略」を策定し、コンパクトシティ形成を支える効率的で円滑な都市交通環境の形成を基本方針として各種整備を促進しております。具体的にはバス交通を環状水準を維持しながら、鉄道網とバス交通の連携強化を図っております。
 そして、平成22年12月にまちづくり最上位指針である「青森市新総合計画」を策定し、都市づくりの基本的な考え方として「人と環境にやさしいコンパクトシティ」を位置づけ、コンパクトシティ形成を後押ししています。
 意見交換として一番盛り上がったのは、やっぱり「課題は地権者の理解がカギだ」という点です。私も調整区域の多い若葉区選出のため、地権者の方々から調整区域の見直しをして欲しい旨の陳情をよく頂きます。現実問題、調整区域としての合理的な理由を失っているような地域もあり、多少の見直しや弾力的な運用を検討すべきと考えている一方、無秩序な市街地の拡大には反対ですので、我々議員も地権者の方々とじっくり話し合い、理解を求めていくという姿勢は共感するところがあります。
 少子高齢化が進み、地方自治体の財政が一段と厳しさを増す中で、拡大路線を転換した青森市の方針は、地方自治体におけるまちづくりの大きな方向性を示しています。

 続いて、中心市街地活性化につきまして、経済部商店街振興課中心市街地活性化チームの主査にレクチャーを受けました。
 前述したとおり、青森市は改正まちづくり三法に基づく「中心市街地活性化基本計画」の認定第1号であります。そもそも、まちづくり三法は中心市街地活性化法及び各種の支援策により活性化を実現しようと平成10年に制定されたものでありましたが、制定から7年を経て、中心市街地の活性化に取り組む地域は数多くあるものの、目に見える効果が挙がっているところは少なく、総じて言えば中心市街地の状況は必ずしも改善しておらず、現状のまま中心市街地が衰退し、市街地の機能が郊外へ拡散していくと、少子高齢化により人口が減少に転じる中で、地方財政が都市のインフラ維持のためのコストに耐えられなくなるとともに、高齢化や治安の悪化等によりコミュニティが荒廃しつつありました。こうした危機感から、近年、市街地の郊外への拡散を抑制し、まちの機能を中心市街地に集中させるコンパクトシティの考え方が提唱され、まちづくり三法の見直しが進められ、平成18年5月、まちづくり三法の改正法案が成立したのです。このような経緯から考えれば、以前からコンパクトシティの考えを提唱していた青森市が認定第1号になるのは必然であると言えます。
 さて、その認定第1号となった「青森市中心市街地活性化計画」は平成18年度に策定され、平成19年2月から平成24年3月までの5年2か月を計画期間とし、「歩いて暮らすことのできる質の高い生活空間(ウォーカブルタウン)の創造」を目標とし、4つの目標に対し、それぞれ具体的な評価指標を設定しました。「①多くの市民が賑わう中心市街地(街の楽しみづくり)」には「歩行者通行量」を、「②多くの観光客を集客する中心市街地(交流街づくり)」には「年間観光施設入込客数」を、「③歩いて暮らしやすい中心市街地(街ぐらし)」には「夜間人口」を、「④中心市街地の商業の活性化」には「空き地・空き店舗率」と「小売業年間商品販売額」を設定しています。
 その主な取り組み内容としては、平成23年1月に「ねぶたの家ワ・ラッセ(文化観光交流施設整備事業)」のオープン、平成22年に「青森駅周辺地区における総合交通ターミナル機能の強化(青森駅周辺整備事業)」を図り、平成21年3月に「まちなか温泉・センターホテル(まちなかホット・ぶらっと推進事業)」を開業するといったハード整備とともに、「じゃわめぐ青森発掘・発信事業」では青森市の持つ「食」「歴史」「芸術」等の現地資源を活かし、青森ならではの魅力づくりを通じて、にぎわい創出と地域経済の活性化を図ってきました。ちなみに「じゃわめぐ」とは「ワクワクする」という意味の方言らしいです。具体的には、市民の台所である「古川市場」でどんぶりご飯に、市場内で販売しておる新鮮な刺身をお好みでのせたオリジナル丼を食べられる「のっけ丼」を平成21年から実施しています。私も昼ご飯として食べてきましたが、非常に美味しく面白い取り組みだと思いました。ちなみにチケット制になっており、まず1000円分のチケットを買い、どんぶりにご飯を入れてもらいます。(大盛り200円・普通100円)そして、各店舗を廻り、好きな食材をのせていきます。値段は基本100円ですが、イクラや中トロなどの高級食材は200円とか少し高めの値段設定になっています。最初は若干高いかなぁという印象を受けましたが、1000円分を全て使い切った自分だけの「のっけ丼」を見ましたら、これだけのボリュームのものを1000円で食べられるというのはかなりのお得感があると思います。青森にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。(笑)
 またもや若干脱線しましたが、このようなハード、ソフト両面から様々な事業展開をしてきて、各指標とも増加の傾向を示し、一定の効果が表れてると考えられるものの、残念ながら各指標とも目標値には及ばず、目標未達成という結果になってしました。(最終的な報告は今日国へ提出したとのことです。)
 そこで、第2期計画策定に当たっては、これまでの取り組みについて徹底的に検証して課題の分析をし、平成27年度に予定されている北海道新幹線開業を見据えながら、スピード感を持った内容に改めております。その言葉が示す通り、計画書の29ページまでは、第1期計画の検証がびっしりと書かれております。そして、第2期計画も無事平成24年3月に認定を受けることができたのであります。
 計画の基本方針は、第1期計画を基本的に踏襲するもの、ウォーカブルタウンの「創造」から「確立」へと着実なステップアップを図るものとしております。
 目標数値については、第1期計画からいくつか変更点があります。まず、中心市街地の商業の活性化の指標であった小売業年間商品販売額が参考指標になったこと、街の楽しみづくりの指標の歩行者交通量については調査地点を見直すとともに新たに6か所増やして合計20か所にしたこと、交流街づくりの年間観光施設入込客数のアスパム分については青森県の観光統計の集計方法と同様にしたことなどがあります。
 具体的な新規事業としては、東口・西口の機能分担を図り、自由通路、駅、都市サービス施設、交通ターミナルを一体的に整備する『青森駅周辺地区整備推進事業』、のっけ丼の古川市場「街区」の一部を居住や高齢者自立支援施設、商業など複合機能を有する施設を整備する『(仮称)古川1丁目12番地区優良建築物等整備事業』、AUGAの地下にB級グルメなどを食せる青森の「食」をテーマにしたグルメロードの形成と他の「食」に関する取り組みとの連携による回遊性向上に向けた情報発信等を行う『(仮称)あおもり「食」街道めぐり事業』、商工会議所青年部が毎年7月に行っている「Japan Blues Festival」の10周年を契機に「ブルースのまち青森」の定着化を目指す『(仮称)Bluesが聴こえる街あおもり創成事業』、各商店街のコンセプトについて学生からアイディアを募り、そのプランに基づく機能配置を実施しようする商店街に必要経費を支援する『中心商店街にぎわい創出』、中心市街地の空き店舗に出店しようとする事業者に対して家賃及び店舗改修費用の一部を補助する『商店街空き店舗対策事業』などがあります。
 このように、非常に、意欲的な取り組みが多く、本市でも参考になるものが多くありました。今回の計画の事業ではないのですが、特にパサージュ広場の取り組みは、私が栄町でやってみたいと思っている構想に近く、大変興味深く聞かせてもらいました。「パサージュ」はフランス語で「小径(こみち)」を意味し、車がなく安心して歩ける場所に、人々が街歩きを楽しめるよう、若い人や意欲のある人が商売を始められる面白いストリートやひろばを作り出そうと、市がパサージュ広場に仮設の店舗を設置し、出店した商業ベンチャーに対して経営指導や開業支援を行うものです。平たく言えば、出店型インキュベート施設といってもいいのではないかと思います。イメージ的には帯広市の北の屋台や八戸市のみろく横丁などの屋台村に似た制度だと思います。出店条件は、将来、中心市街地での開業意欲のある方を対象に、飲食系及び物販・サービス系の9店舗を貸し出します。飲食系は原則3年間、物販・サービス系は原則1年間の営業期間となっております。平成13年度からこの事業は行っていますが、これまで23店舗が出店し、そのうち9店舗が実際に中心市街地に出店しているそうです。これをさらに加速させるために、第2期計画から始まった商店街空き店舗対策事業補助金制度を積極的に活用していきたいと述べておりました。今後の事業展開に期待したいと思います。

 長くなったので、今日はこのあたりで。三内丸山遺跡の報告は現地視察の報告も兼ねて明日に譲ります。



本会議最終日:委員長報告、討論、採決
12/06/26
 今日で平成24年度第2回定例会は全ての日程を終了しました。
 まず、各常任委員会の審査の概要について各委員長から報告を受けました。その後、討論が行われ、採決の結果、議案第72号~第84号までの全ての議案は可決承認されました。なお、共産党提出の発議第10号は、共産党以外の全ての会派が反対のため、否決されました。
 可決された議案は以下の通りです。

 72 専決処分について(平成24年度千葉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号))(平成24年5月29日)  ※反対:共産党
 73 専決処分について(千葉市市税条例の一部改正)(平成24年3月31日)
 74 専決処分について(千葉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正)(平成24年3月30日)
 75 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)
 76 千葉市東日本大震災復興基金条例の制定について
 77 千葉市火災予防条例の一部改正について
 78 千葉市暴力団排除条例の制定について
 79 千葉市印鑑条例及び千葉市証明等手数料条例の一部改正について  ※反対:共産党
 80 千葉市立特別支援学校設置条例の一部改正について
 81 財産の取得について(東幕張土地区画整理事務所の建物)
 82 財産の取得について(野呂調整池)
 83 訴えの提起について
 84 和解について

 その後、市長より「議案第87号人権擁護委員の推薦について」が追加上程され、全員協議会での議案研究を経た後、委員会付託省略し、直ちに採決しました。その結果、全会一致で可決すべきものと決しました。

 続いて、発議審議を行いました。
 まず、議会運営委員会提出の発議第11号~第14号までは議会運営委員長から、自民党提出の発議第15号~第17号までは向後保雄議員からそれぞれ提案理由の説明を聴取しました。これらの発議も委員会を付託を省略し、直ちに採決しました。採決の結果、全ての発議が可決すべきものと決しました。可決された発議は以下の通りです。

 11 防災・減災と経済活性化をリンクさせた社会基盤の再構築を求める意見書
 12 再生可能エネルギーの導入促進に向けた環境整備を求める意見書
 13 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書
 14 外国資本等による土地売買等に関する法整備を求める意見書
 15 社会福祉施設等における電気料金の値上げに関する意見書  ※反対:未来
 16 基地交付金の増額等を求める意見書  ※反対:民主、共産、ネット
 17 「青少年健全育成基本法」の制定を求める意見書  ※反対:民主、共産、未来、ネット

 以上です。
 第3回定例会は、9月7日(金)13時開会予定です。それに先立つ議会運営委員会は9月3日(月)の開催になるので、陳情や請願を提出する予定の方は、8月30日(木)17時までに議会事務局までご提出願います。



本会議10日目:市政に関する一般質問⑦
12/06/25
 今日で一般質問が終わりました。質問者数は過去最高でしたが、時間は目一杯使っていないので、思ったほど長くは感じませんでしたね。
 さて、今日も桜井議員が時間に追われながら質問していたのが気になりました。少数会派の方はどうしても時間が短くなってしまうので、致し方ないと思いますが、湯浅議員は制度をしっかり理解して、一問一答を選択せずに一括で数多くの質問をしております。この辺の使い分けが大事だと思います。個人的には、追及するときは一問一答方式で、提案型の質問ならば一括質問で行うのが効果的だと思っております。限られた時間ですので、有効に活用しましょう。

 それでは、以下、質問の項目と主な内容を記載します。

湯浅 美和子 議員(市民ネットワーク) 26分 一括
  1 放射能対策について
   ・今の放射能汚染対策で当面は子どもの安全が保たれていると判断しているのか
   ・足りない部分があるとするとどこを改善する必要があると考えるか"
   ・空間放射線についてこれまで市が行ってきた測定とその結果について
   ・汚泥焼却灰の放射性物質濃度が2700ベクレルとなっている理由について
   ・土壌の調査について調査を行うべきと考えるがどうか
   ・ストロンチウムやプルトニウムの食べ物からの摂取に関してどのように考えているか
   ・放射性物質に関する子どもの健康診断を、少なくとも希望者には、定期的に行うべきではないか
   ・心配な方が食品の検査を行うことができるサービスについてどう考えるか
   ・がれきの受入れについて不燃物の処理についての現場の声を、本市はどう受け止めるか
   ・東京電力への求償の状況について
   ・放射能副読本の扱いについて配布状況、取扱状況について
 2 空き家対策について
   ・本市の空き家の状況について
   ・千葉県が実施した空き家実態調査の主旨と調査への本市の関わり、調査概要について
   ・報告書の結果について
   ・これまでの空き家対策と成果について
   ・見直された千葉市住生活基本計画(案)の中での空き家対策について
 3 介護保険法の改正を受けての千葉市の高齢者施策について
   ・定期巡回・随時対応型訪問介護看護のモデル事業の実施状況と評価について
   ・随時対応の件数は予測していた件数と比べてどうか。また夜間の件数について
   ・夜間の訪問でサービス事業者が留意すべき点について
   ・小規模多機能型居宅介護に訪問介護のサービスを組み合わせた複合型サービスについて組み合わせた背景は
   ・小規模多機能型居宅介護事業の増設について、5年間で8か所にとどまっている理由はなにか
   ・制度外のサービスを提供する団体への支援について
   ・市内のサービス付き高齢者向け住宅における付加サービスの状況について
   ・市民後見人の養成状況について
   ・市民後見人の養成研修を修了した方の今後の活躍の場について
 
米持 克彦 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 40分(60分) 一問一答(2回目から)
 1 都市活性化政策について
   ・都市活性化のためのシティセールスの取組みについて
   ・幕張新都心拡大地区へのイオンの開業について来客数や雇用者数、税収はどの程度か
 2 指定管理者制度の活用について
   ・指定管理者制度の趣旨・目的について
 3 都市交通政策について
   ・モノレールのPR及び需要喚起方策について
   ・モノレールの将来展望について
   ・民間企業バスを運行するバス会社と協定を結び、有料でバスを運行することについて
   ・東葉高速鉄道の延伸について
 4 学校統合による跡地利用について
   ・跡地利用は真砂地区が先行しているが、区全体としての基本的な考え方を整理したうえで、磯辺地区、高洲・高浜地区の検討に入るべきではないか
   ・財政難を理由とした売却処分ありきの検討はすべきではないがどうか

櫻井 崇 議員(みんなの党千葉市議団) 30分(45分) 一問一答(2回目から)
 3 教育施策について
  (1)学校支援地域本部について
   ・本市では、地域などが学校を支援する取組みはどんなものがあるのか
  (2)通学路の安全確保について
   ・各学校からの通学路に関する主な改善要望のそれぞれの件数について
 4 認可保育所について
   ・認可保育所を整備する場合、募集地域についてどのように決定しているのか
   ・選考の際、どのような点に重点を置き、どのような手続きを経て選考しているのか
   ・事業予定者に対して、近隣住民に説明を行うよう指導しているのか
   ・審査後に選考から漏れた場合においても、選考結果を近隣住民等に報告するよう指導すべきではないか
 1 経済施策について
  (1)幕張メッセについて
   ・6月20日に行われた㈱幕張メッセの株主総会の出席者と議事内容について
   ・ ㈱幕張メッセの取締役である副市長の取締役会への出席状況と直近の発言内容について
  (2)IRについて
   ・経済界などにおいて機運の高まりが出てきたと思うが、どうか
 2 中央港地区の開発について
   ・本市は、まちづくり協議会にどのような立場で出席しているのか
 ※都合により通告の順番を変えています。



本会議9日目:市政に関する一般質問⑥
12/06/22
 今日も一般質問で4名が登壇しました。所属会派もみんなバラバラだったので、それぞれが個性的で自分の持ち味を発揮した質問となったような気がします。ただちょっと気になったのは、通告の順を変えたり、質問しない項目があったりするのが目立ちました。通告前にある程度の構成を考えた方がいいですね。

 以下、質問項目と主な内容を記載します。

岡田 慎 議員(みんなの党千葉市議団) 20分(30分) 一問一答(1回目から)
 1 外郭団体の資産運用について
   ・基本財産を有する外郭団体とその総額について
   ・基本財産のうち、投資有価証券の総額について
 3 人事行政について
   ・平成以降、逮捕・起訴等の刑事事件以外での懲戒免職数、分限処分のうちの後任数・免職数は
 2 航空機の騒音問題について
   ・今年2月のルート変更後の状況と被害について、苦情などを参考にどのように把握、分析、理解しているか
※都合により、通告の順序を変えております。

白鳥 誠 議員(民主党千葉市議会議員団) 40分(60分) 一問一答(2回目から)
 1 コミュニティーセンターの利用改善について ※都合により次回に見送り
 2 農業地域の振興について
   ・農業地域の振興について、どのような考え方、方策で進めていくのか
   ・市内耕作放棄地面積の推移とその拡大の要因について
   ・耕作放棄地対策の実施内容と成果(面積)について
 3 千葉市の魅力化・活性化について
  (1)千葉駅・中央港周辺について
   ・千葉駅西口再開発事業の目的はなにか。また、再開発ビルの内容について
   ・千葉中央港の整備の目的は何か。また、整備概要と今後の進め方について
  (2)農業について
   ・市民農園の拡充の目的と設置・利用状況について
   ・本市の経済活性化、観光振興を進めるために、農業(地域)をさらに活用することが重要であるがどうか

田沼 隆志 議員(無所属) 20分(30分) 一問一答(1回目から)
 1 市長部局の教育に対する役割について
   ・今の制度をどう考えるのか。評価しているか
 2 幕張新都心の発展戦略について
   ・「地元経済界の機運の高まり」や「市民県民のコンセンサスを得る」ために、今、市として具体的に何を行うのか
 3 市役所のガバナンスについて ※都合により次回に見送り
 4 教育に関する諸問題について
  (1)高校の日本史教科書について
   ・市立高校で使用している教科書に不適当な記述が含まれているが、そのような教科書の使用をやめさせる必要はないのか
  (2)道徳教育について
   ・本市の道徳教育の副読本として「13歳からの道徳教科書」を取り入れてはどうか
  (3)伝統と文化について ※時間がなく、質問できず
  (4)通学路の安全対策について ※時間がなく、質問できず

黒宮 昇 議員(公明党千葉市議会議員団) 60分 一括質問
 1 コミュニティデザインによるまちづくりについて
   ・「ちば市民活力創造プラザ」についてどのような分野の活動を行っている団体の利用が多いのか
   ・テーマ型の活動をしている市民団体、グループが地域課題に取り組んだ成功例について
   ・市民活動センターとボランティアズカフェ統合にあたっての周知と移転後の利用状況について
   ・コミュニティデザインによる都市設計や管理について
   ・若葉区で「人のつながり」の醸成にあたって行う具体的な取組みについて
   ・既に「人のつながり」により地域の方々が地域の課題を解決している事例について
 2 市収入証紙について
   ・手数料を証紙で徴収している所管数と種類
   ・件数と金額はいくらか
   ・主なものは何か
   ・証紙を取り扱っている政令市の数
   ・廃止した政令市の時期と理由
 3 千葉市立病院改革プランについて
   ・診療材料、医療機器の購入のこれまでの取組みについて
 4 千葉市農業の推進について
   ・6次産業化への取り組み方針について
   ・地域性を活かした農産物のブランド化推進について
   ・複合型植物工場の果たす役割とこれまでの成果について
 5 交通政策の充実について
   ・関東近県の大都市でのバスロケーションシステムの導入状況について
   ・本市での導入事例と利用者の声について




本会議8日目:市政に関する一般質問⑤
12/06/21
 今日も一般質問です。
 質問者は6名ですが、うち4名が未来創造ちばの方々ですから、まさに本日は「未来創造ちばDAY」(←ひねりなし)です。未来創造ちばの方々は非常に個性的でそれぞれが自分らしさを十分に発揮された内容となっていたと思います。
 主な質問項目と質問内容は以下の通りです。

福谷 章子 議員(未来創造ちば) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
 2 業務プロセスの見直しによる市役所改革について
   ・行政改革と業務プロセス改革との違いについて
 1 子ども施策について
  (1)こどもの参画について
   ・こどものまちCBTの成果と今後の展開について
  (2)若者の支援について
   ・中学校卒業以降の子ども・若者の実態把握と現状認識について
 ※都合により、通告の順序を変えております。

蛭田 浩文 議員(未来創造ちば) 30分 一括
 1 バス交通の利用環境について
   ・ノンステップバスの導入目標70%の見通しについて
   ・京成線のバリアフリー化の状況と今後の取組みについて
   ・ICカードのバスへの導入状況について
   ・バス路線の系統番号化について
 2 廃棄物対策について
   ・不法投棄の現状及び防止対策について
   ・ごみ分別・排出指導制度の運用状況と今後の事業展開について
   ・ごみ適正排出に向けた地域との連携について

小田 求 議員(未来創造ちば) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
  1 東日本大震災により被災した集合住宅に対する救済について
   ・本市の被害状況について罹災証明の申請があって、市が認定した住家の棟数はどのくらいか
   ・そのうち、集合住宅の棟数はどのくらいか
 2 芸術・文化にかかわる数値及び研究に基づく行財政改革について
   ・文化施策の分野以外においても、実際に本市で経済波及効果を測ったものは今までにあるか

山田 京子 議員(市民ネットワーク) 24分(36分) 一問一答(2回目から)
  1 性的少数者に関する本市の取り組みについて
   ・性的少数者の課題を総合的に取り扱う所管はどこか
 2 市民をとりまく化学物質の軽減策について
   ・健康診断や調査で把握しているアレルギーのある子どもの数及び推移について
 3 計画の進まない道路用地の活用について
   ・都市計画道路の見直し案はできたのか
 

福永 洋 議員(日本共産党千葉市議会議員団) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
 1 福祉行政について
  (1)ワクチンについて
   ・不活化ポリオワクチンの採用の経過と本市の対応について
  (2)お泊りデイサービスについて
   ・本市の実態と考え方について
  (3)障がい者の就労支援について
   ・本市と教育委員会の実態と対応について
   ・民間企業の障害者雇用率は、市内でどうなっているか
   ・障害者雇用率未達成時の納付金はどのようになるのか
  (4)生活保護について
   ・今回のお笑い芸人の扶養問題は生活保護上、どのような問題があるのか、不正受給なのか"
 2 子ども・子育て新システムについて
   ・保育を自治体の義務から責務に緩和し、企業の参入をもたらすこのシステムに問題を感じないのか。
   ・子どもの利益を守ることができると考えるのか
 3 千葉市水道事業について
   ・ホルムアルデヒド汚染について汚染はなぜ起きたのか
   ・本市では問題ないのか
   ・こうした危険性は他には考えられないのか
 4 児童生徒の学びについて
   ・豊後高田市の「学びの21世紀塾」の評価について

山本 直史 議員(未来創造ちば) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
 1 生活保護制度の改善すべき問題点について
   ・過去5年間で、生活保護受給中に2人目の子供に対して出産扶助を出した事例はどれくらいの件数があるのか
   ・働けるのに仕事が無いなどの理由で保護を受けている者のうち、最も若い受給者の年齢は
   ・生活保護受給者のうち保護費が40万円以上の世帯は何世帯か。そのうち、最も高い最低生活費の認定を受けているのはいくらか
 2 千葉から日本を元気にする成長戦略について
   ・地域経済活性化戦略では、特に企業立地、ベンチャー支援を重点化している様に思われるが、10年先を見据えて、他にどのような経済活性化策を進めているのか、具体的な内容を伺いたい
   ・カジノの導入について、推進しようとしているのか、不要と考えているのか、シンガポール視察を踏まえての考えを伺う経済界や市民が誘致の意向を示したら、市長は態度を明確にするということか
   ・カジノが問題であるのならカジノを除いたIRの導入については、どのように考えているのか
   ・IRを検討する専門部署や庁内検討組織を作り積極的に検討を進める必要があるのではないか
   ・昨年度、財団法人千葉市産業振興財団の理事長を民間公募したが、その理由及び狙いは何か
 3 健康で元気なお年寄りを増やす施策について
   ・高齢者の社会参加につながる事業には、どのようなものがあり、参加者は介護保険の認定を受けていない方に対してどれくらいの割合になるのか

以上です。
 




本会議7日目:市政に関する一般質問④
12/06/20
 今日も一般質問が行われました。
 民主党1期目の女性議員2名と自民党2期目の男性議員2名というフレッシュな組み合わせでした。
 以下、質問の項目と簡単な内容を記載します。

田畑 直子 議員(民主党千葉市議会議員団) 50分 一括
 1 災害対策について
   ・津波避難ビルの今後の設置と拡充について
   ・自治会と近隣マンションとの津波避難ビルの協定の進捗状況について
   ・浸水時の住民の二次避難について
   ・海沿いにある公共施設への津波浸水時の避難についてどのような指導を行ったのか
   ・津波浸水時の幼稚園・保育園の避難支援について
 2 総合交通政策について
   ・公共交通ネットワーク向上に対するガバナンスについて
   ・地域住民参画型バスの運行制度や地域アドバイザー制度の検討状況について
 3 学校適正配置と跡地利用について
   ・統合による教職員の業務負担軽減についてどのような配慮をされているのか
   ・統合による教職員の配置及び事務職員・養護教諭の複数配置とスクールカウンセラー配置の配慮について
   ・学校適正配置により学校の総数が減少することを踏まえ、今後の避難所の設置とあり方について
   ・昨年度、今年度に跡地利用が検討されている資産についてはどのような考えで検討するのか
   ・高洲・高浜・磯辺の学校跡地の今後の利用方針決定までのスケジュールについて
 4 科学都市戦略について
   ・理数学習に意欲的な生徒への質の高い学習プログラムの提供と今後の展開について
   ・理科支援員配置事業の今後について
   ・市立千葉高校のSSH指定の現在までの取組みと今期5か年のプログラムについて
   ・地域拠点科学館としての取組みと今後の展開について
   ・子どもが科学を学ぶ機会を拡充するための市内企業との連携について
   ・千葉大学との連携の現状と今後の拡充について
   ・科学への関心を高めるための科学部の活動や科学に関する生徒の取組みの周知の現状と今後の取組みについて

三ツ井 美和香 議員(民主党千葉市議会議員団) 40分 一括
 1 地域リハビリテーションの推進について
   ・現在の千葉市における回復期リハビリ病棟の状況について、どのように認識しているのか
   ・「千葉県脳卒中リハビリテーション協議会」では、具体的にはどのようなことを検討しているのか、また、進捗状況はどうなのか
 2 口腔機能の向上について
   ・特に高齢者に対し、「口腔ケア」「口腔機能向上」についての認識を定着させることは身体機能の向上のためにも重要であると考えるが、当局の認識はどうか
   ・見直し後の健康目標の達成に向けて、これまでの歯の健康に関する市民への普及・啓発についての取組みを、現在、当局はどのように評価・検証しているのか
   ・昨年の基本チェックリスト送付の結果、いきいきあんしんプログラムに参加した高齢者の「元気アップ教室」及び「元気アップ相談」における口腔機能に関する参加と相談の状況と、今後の口腔機能向上に関する当局の方針について
 3 広告事業の推進について
   ・自主財源の確保としての取り組みで、当局の考えている新たな広告媒体とはどのようなものを想定しているのか
   ・公用車の広告掲載に関し、どのように取り組むのか

向後 保雄 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 40分 一括
 1 千葉駅西口再開発事業について
   ・再開発ビルA1棟からA3棟それぞれの進捗状況について
   ・「ウェストリオ」の名称をどのように再開発に活用し、PRしていくつもりなのか
   ・B棟敷地についての利活用方法の検討状況について
 2 都市計画道路千葉港黒砂台線について
   ・千葉港黒砂台線の具体的な役割と期待される成果について
   ・開通時期、使用開始時期は具体的にいつ頃になるのか
   ・歩行者はいつ通れるようになるのか
   ・歩行者の安全確保のための信号機はいつ設置されるのか
 3 千葉駅東口における観光バスターミ ナルの設置について
   ・NTT前の広い歩道を有効活用した観光バスターミナルの設置について
   ・県の物産協会と千葉市観光協会が協力してトイレのある土産屋が借りられるように積極的にNTT千葉に話をしてもらいたいがどうか
 4 建設工事の総合評価落札方式について
   ・「解体工事施工技士」の資格を評価項目に採用することについて
   ・エコアクション21の認証取得を評価項目へ採用することについて

小松﨑 文嘉 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 30分(45分) 一問一答(2回目から)
 1 財政の見通しについて
  (1)債務残高について
   ・普通会計における公債費のピークは
   ・実質公債費比率が20%を下回る見込みはいつか
   ・将来負担比率200%を下回る見込みはあるのか
  (2)扶助費について
   ・生活保護費の市の支出額と国の負担額は、平成24年度予算でどうなっているのか
 2 震災対策について
  (1)防災・減災対策について
   ・市災害対策本部の指揮系統と構成はどのようになっているのか
   ・国及び県並びに電気、ガス等公共機関の支援責任者と市災害対策本部との位置づけをどう考えているか
   ・他都市の支援職員・ボランティアの受け入れと役割をどのように考えているのか
   ・公用車や他自治体応援・ボランティア車両のガソリン調達・給油はどうなっているのか
  (2)災害時の避難について
   ・避難所の指揮系統はどのように決定されているのか
  (3)庁舎について
   ・既存の建物を賃借する場合の候補はあるのか
 3 空き家対策について
   ・本市における空き家対策の現状はどうなっているか




本会議6日目:市政に関する一般質問③
12/06/19
 今日も一般質問が行われました。登壇者は6名で、そのうち3名が自民党になっております。
 何と言っても個人的に注目したのは、「加曽利貝塚」についての質問を共産党の安喰議員と自民党の秋葉議員が行ったことです。これまで「加曽利貝塚」については、その価値を市内外の方々に認識して頂き、恒久的な保存を目指すとともに、観光資源として活用するため、世界遺産登録を目指してきました。その前段階として平成22年度第3回定例会の代表質問において「加曽利貝塚の特別史跡指定」を提案し、以来予算化に向けて要望活動を続けて参りましたが、ようやく今年度の当初予算で調査費が計上され、本格的に始動しました。今回の質問は、そのことを受けての質問だと思われます。加曽利貝塚の今後については、先(6月16日)の加曽利貝塚博物館友の会のエントリで触れていますので、参照ください。

 以下、質問の項目と簡単な内容を掲載します。

川村 博章 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 30分(45分) 一問一答(2回目から)
 1 高速バスについて
   ・市内の高速道路ICから都心を結ぶ高速バスの前年度との比較などを含めた運行本数と利用状況について
   ・高速バスに対する市の考え方について
 2 バスターミナルとパーク・アンド・ライドについて
   ・市内のパークアンドライドの状況について
 3 高齢者福祉について
  (1)介護人材の処遇について
   ・平成24年度、介護報酬改定による介護職員の給与等への影響について
  (2)介護人材の育成について
   ・24年度の「ホームヘルパー2級資格取得支援事業」の内容について
   ・24年度の「ホームヘルパー2級資格取得支援事業」の現在の募集状況について

森山 和博 議員(公明党千葉市議会議員団) 40分 一括 
 1 防災について
  (1)帰宅困難者対策について
   ・公共交通機関との連絡体制の構築の進捗状況について
   ・帰宅困難者の発生抑制について
   ・一時滞在施設等の確保について
   ・徒歩帰宅者の支援について
  (2)延焼防止対策について
   ・「緑と水辺のまちづくりプラン」の接道部緑化の助成制度創設のスケジュールについて
   ・延焼防止策としての生垣を用いたまちづくりの推進について
   ・消防バイクの導入について
  (3)防災意識の普及啓発について
   ・啓発週間を本市としてどのようにとらえ、市民への意識啓発に取り組んできたのか
   ・啓発週間の目的とこれまでの本市での効果について
   ・建築防災週間のこれまでの取組みと評価について
   ・今年度の取組みについて
 2 介護について
  (1)介護人材の確保策について
   ・「ホームヘルパー2級資格取得に対する支援事業」の目的と、第一次実施計画内における人材確保の効果について
   ・介護人材の定着についての対策をどのように検討しているか
   ・介護職員の研修制度を支援する取組みについて
  (2)介護中マークについて
   ・介護中マークの普及について
 3 芝生化について
   ・現時点で校庭等の芝生化が進まない理由と課題に対する取組みについて
   ・今後の校庭の芝生化の計画について

安喰 武夫 議員(日本共産党千葉市議会議員団) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
 1 フランチャイズ加盟のコンビニエンスストアの位置づけと支援について
   ・市税のコンビニ収納の現状と課題について
   ・帰宅困難者への支援で提携しているが、現状と課題について
 2 加曽利貝塚を特別史跡に指定する取り組みについて
   ・加曽利貝塚を「特別史跡」に指定する方針は、どのような経過で具体化されたのか
   ・千葉市文化財保護審議会の審議内容について
   ・博物館友の会や土器づくり同好会などの市民団体への対応について
 3 千葉市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画における家庭ごみの有料化について
   ・有料化は「税金の二重取り」との批判に対する見解について
   ・家庭ごみ有料化が市民の重い負担になるとの認識はないのか
 4 特別養護老人ホームの整備について
   ・特養ホームの待機者について、市全体と区ごとの人数は何人か。
   ・当面の特養ホームの整備計画について

佐々木 友樹 議員(日本共産党千葉市議会議員団) 30分(45分) 一問一答(1回目から)
 1 災害対策について
  (1)液状化対策について
   ・住民の負担軽減への支援策の検討の進捗状況について
   ・工法は、「薬液注入」「連壁囲み」「間隙水圧消散工法」の3つに確定したのか。また、事業計画策定の中で、道路と宅地部分のそれぞれの対策は同一工法を前提としているのか
   ・美浜区内の防潮堤・護岸の復旧工事において、防潮堤・護岸の基礎の液状化対策はどのように扱われたのか。また、今後の対策について、県との協議状況の説明を求める
  (2)津波対策について
   ・県が発表した「津波浸水予測図」に対する見解について
 2 教育費の負担軽減策について
  (1)奨学金制度について
   ・市内にある大学・大学院・短大などの学生の声を、早急に実態を把握すべきではないか
  (2)就学援助について
   ・就学援助の支給月を、学用品の購入時期である4月当初になるように制度の改善をすべきではないか
 3 美浜区の諸問題について
  (1)特別養護老人ホームの整備について
   ・高洲・高浜地区で学校跡施設の活用を含めた、より具体的な特別養護老人ホーム整備計画を持つべきではないか
  (2)高洲市民プールの再整備について
   ・近隣住民や施設利用者にも説明と要望を聞く機会を設けるべきではないか

松坂 吉則 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 45分 一括
 1 生活保護について
   ・社会問題になっているなか、市として国にどのような要望をし、今後どういう取組みをしていくのか
   ・再調査の重要性をどのように考えているのか。再調査を強化すべきと考えるが、実施しないのか
   ・国からの平成21年3月の通知やこれに関連した通知を、市としてどう考えているのか
   ・民主党政権後、国ではどれくらい生活保護受給者と保護費が増加し、さらに、市としてもどれくらい増加しているのか
 2 ハザードマップについて
   ・現在検討しているハザードマップは、これまでとどのような違いがあるのか
   ・ハザードマップの作製部数、配布先、配布方法について
   ・ハザードマップの今後の配布スケジュールについて
 3 ごみ処理行政について
  (1)ごみ処理有料化の問題点について
   ・徹底したPR・啓発活動で十分に有料化をしなくてもごみの削減は可能ではないか
   ・なぜ、有料化について市政だよりで広報を行うことに関し議会への具体的な説明をしなくていいと考えたのか
   ・市民の負担額は、市民にわかりやすい、指定袋50枚入りパックの料金で、広報すべきではないか
   ・清掃工場建設費の180億円について、国の交付金を含めた財源内訳は
   ・現状のまま料金を上げるとレジ袋などルール違反のごみが増えるのではないか
   ・有料化すると、理不尽な要求が増えるのではないか
   ・アンケート結果では75%以上の方々が1袋20円以下、さらには反対を望んでいるが、それでも強引に有料化を進めるのか
   ・アンケート結果では、もし有料化を導入する方向に進んだ場合でも、60%以上の方々が1ヶ月一世帯あたりの負担額が500円以下が良いと考えているが、どのように考えるか
  (2)清掃工場のリスクについて
   ・2工場体制にしたい理由と工場の停止リスクについてどう考えているのか
   ・2工場にした場合、処理能力が低下し、収集業務にも大きな影響をおよぼすと考えるが、清掃工場での収集車の待ち時間はどうなるのか。
   ・仮に2工場体制にしてしまう と、ごみ処理で市民に混乱を招く可能性が高いが、その時市長はどう責任をとるのか
   ・アンケート結果では、80%以上の方々が、リスク等を検証し、目標の修正や3工場体制も考えながら今後の施策を進めるべきと考えているが、どう考えるか
   ・アンケート結果では、60%の方々が、焼却炉が故障し、工場が稼働できなくなるリスクを最も考えなくてはならないと考えているが、どう考えるか
   ・アンケート結果では、80%以上の方々が、2工場体制で焼却炉に無理をかけた場合、停止のリスクが高くなるため、財政効果よりも市民生活に混乱を招いてはならないと考えているが、どう考えるか

秋葉 忠雄 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 30分 一括質問 
 1 国際交流と国際経済交流について
   ・今後の姉妹友好都市交流のあり方について
   ・中国・丹東市との友好都市提携の可能性について
   ・姉妹・友好都市以外の都市との国際経済交流をどのように進めていくのか
 2 加曽利貝塚について
   ・特別史跡指定までの手続きの流れと、現在の再整理事業の状況について
   ・観光資源としての加曽利貝塚のPRについて
   ・中学校社会科副読本での加曽利貝塚の内容充実について




本会議5日目:市政に関する一般質問②
12/06/18
 今日も一般質問が行われました。今日のトピックは何と言っても、千葉市議会史上初めて本会議場で区長が答弁したことだと思います。これは、山浦議員の「3 稲毛区の諸問題」のうち「(2)文教都市のまちづくりについて」の中で、市民団体が提案した事業内容について稲毛区長が答弁したものです。若干、区長が答弁するものとしては無理矢理感がありましたが、今議会から区長の出席が認められ、それが早くも実現したわけですから、ニュースバリューはあると思います。ただ、まだまだ区長権限というのは少ないので、区長答弁が活発化するのは、区への分権がもっと進んでからの話になるでしょうね。
 そのほか、環境局への質問が非常に多い印象でした。岩井議員は井戸水の水質の問題について、段木議員は低炭素社会に向けた取り組みについて、亀井議員は震災瓦礫とゴミの有料化について、山浦議員は紙おむつのリサイクル事業について、それぞれ環境局長へ答弁を求めました。それだけ環境意識が高まっていることの現れですよね。環境局長は今日一日大変でした。お疲れ様でした。(笑)

 それでは、以下、質問事項の概要を掲載します。

岩井 雅夫 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 30分 一括

 1 税務行政について
  (1)固定資産税の賦課事務について
   ・ 既存家屋の増築や未登記家屋の新築等の課税客体の把握はどのようにしているのか
   ・ 平成19~23年度までの5年間の確認調査件数の合計、そのうち課税を見直しした家屋の件数と税額の合計について
  (2)償却資産について
   ・平成22年度と23年度の申告書の発送件数はそれぞれ何件か。当初の未申告件数はそれぞれ何件か
   ・未申告調査をどのようにしているのか。平成22年度、23年度に未申告調査をした結果、税収はどうであったのか
   ・未申告調査の結果、過年度に遡及して課税する必要がある場合、家屋の確認調査も含め、納税者とのトラブルはなかったのか、どのような対応をされたのか
 2 保健福祉行政について
  (1)高齢者福祉施策の現状と県との連携について
   ・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設及びグループホームの整備状況と今後の整備について
   ・特別養護老人ホームなどの整備にあたって、千葉県との連携はどのように行っているのか
  (2)生活保護について
   ・現在も民生委員意見書を求める取り扱いは変わらないのか
   ・生活保護世帯の最終的な進学状況、学習支援に参加した世帯の進学状況について
   ・学習支援事業の今年度の変更点等とその後の方向性は
   ・扶養義務者の調査の方法について。また、判明した扶養義務者全員に援助が可能かどうかの扶養能力調査を行っているのか
   ・扶養能力調査の回答の確認、再調査の実施について
   ・扶養を受けている世帯数、これまでに家庭裁判所へ申し立てた事例について
 3 花見川区の諸問題について
  (1)井戸水の水質について
   ・地下水の調査はどのように行っているのか
   ・異常が発見された場合の対応はどうなっているのか
  (2)防災対策について
   ・花見川区の避難者数と備蓄食糧の現状について
   ・地域の防災力を高めるため、花見川区ではどのような取り組みがなされているのか
  (3)旧畑通勤寮跡地の今後の活用について
   ・国有地である旧畑通勤寮跡地への特別養護老人ホームの整備について、国との協議状況はどのようになっているのか

段木 和彦 議員(民主党千葉市議会議員団) 40分(60分) 2回目から一問一答
 
 1 低炭素社会に向けた取り組みについて
   ・近年の温室効果ガスの排出量はどのように推移しているのか
 2 子供の安全に関する取り組みについて
  (1)地域ぐるみの取り組みについて
   ・地域ぐるみで子どもを犯罪から守るための具体的な取組みについて
   ・本市の各学校においてどのような計画を立て、対応しているのか
  (2)児童虐待防止について
   ・地域における取組みについて
  (3)児童生徒の登下校時における安全確保について
   ・防犯面を含めた通学路の安全確保について
 3 介護予防について
   ・介護予防事業への参加者が少ない理由をどのように考えているか
 4 こころの健康センターについて
   ・多目的室と地域生活支援室などの活用状況と今後の方針について
 5 学校2学期制について
   ・教育課程の工夫・改善を通して、どのような特色ある教育活動が実施されているか
   ・学校2学期制をどのように評価しているのか

亀井 琢磨 議員(未来創造ちば) 30分(45分) 1回目から一問一答
 
 1 震災瓦れきの受け入れについて
   ・震災がれき受け入れの現状について
 2 ごみ問題について
  (1)ごみ処理基本計画について
   ・前ごみ処理基本計画での実績について総括的にどのように評価しているか
  (2)ごみ有料化について
   ・6月1日付けの市政だよりに対する市民の反響・反応はどうであったか
  (3)資源物の休日回収について
   ・資源物の祝・休日収集は、なぜ行われてこなかったのか
  (4)リサイクルの推進について
   ・若い世代への啓発・意識付けについて
 3 市民サービスについて
  (1)子供・若者向けの各種相談におけるメール相談の導入について
   ・「子ども・若者総合相談センター」の進捗状況について

山浦 衛 議員(民主党千葉市議会議員団) 40分(60分) 2回目から一問一答
 
 1 紙おむつのリサイクル事業について
   ・ごみ1/3削減を達成する上で、紙おむつがリサイクル事業化された場合の効果について
 2 路上喫煙の防止について
   ・過料徴収による路上喫煙の防止効果、課題及び問題点について
   ・過料徴収額について
   ・巡視員の人数とその経費について
   ・条例違反者とのトラブルの内容について
 3 稲毛区の諸問題について
  (1)園生の森公園のトイレ設置について
   ・市民の森若しくは市民の森と都市公園が一体となったものがいくつあり、地域にとって自然環境保全のため、また地域の憩いの場所としての意義について
  (2)文教都市のまちづくりについて
   ・千葉大学との包括連携協定締結による連携事例及び評価について
   ・文教都市のまちづくりという観点から、どのような整備が行われてきたのか
   (3)(通称)作草部第2公園及び集会所の廃止について ※質問取り下げ
 



消防団消防操法大会
12/06/17
 今日は、消防団の消防操法大会に参加してきました。
 日頃より消防団の皆様には、それぞれの仕事を持つ傍ら、郷土愛と奉仕の精神から、地域防災の担い手として、住民の生命、身体及び財産を災害から守るため、昼夜を分かたず、献身的なご尽力を賜っておりますことにつきまして、改めて敬意と感謝を評させていただきます。
 本大会は、今回で54回目を迎える歴史ある大会ですが、昨年は東日本大震災の影響で開催が見送られ、二年ぶりの開催となりました。またこの大会は、来る7月8日に市原市で行われる(公財)千葉県消防協会千葉支部消防操法大会への予選会も兼ねており、優勝チームは本市の代表となります。
 実は、中島議員が所属する第3分団1部(生実)はこれまで6連覇をしており、今回も優勝候補の筆頭です。この生実を軸に戦いが繰り広げると思いましたが、勝負というのは面白いもので、生実は二本目のホースを落とすという致命的なミスを犯し、早い段階で優勝戦線から脱落してしまいました。こうなるとどこが優勝してもおかしくない状況が生まれ、俄然面白くなってきましたし、実際に20チームが勝負を終えた段階で、優勝チームはどこか皆目見当がつきませんでした。(もちろんタイムで何チームかには絞られていましたが)

 さて、注目の審査結果は以下の通りです。

・優 勝:第2分団2部(佑光)
・準優勝:第12分団4部(多部田)
・技能賞:第8分団2部(長沼原)
・敢闘賞:第3分団5部(大巌寺)
・敢闘賞:第15分団1部(六通)
・努力賞:第12分団2部(高根)
・努力賞:第11分団4部(和泉)
個人賞
・指揮者:第5分団2部(花島)
・1番員:第13分団4部(中田)
・2番員:第3分団1部(生実)
・3番員:第15分団1部(六通)
 
 優勝された佑光の皆さん、本当におめでとうございます。千葉の代表として7月8日の大会は頑張っていただきたいと思います。
 今回の大会で残念なのは、基準タイムの45秒を下回ったチームが一つもなかったことです。基準タイムを超過した場合は、1秒につき1点の減点ですから、非常にもったいないです。
 いずれにしましても、この操法大会を励みにこれからも地域防災のため、今後とも頑張って頂きたいと思います。



加曽利貝塚博物館の今後の課題
12/06/16
 今日は、千葉市立加曽利貝塚博物館友の会の総会がありました。
 昨年のエントリでも書きましたが、今年も会員の減少傾向に歯止めがかからないようです。現会員数は、63名ですが徐々に減りつつあるため、予算も60名分でしか計上していないのが実状です。
 この友の会は、元々はこの加曽利貝塚を守るために作られた「守る会」から発展して改組された純然たる市民団体です。そのため、他の博物館や美術館等の一般的な友の会と違って、入館料の会員割引や関連書籍の割引購入など、特に得られるメリットが少なく、事務局も独自で、会費収入以外の収入が友の会で作成したパンフレットや絵葉書などの売り上げしかないことから、運営環境も非常に危うい状態にあります。また現会員の高齢化も益々進んでおり、このまま手を拱いていては、いずれジリ貧になってしまいます。(昨年度は夢まるふぁんどからの支援金があったので、予算的には余裕がありましたが。)
 今回は、その危機感から事務局からホームページの充実や会員証を発行し、提示すれば販売委託された書籍のみを割り引きできる仕組みなど様々な新規提案がありました。また、博物館のホームページにも友の会の行っている講演会も掲載して欲しいといった要望や縄文の森構想の進展も館長へ提案されました。
 
 一方で、加曽利貝塚博物館そのものも多くの課題がたくさんあります。
 一つ目は、老朽化(耐震化)の問題です。博物館は昭和41年11月の開館ですから、すでに築後45年以上が経過しております。平成7年時の耐震診断ではIs値が0.33だったことから、耐震補強が必要なのは明らかで、昨年の震災においても、展示場上部のモルタルが剥落し、約4か月間の部分休館を余儀なくされるなど、博物館の老朽化(耐震化)対策は待ったなしの状態です。
 加えて、北貝塚貝層断面観覧施設、住居群観覧施設も昭和43年竣工ですから同様に老朽化が進んでおり、さらに元々が掘ったものをそのまま展示してあるので、画期的な施設である半面、湿気が多いのでメンテナンスが大変なので、この改修もどのように進めていくか頭を悩ますところです。
 ちなみに、南貝塚貝層断面観覧施設は平成6年竣工ですし、切り取った断面を張り付ける方式を採っているので、メンテは楽ですが、実は張り付けた接着剤がいつまでもつのかはよくわかっておらず、これも今後の課題になるかもしれません。
 二つ目は、博物館利用者の減少傾向です。昭和57年度の7万3千人をピークに漸次減少傾向にあり、最近10年間は1万5千人前後で推移しています。1日あたり50名程度しか利用者がいないのです。この主な要因は、小中学生の団体利用が減っていることにあります。少子化傾向にあるので、減少するのは致し方ありませんが、以前に比べると新たな施設もたくさんできており、バスが停めらるような駐車スペースもなく、食事もとれないような施設で、しかも料金も若干の割引だけという状況ですと、どうしても他の施設に流れてしまい、近隣の小中学生ぐらいしか団体利用をして頂けない状況になってしまいます。
 三つ目は、人材の確保です。ここ最近、考古学の専門性をもった専門職の採用をしておらず、職員構成も50代が多くを占めていることから、10年もすると専門職は3名程度になってしまいます。専門職員は、戦力になるまで数年間の養成期間が必要であることから、戦略的・計画的な人材確保策を採ることが喫緊の課題といえます。

 このような課題を解決するためには、もちろん予算要求も大事ですが、今回の特別史跡に向けた調査で注目が集まりつつあるので、もっと加曽利貝塚の露出を上げて、市民全体を盛り上がりを醸成すべきであります。
 例えば、千葉市を「貝塚まち・ちば」としてのキャンペーンを張って、JRやモノレールなどの駅とか道路とかに縄文土器やバナー広告を設置したり、副読本や情報誌に掲載したり、やれることはたくさんあると思います。
 また、お金がかからないところで、加曽利貝塚博物館友の会をはじめ、案内ボランティアや土器づくりの会など加曽利貝塚を拠点に活動してる市民団体と包括協定を締結し、相互にメリットがあるような形で貝塚を盛り上げる方策を採っていけば、各団体も活気づき、いい流れができるのではないかと思います。これによって、友の会の行事が博物館のホームページに乗ったりするなど、メリットも出てくるのではないでしょうか。
 さらに、千葉市観光協会では、昨年の10月2日に「2011秋 駅からハイキング」と題して、モノレールに乗って加曽利貝塚をはじめモノレール沿線の主要ポイントを巡る企画があり、県内外より947名の参加があったようですから、このような企画を引き続き、行っていただいたり、友の会が行っている貝塚巡りの旅なども広く募れば、もっと参加者が増えるのではないかと思います。

 いずれにしてましても、この特別史跡に向けた調査に合わせて、もっと貝塚が注目され、市民全体の盛り上がりが見せられるよう、これからも頑張りたいと思います。



本会議4日目:市政に関する一般質問①
12/06/15
 今日から一般質問が始まりました。
 今回は、共産党2名、自民党、公明党が1名ずつと何となくバランスがとれた構成となっており、かつベテランで味のある議員が揃い踏みで、始まる前からワクワクしていました。
 案の定、それぞれの方々がらしさを発揮した素晴らしい質問だったので、当局も答弁が大変だったと思います。お疲れ様でした。
 以下、主な質問の項目を記載します。
 
野本 信正 議員(日本共産党千葉市議会議員団) 30分(45分) 1回目から一問一答
 1 航空機の騒音対策について
  (1)この深刻な声をどう受け止めているのか、飛行コースの下の市民は耐え難い騒音地域になっていると思うがどうか
 2 商店街の活性化について
  (1)商店街の果たす役割について
  (2)商店街振興策について
  (3)商店街街路灯の補助率引き上げについて
 3 花の名所を整備してふやすことについて
  (1)集客数の現状と目指す集客数の数値目標を示されたい
  (2)花の名所である昭和の森や花の美術館などの集客増の計画はあるのか

橋本 登 議員(自由民主党千葉市議会議員団) 50分 一括
 1 白砂青松(いなげの浜)と花の都・ちばのまちづくりについて
  (1)白砂青松を復元した磯の松原は、都市景観の観点から見てどのような意義があるのか
  (2)花のあふれるまちづくり推進の取り組みは、市民の都市景観美化の意識向上にどのように貢献しているか
  (3)花のあふれるまちづくり推進を今後もきちんと継続していく考えがあるのか
 2 都市計画について
  (1)乱立する高層マンションと地域の住環境について
  (2)用途地域と高度地区について
    ※関連するので上記(1)(2)を一括して質問
 3 市庁舎の耐震性と耐火被覆材として使用されているアスベストについて
  (1)東日本大震災のときは天井の破損などがあったが、どのような対応をしたのか。また、アスベストの飛散を防ぐには、どうすればよいのか
  (2)アスベストを除去する際の課題は何か。また、市庁舎整備基金もない中、これらアスベストの問題を踏まえた上で、今後、庁舎の整備についてどのように検討を進めていくのか

酒井 伸二 議員(公明党千葉市議会議員団) 40分(60分) 1回目から一問一答
 1 防災・減災対策の強化について
  (1)首都直下地震における想定と対応について
  (2)災害時の支援体制について
  (3)公共施設の耐震対策について
 2 高齢者福祉の施策充実について
  (1)孤立死対策と見守り支援について
  (2)介護支援ボランティア制度について
 3 通学路の安全対策について
  (1)安全対策に係る日頃の取組みについて
  (2)緊急点検、新たに実施・検討していることについて
  (3)施設整備の要望件数とその対応について

中村 公江 議員(日本共産党千葉市議会議員団) 30分(45分)  2回目から一問一答 
 1 農業政策について
  (1)後継者対策について
 2 食の安全について
  (1)食材の検査について
  (2)生産者への対応について
 3 自然・再生可能エネルギーについて
  (1)再生可能エネルギーは何施設導入し、出力、発電量、電力消費量及び電力自給率はどのくらいか
  (2)政令市及び東京23区での自然エネルギーの自給率についてはどうか。また、今後の課題について伺う
 4 保育について
  (1)待機児童解消について
  (2)保育をめぐる環境について
  (3)公立保育所の建替えを巡る問題について
 5 千葉みなと駅周辺のまちづくりについて
  (1)中央港土地区画整理事業後のまちづくり

 以上です。



議案の説明パート1
12/06/14
 今日は委員会予備日で休会となっております。私はほぼ常勤なので、今日も議会に行ってましたが。
 ということで、今回は予告しておりました議案の説明をさせて頂きます。
 第1回目は、議案質疑でも質問が集中した「議案第84号 和解にについて」です。この議案に関連して補正予算も計上しておりますので、議案第75号も関連しています。

 まず、事案の概要ですが、平成23年7月25日付け(契約期間は平成24年2月29日まで)で随意契約により、水ing(株)東関東支店(千葉市中央区富士見町)との間で、千葉市衛生センターにおける設備機器修繕の請負契約を49,350,000円で締結したのですが、この契約の中には本来、競争入札によらなければならない建築設備等(建築、空調、外構設備)の修繕をプラント設備修繕と併せて発注しており、相手方には口頭により全ての修繕を一括で行うことを指示する一方で、契約書類については、建築設備等の修繕を除いたプラント設備修繕のみの設計書を作成したという事案です。随意契約した設備機器修繕に、競争入札によらなければならない建築設備等の修繕が含まれていたことから、本契約は無効としました。
 何故、このことが発覚したかといいますと、昨年の12月に備機器修繕の不適正な契約等があった旨の告発文を受領し、同月から調査を開始したところ、今年の3月に不適正な契約事務等があったことを確認したとのことで、4月には裏付調査を実施して、仮和解書を締結
しました。
 和解の内容ですが、契約は無効となっていましたが、水ing(株)は、実際に発注した内容の修繕を完了しているので、市は相手方に出来高分の金額36,750,000円を支払うことで和解するものです。
 この和解金の考え方ですが、まず分離発注した場合の設計金額を算定し、その金額にそれぞれの落札率を加味したものが想定契約額41,974,000円で、この算定額から一般管理費を除いたものが35,000,000円で、それに消費税を加えた金額が36,750,000円という金額になったそうです。
 補正の理由は、本契約が無効であることから、平成23年度予算では執行できなかったのですが、水ing (株)は修繕そのものを完了しており、市にその出来高分について支払義務が生じているため、和解が成立すれば、速やかに和解金を支出する必要があるため、平成24年度6月補正予算により対応することになりました。

 これが議案の内容ですが、一番のポイントは、なぜこのような不適正な契約を行ったかということです。水ing(株)側に落ち度があれば、もちろん和解は成立しないわけですが、和解に至った経緯を聞いていても、水ing(株)はむしろ被害者のような説明です。一般的にこのような事件は、業者側から何かディベート的なものがなければ、わざわざ随意契約で仕事を発注しないと思うのが自然ですが、そういったことは見られないようです。ということは、どういう動機で不適正と知りながら、このような事件を起こしたかが全く理解できないのです。単なる職務怠慢なのか。制度上のエラーのなのか。
 制度上のエラーであれば、制度を見直すことによって防ぐことはできるかもしれませんが、単なる職務怠慢となると、いくら制度を直したところで、あんまり効果はでないと思います。
 今回の事案は、市に直接的な損失は与えていませんが、何となく市の人事管理やコンプラに問題が残っているようで、根は深いように思われます。
 委員会審査では、可決すべきものと決したようですが、引き続き、事件の解明をしっかりして、再発防止に努めてもらいたいものです。



保健消防委員会の概要
12/06/13
 今日は10時から各常任委員会が開催されました。
 私は、今期も保健消防委員会に配属されております。

 初めての委員会ですので、まず委員席の指定と説明員の紹介が行われました。保健消防委員会の所管局は保健福祉局、消防局と病院局ですが、今回、病院局に関しては案件審査がないのに、この紹介だけのためにわざわざ両病院長までお越しになられたのは慣例とはいえ何となく気の毒な感じでした。
 案件審査は、議案4件、発議1件、陳情1件の計6件で、概要は以下の通りです。

(1)専決処分
 ・議案72号 専決処分について(平成24年度千葉市健康保険事業特別会計補正予算(第1号))(平成24年5月29日) ≪健康部≫

 この議案は、平成19年から毎年上程される議案で、平成23年度の国民健康保険事業特別会計において、118億5,000万円の累積収支不足が見込まれることから、平成23年度の予算を増額補正して、繰上充用するものです。
 なお、この繰上充用の法的根拠は、地方自治法施行令の166条の2(翌年度歳入の繰上充用)に「会計年度経過後にいたつて歳入が歳出に不足するときは、翌年度の歳入を繰り上げてこれに充てることができる。この場合においては、そのために必要な額を翌年度の歳入歳出予算に編入しなければならない。」に明記されています。 
 繰上充用については、保険料の収納等を精査し可能な限り必要最小限に押さえ、出納閉鎖日(5月末日)に確定するのが筋ですが、議会開会までの期間がないという理由から出納閉鎖日を待たずに5月29日に専決処分をしたものです。
 毎年毎年同様の説明を受け、毎度毎度収支改善に努められるよう求めてきましたが、ようやく昨年度は約11億円程度、収支が改善し、さらに、一般会計から単年度の実質収支不足を上回る繰入れを行なわれ、累積収支不足も1億154万円削減となりました。
 収支改善の主な要因は、険料の収納率の見込みが前年度に比べ0.4ポイント改善し、保険料が1億2,362万円の増収となったという努力もありますが、65歳以上の方の増加により、国からの交付金が大幅に増額になったことが大きく、まだまだ本市としての努力が必要な状況です。
 今後も「国民健康保険事業財政健全化に向けたアクションプラン」に基づき、保険料の収納率向上などによる歳入の確保、ジェネリック医薬品の普及啓発などによる歳出の抑制などにより、単年度収支の改善に努めるとともに、保制度の抜本的改革や国庫負担などの拡大について、引き続き国に強く要望していくという決意を信じ、賛成多数(反対会派:共産党)で可決すべきものと決しました。


 ・議案74号 専決処分について(千葉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正)(平成24年3月30日)≪総務部≫
 
 この議案は、非常勤消防団員の公務災害補償について、今般、「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が」本年3月30日に公布され、損害補償における介護補償の額の改定がされたことから、この改正政令の基準に従い、損害補償に係る介護補償の額について、所要の条例改正をしたものです。ただ、改正政令の施行日が本年4月1日になっており、条例改正するには、議会を招集する暇がないこと、加えて、改正政令の内容が介護補償の額の引き下げを行うもので、改正政令の施行後に条例を改正し、遡及適用を定めた場合、補償対象者に対して差額の戻入手続等の不利益変更を強いる恐れがあることから、専決処分を3月30日に行ったものです。
 決まったことにとやかく言うつもりはないですが、国も、消防組織法第24条第1項で「政令に定める基準に従い条例で定める」と規定されてることを知っているわけですから、政令を施行日にギリギリに公布するのは本当に止めて頂きたいと思います。このことは、介護保険料の改定の時にも言えますが、地方の実情というか仕事が滞るということを全く解っていないのではないかと言いたくなります。ちゃんと早く公布してよ!ぷんぷん
 ちなみに、介護補償についてはこれまでの支給実績はないそうです。
 これは賛成全員で可決すべきものと決しました。


(2)補正予算
 ・議案75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)中所管 ≪高齢障害部・警防部≫

 まず、保健福祉局所管の補正予算は、社会福祉視察整備助成費についてで、国が「地域包括ケアシステム」を推進するために、「定期巡回・随時対応サービス」及び小規模多機能型居宅介護に訪問看護を組み合わせた「複合型サービス」の整備費用の助成事業を創設したので、本市では、この事業を活用し、新サービスの整備促進を図るため補助事業を実施するため、71,000千円の補正予算を計上するものです。
 財源は国の地域介護・福祉空間整備推進交付金と県の介護基盤緊急整備等臨時特例交付金からなっており、共に補助率は10/10です。内訳は、「定期巡回・随時対応サービス」25,000千円(1事業所分)、「複合型サービス」46,000千円(2事業所分)となっており、事業実施に必要なシステム設置費や備品購入費および事業所整備に必要な工事請負費に充てられます。
 ちなみに、「地域包括ケアシステム」とは、高齢の方々が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、保健サービス(健康づくり)、医療サービス及び在宅ケア、リハビリテーション等の介護を含む福祉サービスを、関係者が連携、協力して、地域住民のニーズに応じて一体的、体系的に提供する仕組みです。
 だんだん介護もハード整備より、ソフト重視になりつつあります。切れ目なく支援サービスを提供するというのがポイントで、「定期巡回・随時対応サービス」は、重度者をはじめとした要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中・夜間を通じて訪問介護と訪問看護が一体的に又はそれぞれが密接に連携しながら、定期巡回訪問と随時の対応を行う24時間サービスで、「複合型サービス」は、「泊まり」、「通い」及び「訪問介護」を一体的に行う小規模多機能型居宅介護と訪問看護のサービスを組み合わせた複合型事業所を創設し、看護と介護サービスの一体的な提供により医療ニーズの高い要介護者への支援を図ることを目的としたサービスとなっております。

 次に、消防局所管の補正予算は、救急救命処置に係る実証研究事業に係る経費として4,000千円計上するものです。内訳は、救急業務検討委員会の委員報酬117千円と救急救命処置実証研究事業費3,883千円で、救急救命士が実施する処置範囲の拡大に向けた実証研究を実施するものです。
 この事業は、4月6日付厚生労働大臣発の救急救命士法施行規則の一部を改正する省令に基づき、新しい救急救命処置のの実証地域の公募に本市の消防局が応募し、実施するものですから、今後に繋がるような実証をして頂きたいと思います。
 ちなみに拡大した処置範囲は、血糖測定と低血糖発作症へのブドウ糖溶液の投与、重症ぜんそく患者に対する吸入β刺激薬の使用、心肺機能停止前の静脈路確保と輸液の実施の3点となっており、これによって救命率の向上と後遺症の軽減を図ることを目的としています。
 ただ、処置行う際に、傷病者又は家族等に対し、「説明」を行い、書面で「同意」を得ることとなっております。現場サイドでは、書面というのは非常に難しいと審議会では申したそうですが、医療側からの反対により、書面の「同意」が必要になったということです。
 いずれにしましても、目的達成のため、今後ますますの努力を望みます。
 当然のように、賛成全員で可決すべきものと決しました。


(3)条例議案
 ・議案第77号 千葉市火災条例の一部改正について ≪予防部≫
 この議案は、危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令が公布され、本年7月1日から「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」が新たに消防法上の危険物に追加されることに伴い、所要の経過措置を講ずるため、条例の一部を改正しようとするものです。
 「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」は、そのもの自体は燃焼しませんが、可燃物と混合すると熱、衝撃、摩擦によって分解し、燃焼を促進する作用があるそうです。
 ちなみに現時点では、市内の事業者で「炭酸ナトリウム過酸化水素付加物」を貯蔵し、または取り扱っているものは確認されていないようです。
 これも賛成全員で可決すべきものと決しました。


(4)発議
 ・発議第10号 千葉市障害者雇用対策検討委員会設置条例の制定について ≪高齢障害部≫
 この発議は、日本共産党千葉市議会議員団が提出したもので、改めて盛田眞弓委員より提案理由が述べられました。提案の趣旨は理解するものの、同様の組織がいくつもあるということから、共産党以外のすべての会派から賛同が選らず、否決されてしまいました。
 ただどの会派も趣旨は理解しており、わが会派としても、制度のハザマとなっている発達障害者に対する就労支援も強化するとともに、引き続き障害者雇用の促進に向け、更なる努力を求めました。


(5)陳情
 ・陳情第8号 一日人間ドッグ費用助成に関する陳情 ≪健康部≫
 まず、陳情者から陳情の趣旨説明を受け、当局から参考意見を聴取しました。
 市が助成している一日人間ドッグは、検査項目及び費用を市の基準に統一しており、検査項目も特定健康診査等と重複していることから、費用助成を効率的に行うため、特定健康診査等を同時に実施することになっています。また、健診結果に応じて、生活習慣の改善等を目的とした特定保健指導も実施することとしており、これらの条件を満たす医療機関をあらかじめ指定して実施している助成事業です。
 ちなみに市内には291の医療機関がありますが、人間ドッグを行っている医療機関は55で、市が指定しているのは、53の医療機関となっています。ほとんどの医療機関で検診可能となっていますが、たまたま今回の陳情者は、指定されていない医療機関の一つである国立病院機構千葉医療センターで受診をしていることから、この指定をなくすことを求めて、今回陳情を提出されたとのことです。
 当局によると千葉医療センターの人間ドッグは独自の検診内容となっており、費用も高めで、基本的には1日2人までしか受け付けておらず、指定を受けると希望者が増えるため、敢えて指定を受けないとのことであります。
 こうなると陳情の相手先は、千葉市というよりもむしろ千葉医療センターに対して千葉市の指定を受けて欲しいと要望すべきものだと思います。もし、陳情者の趣旨の通り、指定をなくしてすべての医療機関で助成が受けられるようになると、検査項目を少なくされたり、保健指導をしなかったりといった、所期の目的が達成することが難しくなってしまいます。そういったことから、採決の結果、賛成少数(共産党のみ賛成)で不採択と決しました。

 
 最後に、引き継ぎ事項となっている「千葉市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部改正について、これまでの経緯を事務局説明して頂き、今後も当委員会で審査をしていくことが決定しました。

 以上であります。




本会議3日目:議案質疑
12/06/12
 今日は議案質疑が行われました。
 質問者は3名で、通告順に福永議員、米持議員、山田議員が登壇しました。
 通告内容は以下の通りです。

福永 洋 議員 (日本共産党千葉市議会議員団) 40分(60分) 1回目から一問一答
 1 議案第72号 専決処分について(平成24年度千葉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号))
 2 議案第78号 千葉市暴力団排除条例の制定について
 3 議案第83号 訴えの提起について
 4 議案第84号 和解について

米持克彦 議員 (自由民主党千葉市議会議員団) 40分(60分) 2回目から一問一答
 1 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)(1)本庁舎整備方策検討基礎調査費
 2 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)(2)衛星センター設備機器修繕に係る和解金
   議案第84号 和解について
 3 議案第83号 訴えの提起について

山田京子 議員 (市民ネットワークちば) 40分(60分) 1回目から一問一答
 1 議案第72号 専決処分について(平成24年度千葉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号))
 2 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)(1)東日本大震災復興基金積立金
   議案第76号 千葉市東日本大震災復興基金条例の制定について
 3 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)(2)液状化対策推進事業
 4 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算(第1号)(3)和解について
   議案第83号 和解について
 5 議案第82号 財産の取得について(野呂調整池)

 ご覧のように、やっぱり衛生センターにおける不適正契約の問題に質問が集中していますね。次いで、国保の専決処分と訴えの提起については2会派が質問しています。
 まず、衛生センターの件ですが、3会派とも和解に至った経緯について問い質しておりました。というのも、どうしても動機といいますか、何故このような事件を起こしてしまったのかということに誰も納得がいっていないからだと思われます。事実、私もよく理解できません。
 答弁からは、仕事を早く終わらせたかったといった趣旨の話がありましたが、仮に設計を建築部へ頼んだとしても1か月程度大目に時間はかかるかもしれませんが、その時間を短縮しなければならないほど緊急性のある工事ではありません。おそらく、単なる担当職員の怠慢であろうというのが大方の見方だと思います。それでも、腑に落ちないというか、モヤモヤは晴れません。
 明日の常任委員会でも質問が相次ぐとは思いますが、最終日に結論出すまでにこのモヤモヤは払拭できるのでしょうか・・・。
 国保の専決処分については、毎年この時期の風物詩となってしまった感じがいたします。正直、抜本的な制度の見直しを行わない限りは、一般会計からの法定外繰入を増額してもらうしか解決策はないでしょう。もちろん、健全化に向けたアクションプランを実行し、成果をしっかりあげることは大前提ですが。
 訴えの提起についても、なぜ10年間もこの問題が店晒しにされていたのでしょうか。様々な経緯があったのは十分理解できますが、もう少し早い対応もできたのではないかと思います。
 いずれにしましても、すべての議案は明日の常任委員会で、更なる精査がなされると思います。
 議案の解説は、おいおいさせていただきます。




本会議2日目:委員の選任など
12/06/11

 本日は、各常任委員会の委員の選任をはじめ、議会運営委員、各特別委員会の委員、監査委員の選任及び農業委員の推薦が行われた後、休憩時間中に各委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。

 ここで、各正副委員長の披露をさせて頂きます。

 

○総務委員会

  委員長:向後保雄議員(2期・中央・自民)

  副委員長:小田求議員(2期・稲毛・未来)

○保健消防委員会

  委員長:山浦衛議員(2期・稲毛・民主)

  副委員長:岩井雅夫議員(1期・花見川・自民)

○環境経済委員会

  委員長:酒井伸二議員(2期・中央・公明)

  副委員長:植草毅議員(1期・中央・自民)

○教育未来委員会

  委員長:小松﨑文嘉議員(2期・稲毛・自民)

  副委員長:秋葉忠雄議員(1期・若葉・自民)

○都市建設委員会

  委員長:松坂吉則議員(2期・美浜・自民)

  副委員長:山岡勲議員(1期・花見川・民主)

○議会運営委員会

  委員長:宇留間又衛門議員(3期・中央・自民)

  副委員長:川岸俊洋議員(5期・花見川・公明)

○大都市制度・都市問題調査特別委員会【名称・目的変更】

  委員長:白鳥誠議員(2期・緑・民主)

  副委員長:盛田眞弓議員(2期・花見川・共産)

○ 防災・危機対策調査特別委員会

  委員長:石井茂隆議員(5期・緑・自民)

  副委員長:黒宮昇議員(3期・若葉・公明)

○少子高齢社会問題調査特別委員会【新設】

  委員長:佐々木友樹議員(2期・美浜・共産)

  副委員長:川村博章議員(3期・花見川・自民)

○監査委員(議案第85号・86号)

  茂手木直忠議員(6期・稲毛・自民)

  布施貴良議員(9期・美浜・民主)

○農業委員

  山本直史議員(2期・稲毛・未来)

  村尾伊佐夫議員(2期・花見川・公明)

  白鳥誠議員(2期・緑・民主)

  橋本登議員(9期・美浜・自民)

 

 以上です。ちなみに私は昨年に引き続き保健消防委員に選任されました。




第2回定例会が開会しました。
12/06/07

 昨日、ヒゲの殿下で国民に慕われておりました三笠宮寛仁親王殿下が薨去されました。 議会の冒頭にも哀悼の言葉を捧げさせて頂きましたが、改めてまして、謹んでご冥福をお祈り申し上げる次第であります。

 

  議会の方は、まず、新任局部長等の紹介が行われました。4月に人事異動してからだいぶ経つのですが、異動後初めて見る方もいたので、何だか初々しさ(?)を感じました。

 そして、先般の全国市議会議長会において、永年勤続表彰及び感謝状を頂戴しましたので、伝達式を執り行いました。

 対象者は在職30年特別表彰の布施貴良議員(9期・美浜・民主)、在職25年特別表彰の石橋毅議員(7期・若葉・自民)と佐々木久昭議員(7期・若葉・未来)の3名で、私が代読して賞状をお渡ししました。ついでに相談役として1年間過ごしたことに対する感謝状が私に送られましたので、副議長から表彰状を頂きました。ちょっと照れ臭いですね。いずれしても3名の先輩議員に対し、改めてお祝い申し上げます。本当におめでとうございました。

 

 次いで、前期に引き続き選挙管理委員長に就任されました山本氏からご挨拶を頂戴し、日程に入りました。

 議事日程は以下の通りです。

 

 1  会議録署名人選任の件

 2 会期決定の件 
 3 大都市行財政制度調査特別委員長報告 
 4 新基本計画等策定調査特別委員長報告 
 5 防災・危機対策調査特別委員長報告 
 6 議案・発議上程(提案理由説明)

 

 なお、市長からの提案理由の説明については、こちら(←クリック)を参照下さい。

 

 散会後は、各会派で議案研究を行い、自民党は18時前に何とか終わりました。




一般質問の通告者数の記録更新!
12/06/04

 本日、議会運営委員会が開催され、平成24年第2回定例会の運営について協議しました。

 まず、議案・発議については、市長からの議案13件、議員からの発議1件の合計14件が現在、提案されており、付託委員会別に見ますと、総務が4件、保健消防が5件、環境経済4件、教育未来1件、都市建設が3件となっております。

 陳情については4件受理しており、付託委員会別で見ますと保健消防1件、環境経済2件、教育未来1件となっております。

 第2回定例会では、審査議案数が少なくなるのは、時期的に致し方ないことで、例年も一般質問と議会内人事が一番の山場となっております。

 そういうことで、今回も質問者数が多く、何と歴代最高の31名が登壇されます。昨年度第3回定例会での29名の記録をあっさりと更新してしまいました。ただ時間は余らせています。

 

 通告者数も決まりましたので、日程案も決まりました。予定通り6月26日(火)に閉会日を迎えそうです。(決定は7日の本会議で行います。)

 いずれにしても、このように議会が活性化することはいいことですね。当局も負けずに前向きな答弁をよろしくお願いします!

 

 




正副議長・代表者会議及び幹事長会議
12/06/01

 6月に入りました。早いですねぇ。

 ということで、6月議会もいよいよ開催間近になってきたことから、市長主催の正副議長・代表者会議が行われました。

 まず、市長から5月15日に熊本市で開催された指定都市市長会議と5月16日に開催された九都県市首脳会議についてと、議案として提出予定の和解案件と液状化対策について報告を受け、その後、総務局長から条例議案等を、財政局長から補正予算について総括的な説明を受け、意見交換を行いました。

 

 代表者会議終了後、直ちに幹事長会議を開催しました。

 協議事項は2つで、1つは防災・対策調査特別委員会からの報告についての取り扱いをどうするか、もう1つは、新基本計画等策定調査特別委員会が調査目的を達成したので、今後の取り扱いをどうするかについてです。

 前者に関しては、引き続き幹事長会議で協議していくことに、後者については廃止が決定されました。その後、新たな特別委員会を設置するかどうかという協議になり、会派持ち帰りとなったところです。

 その他は、事務局からの報告事項で、全部で11項目あったのですが、特筆すべき事項としては、私が熱望していたコラボポロシャツの販売と子ども議会の開催についてです。

 まず、5月1日のエントリで熱望していたコラボポロシャツがついに実現しました!しかし、残念ながら、急遽対応したため、デザインは各チームのロゴを左胸のところに並列しただけの凡庸なものとなっており、販売も職員限定となってしまいました。来年こそは、早く企画しましょう!

 2点目の子ども議会については、今年も開催が決まり、詳細が報告されました。我々への報告より、5月12日に開催された1回目の勉強会の新聞報道の方が先だったということはちょっと納得がいきませんが。

 今年は、7月27日(金)の9時から開催されるのですが、例年と違って小学生は公募制を採っております。昨年の内容もよかったですが、今年はさらに改良を重ねているので、子どもたちから、どんな提案があるか楽しみです。