明日の千葉を見つめて
活動日記
2014年1月

模擬選挙
14/01/31
 今日はみつわ台南小学校で行われた模擬選挙に参加してきました。
 この模擬選挙は、一昨年から開催されていますが、一昨年は2カ所、去年は7か所で行われたものの、議長公務等でなかなか日程が合わず、参加ができませんでした。
 今年は、各区で2カ所づつ、計12回が行われるため、比較的に日程を調整しやすかったので、今回初めてオブザーバー参加をさせてもらいました。
 冒頭の山本選挙管理委員会委員長のご挨拶の中にもありましたが、国内でも非常に珍しい取り組みで、千葉県弁護士会の全面協力によって実現したものです。千葉県弁護士会の皆様にこの場を借りて心から御礼申し上げます。

 しかし、山本委員長は、非常に話が上手ですねぇ。「記憶する授業ではない。自分で考えていいと思うことが正解。」という言葉にも感銘を受けましたが、「他の学校は質問が多かった」とうまく小学生の競争心を煽っていたところが印象的でした。実際、子どもたちから候補者への質問が多くなって、感心した次第です。 

 設定としては、仮想みつわ台市で、市長選挙が行われるとして、「学校の近くに大きな空き地があり、ここをどう活用するか。」が争点となっています。そして、その前提として、人口構成、推移を資料に掲載してあります。
 流れとしては、各候補者の演説、質疑応答、投票、開票という形ですが、投票の流れはほぼ本番同様で、機材も投票用紙も本物を使っているのが重要なポイントです。

 各候補者の主張は以下の通りとなっています。

山田かおる候補
 活用方法:図書館を作る
 理由・主張:
  1.誰でも使える
  2.蔵書数を多くする 映像も見れるようにする
  3.60歳以上の人が多い。こういう人たちも図書館は使いやすい。
  4.お金はかかるが上記のようないい面が多い。

鈴木いちろう候補
 活用方法:公園を作る
 理由・主張:
  1.男女年齢を問わず誰でも使える。
  2.あんまりお金がかからない。建設費も維持費も。維持はシルバーセンターに委託する。これも大きなメリット。
  3.公園は行政しか作れない。他の建物は民間でも作れる。

田中ひろし候補
 活用方法:総合スポーツ施設をつくる
 理由・主張:
  健康な子供だけでなく、健康な大人をつくる。
  人口推計を見ると、60歳以上の人が多く、だんだん増えてくる。そこで必要なのは健康な高齢者をつくること。
  どんなスポーツ施設にするかは皆さんの要望で決める。高齢者向けのものやマイナースポーツ、カーリング、ボルダリングなど。

 立候補者の演説の後、児童からの質問タイムになりましたが、前述したように煽りが効いたのか、子どもたちが積極的に手を挙げ、鋭い質問をしていました。その質問に対して、難なく切り返す候補者の皆さんたちを見て、さすが弁護士だなぁと感心しました。この模擬選挙については、今後、多くの学校で実施してもらためには、弁護士の皆さんだけじゃなくて、マニュアル化して地域の人や大学生にやってもらえるような仕組みづくりをすべきと思っていましたが、この質疑の切り返しは一般の人には厳しいかもしれません。

 質疑応答後、選挙管理委員会事務局から、入場整理券、選挙人名簿のチェック、投票用紙の交付の背いつ名の他、他事記載など、無効投票の説明、投票用紙の記載方法、ユポ紙の解説、投票所や開票所、投票管理者や投票立会人を説明して、投票箱の改めをして投票に移りました。

 さて、その投票結果は、
山田候補 20票
鈴木候補 88票
田中候補 14票
という結果になりました。
 子どもたちに何故その候補者を投票したか聞いてみると、結構自分が好きだからという回答が多かったです。説得力より好き嫌いが優先しちゃった感じですかね。ちなみに去年の題材は図書館の代わりにショッピングセンターの建設が活用方法として挙がっており、このみつわ台南小学校ではその主張をした候補者が当選したらしいです。たぶん、みつわ台にショッピングセンターがないことがその投票行動に反映したんだと思います。
 また、これまで8校でこの模擬選挙を行ってきましたが、その結果、図書館は4校、公園は4校で当選しましたが、スポーツ施設はこれまで選ばれていないそうです。

 最後に、山本委員長の講評と校長先生の挨拶があり、子どもたちに将来選挙に行くかと問うたところ、多くの児童が挙手していたことから、この模擬選挙は効果が高いことが示されたと思います。

 さて、皆さんは誰に投票しますか?